2年前の話です。
俺のスペック
25歳(当時)
身長170cm
体重60kg
顔フツメン以下
オタク
女スペック
24歳
身長160ちょい
体重かなり細身
オタク
顔 かなり可愛い 芸能人だと昔のさとう珠緒みたいなイメージ。
性格は違うけど・・・
出会ったきっかけは某ネトゲのオフ会だった。
自分含めて正直ヌルいプレーヤーばっかで
ゲームにかこつけて遊べればいいやみたいな数人の集まり。
その時のオフ会はなんのかんので10人。
男7人女3人。
女の子のスペックは2人が並かそれ以下その子は化粧もあるのかもしれないが、一番可愛かったと思う。
男達はお察し。
オフ会はそれなりに盛り上がったが、やはり俺含めて男はなんのかんの話題を見つけてはその子の気を引きたがってる感じだった。
この女の子の名前無いと書きづらいので楓ちゃんと呼ぶ事にします。
オフ会の男達は俺含めてテンプレみたいなオタクだったので女の子にガツガツいけるのは皆無。
他の子たちも楽しんでる感じだったけど、やはり俺としては楓ちゃんが気になったわけだ。
まあ↑の感じで俺も時折話せる話題の時にさりげなく話してリアクションもらえると喜んだ。
居酒屋→カラオケのコースのあとは解散。
楓ちゃんともそこで別れる。
楓ちゃんはブログもやっていた。
別に女の子女の子したブログではなく、普通に日常やネトゲや買ったゲームレポ。
しかし、顔を知ったオフ会の後になると、単なる日記でも妙に意識するようになってしまう。
オフ会の日記が更新された時は意味も無くニヤニヤしてしまった。
そしてそれまでは興味が無かった日記の過去ログ(2年分くらい)を全部読み漁った。
ログを読んで行くと、楓ちゃんと俺の共通の好みが見つかった。
ギャルゲーだ。
俺もコンシューマーのベタなものから、エロゲまでかなり好きだった。
彼女も、同じような感じで、新作が出るといくつかはプレイ日記を上げていた。
そして俺はこのチャンスに(世間的には言うほどチャンスでも無いんだろうけど)きっかけをと思ってオフ会お疲れメールを送ってみた。
そこの内容に彼女の日記に書かれていたギャルゲのネタをいくつかふって入れてみた。
メールを打つのもどきどきして、変な汗かいたのを覚えている。
メールを送信してから数日は返事が無く、まずい事を書いてしまったかと不安になった。
それから10日ほどしてPCを見たらメールが返ってきていた!期待半分不安半分でメールを開くとそこには楓ちゃんからの返事が(当たり前か内容は返事が遅れたことに対する謝罪とオフ会の事。
そして、こちらがふったギャルゲの話にたいする数行のレスポンス。
俺は飛び上がるほど喜んだ。
今にして思うと他の人にも同じようなメールをしてるのかもなと思わないでも無いんだけどこのときの俺は単純に嬉しかった。
不細工と思いたくは無いがどう考えてもイケメンとは呼べない俺の人生の中でコミュニケーションをとった中では間違いなく一番可愛いと思った子からのメールだ。
そしてまた震える手で返信に対する返信を書いた。
今度はギャルゲの話題をメインにしてだ。
また向こうからの返事は数日来なかった。
俺は身の程をある程度分かっているつもりだ。
しつこいと思われたかとすこし後悔した。
で、ある日PCを見ると返事が来ていた。
メールを開くと向こうからも俺の書いたレス以上のギャルゲネタのレスが書かれていた。
この時点で俺はかなり舞い上がっていた。
相変わらずネトゲはやっていたが、もうネトゲをとおしての楓ちゃんの事しか考えられなかった。
メールのやり取りは数日に1回のレスポンスに対して俺がほぼ即日返事を書くという感じで2月くらい続いた。
んなやり取りが続く中、ネトゲも皆ぬるく続けていた。
そして2回目のオフ会(単に飲み会)をやろうという事になった。
俺は楓ちゃんが来るかどうか。
もうそれだけしか興味が無かった。
結論から書けば楓ちゃんもオフ会に来ることになった。
メンツは前回のメンツの内男2人と女1人が来れない変わりに、男女1人ずつ新メンバー。
俺は楓ちゃんが来るということで是非も無く参加することにした。
楓ちゃんにも個人的にメールでまたよろしくねー的なことを書いたりした。
そして、その後の楓ちゃんの日記にさりげなく書かれていた1文に目が留まった。
「今度のオフ会の場所初めてで良く分からない、方向音痴orz」
とかかれていて、俺はここで一大決心で俺の携帯のアドレスを送ってみた。
この場所なら知ってるから、もし良かったら俺が駅から案内するよそんな感じの文章を添えて。
メールを送ってから3時間。
俺の携帯が鳴った。
どきどきしながら開くと、楓ちゃんからだった。
アドレスは携帯の! 1人暮らしの部屋で俺は1人ガッツポーズをした。
そして俺は事前の下調べで駅から店までの道を調べた。
本当にアホだなと思うんだが何度も書くが当時の俺は必死だった。
携帯へのメールは彼女からのメールに、では当日はよろしくですみたいなことを1回書いた以外は怖くて打てなかった。
それから数日後のオフ会当日、携帯が鳴り、彼女から何時に待ち合わせますかとメールが来たので返事を打ち、俺はその時間の1時間前からそこで待っていた。
待つこと1時間、彼女が来る。
前回と服装は違っていたが、可愛かった。
向こうも初対面ではないからなのか、結構話し方も砕けている感じだった。
俺としてはまだ緊張していたので、彼女の社交性というかコミュ力すごいなと思っていた。
オフ会の内容は省略する。
程よく楽しく、盛り上がってたと思う。
楓ちゃんは少し酔ったようで、テンションが高かった。
今まで猫を被っていた、というよりは向こうも一応緊張していたのかもしれない。
今回も男達は楓ちゃんに結構な興味があっただろうけれど、俺は心の中で変な優越感を持っていた。
オフ会後の帰り道、これはおそらく本当に偶然だったのだろう楓ちゃんと帰り電車が同じになった。
丁度JR、私鉄、地下鉄が乗り入れるところだったので、ルートがバラけたのだ。
急にどきどきし始める俺。
楓ちゃんはちょっと酔っている。
ここでリア充ならいくらでもやりようがあるんだろうけど、俺にはそんな能力は無い。
ただ、電車が同じだけで幸せだった。
幸せだったが、満たされないもどかしさも同時に味わった。
そうしたら彼女が、よかったらこの後お茶だけ飲まないかと言ってきた。
少し酔い覚ましと、折角だしギャルゲの話でもしようという事だった。
時間は夜の9時くらい、俺は天にも昇る気持ちだった。
少し前のオフ会ではあれだけわいわい喋ったのに、急にどもるレベルまで言葉が出ない俺。
それでも、向こうが聞き上手なのか、お互いの好きなゲームの話で会話は弾んだ。
話を始めてから1時間くらい、彼女のほうも結構テンションが上がっていたのかもしれない。
話題がギャルゲの話題から、エロゲの話題になった。
俺もそれまでの会話の端々からエロゲも知っているんだろうなという感触はあったが、こうして彼女自身の口からでてくると背徳的な感じがした。
所謂葉鍵や型月といったベタなところだけでなく、物によっては俗に言う抜きゲみたいなものでもプレイしていた。
彼女いわく、好みの絵だったら買うそうだ。
その時は喫茶店だったこともあり無難なゲームの話題をメインにして彼女とは別れた。
家に帰ってから、俺はまた楓ちゃんにお疲れメールを打とうと思ったが、頭の中にはエロゲの話題が離れなかった。
正直、俺も男だし彼女の魅力に興奮していないといえば嘘だ。
この日にきていたミニスカートから見える太ももを何度もチラ見していた。
そんな彼女にエロゲの話を振ってみたい。
彼女のメールにエロゲの内容を書かせてみたい。
という屈折した感情が湧いてきた。
あれだけ話題にしたんだから大丈夫だろうという考えと、流石にエロ路線の話しになったら嫌がるだろという考えがせめぎ合う。
コンシューマーになったエロゲから振ることも考えたが、それでかわされたらもう1度話題もふりづらい。
そんなことを悶々と考えて、その日は初めて即日メールが出来なかった。
翌日、俺は考えた末に、エロゲの話題を振ってみることにした。
単純にお勧めのがあったら教えて欲しいとだけ。
それで特にそっち方面に持っていけなくても、関係は破綻はしないだろうと思って。
2ヶ月以上メールして、馴れていたが、ここに来てまた緊張したのは言うまでも無い。
数日後、彼女から返信が来た。
彼女からのメールはお疲れの挨拶と、道案内のお礼。
そして、お勧めのエロゲを書いてくれていた。
書かれていたのは3本。
1本はコンシューマーにもなったやや古めのゲームA。
もう1本は多分オタクなら大半が知ってるレベルのゲームB。
最後の1本がとある小規模メーカーのかなりハードなエロゲCだ。
ちなみに全て俺のプレイ済みだったゲームだ。
注釈に好きな絵で選んでみた、と書いてあったが俺は勘ぐってしまった。
少なくとも、俺はこの手の抜きゲを絵だけの理由で女の子が遊ぶのか?と思うからだ。
まあ勘ぐるといってもそこまでで、それ以上を想像できたわけでもないのだが。
俺は、彼女への返信で嘘をついた。
これでBの話題ではあまりエロ方面の話しに持っていけない気がする。
俺も名作だと思っているし、正直エロよりもストーリーが好きだったからだ。
Aの話題も、本当に可愛い女の子の絵や服に焦点が当たりそうでエロにはもって行きづらそうだ。
というか、Cのエロゲの話題がふりたくて仕方が無かった。
これはいわゆる凌辱ジャンル。
このゲームの話題ならば十中八九エロの話題を避けることは無い。
そう思った俺は、Aは未プレイだけど内容は知ってる。
Bは好きだねーと軽めに。
そしてCのゲームを偶然にも先週プレイしたと言ったのだ。
ゲーム自体の発売はそれよりもかなり前のものだ。
すみません、ちょっと風呂と食事を済ませます。
1時間くらいで戻ります。
待っていていただけると嬉しいです。
また待つこと数日、楓ちゃんから返事が来た。
内容を読むとエロゲCの話題だ。
俺はまたもガッツポーズをした。
内容は絵が好きという無難な内容から、結構ハードな内容だけどね^^;という照れ隠し?みたいな書き方だった。
それだけだったのだが、俺は頭の芯が熱くなるような感じがした。
返信の内容は絵が綺麗なことに同意するのと、さりげなく(少なくとも俺は)ちょっと○○のシーンはすごかったわーとか、本編でのエッチシーンの話題を振ったりした。
後はその中に登場する女キャラの話題などだ。
ぶっちゃけてストーリーはそこまで凝ったものでもないと俺は思っている。
基本エロいことが重要だったので。
そしてメールを送って彼女からの返事を待った。
今度は確か2日だったと思うが、とりあえずかなりの短いインターバルでこちらに返事が来た。
メールチェックは毎日行っていたから俺は驚いた。
彼女からもそのシーンの感想が当たり障りの無い感じで書かれていた。
それだけでもやはり俺は興奮した。
そんなやりとりをまた2ヶ月くらい続けた。
エロゲの話題を交えつつの日常会話だ。
途中でPCから携帯に変えようかと思ったが、なかなかきっかけが見つからなかった。
しかし、文章は所謂敬語からやや砕けた感じの文章にお互いなっていった。
そしてある日、俺の携帯に着信があった。
楓ちゃんから。
俺は焦った。
しかしこれで出なかったらまずいと思い出る。
唐突過ぎて緊張してしまって正直序盤はナニを話したか覚えていないレベル。
少しずつ落ち着いてきて、会話をする。
ソフトバンク同士だからタダで話せる時間なら会話も楽だよねという事。
気のせいかもしれないが、彼女の声が電話越しだとエロく聞こえた。
これはホントに気のせいだろう。
顔が見えないだけで逆に興奮は高まった。
そして、エロゲの話題を改めて振る。
心臓はバクバク言っていた。
彼女のほうはメールと同じように絵の話題をメインにしていろんな絵師の名前を出す。
俺も知っているのには相槌を打つ。
ただ、俺に振って湧いたチャンス、ダメでもともとの気持ちがあって俺は彼女に直接例のエロゲCの話題を振った。
それだけで俺の股間はギンギンになっていた。
そして、彼女からの返事はそのエロゲの話題に乗ってくれたのだ。
シーンの話。
あのシーン女の子ぼろぼろだけど結構すごかったよね、とか。
単語で
「おっぱい」
「精子」
「顔射」
こんな単語が出てくる。
おれはガマンできずに会話しながらオナニーを始めた。
電話越しに会話をしながらシコシコするという初めてのオナニーに俺は背徳的な快感を感じていた。
とはいえ電話にも多少集中しなければならないので少し気を抜くと?俺のモノは柔らかくなってしまったりもした。
そうなったらまたオナニーに集中し…の繰り返しをかれこれ30分以上すごした。
そして電話が終わった。
俺はオナニーに集中し、果てた。
信じられないくらいの量が出た。
その後はお決まりの賢者タイム。
なんというか、面識のある人をオカズにする経験が無かった俺は激しい自己嫌悪に陥った。
というか、親しい女性が殆どいなかったというのもあるのだが。
だがそこは悲しい雄の本能、また数日に1回彼女から電話がかかってくると俺はオナニーをしてしまった。
そしてこちらからもムラムラした時に電話をかける事さえした。
それから1月くらいの間、俺のオカズは楓ちゃんだけだった。
それが過ぎたくらいになると、最初の頃の興奮もやや収まり、電話も時には普通の内容になる。
オカズも楓ちゃんの他にもエロゲやAVも使用するように戻った。
で、ある時彼女の方から良かったら今度遊ばないかといわれた。
これはいわゆるデートなのではないか? 俺は浮き足立った。
正直どうすれば良いのかよくわからないが、行き先は当時それなりに話題だった映画だ。
映画館ならばよほどの不始末が無ければ大丈夫だろうと思い俺は応じた。
デート当日、会うのは3度目。
言うのもなんだが、楓ちゃんは俺から見て本当に可愛かったと思う。
綺麗系と可愛い系のいいとこ取りというか、雰囲気がころころ変わる感じというんだろうか。
映画はそれなりの面白さだった。
お互い満足してこの日は個室居酒屋で食事になった。
その居酒屋で酒もそこそこに入り、俺は彼女に告白する勇気は出なかったが、それとなく彼氏がいるかと聞いてみた。
思い返せばチキンこの上ないし、彼氏がいたらそもそも俺とデートしねえだろと。
返事は
「今はいない」
との事で一安心。
ただ、その質問がきっかけだったのか、彼女の愚痴モードになる。
彼女いわく、自分は結構尽くすタイプだけども遊んでそうに見られるらしい。
あまり外見はそこまで気にしないんだけど私が結構美人に見られるからあまり信じてもらえない。
好きになるタイプの人はあまり私みたいなタイプを好きにならない。
そんなのがあって彼氏とは長続きしない。
等等俺は恋愛経験ゼロで、童貞は過去にソープで捨てただけという身なので適当に相槌をうって当たり障りの無いコメントをするくらいしか出来なかった。
それでも、彼女の愚痴を聞いていると、あれ、ひょっとして俺は彼女の好みのタイプに当てはまってるんじゃね?と思い始めた。
これは彼女の遠まわしな俺へのアプローチなのかなと。
ただそこはやはり俺の女性経験の無さによる卑屈さというか、そんなはずは無いと思って俺は聞き役に徹するだけだった。
食事も酒も一通り平らげての帰り道。
俺は未だにこの日の事を後悔し続けている。
駅に行く途中の薄暗い路地で、楓ちゃんがいきなり俺の肩をつかみ、キスしてきたのだ。
俺は頭が真っ白になる。
何がなんだか分からない。
本当に何秒間そうしていたのかわからないんだけど、唇が離れた後に彼女が俺に
「いくじなし」
といって駆け出していった。
俺はぼーっとしたまま見送るだけだった。
その日はそのまま帰宅し、俺は彼女に電話したが出ない。
メールを打とうにも、文面が浮かばない。
謝るのか、告白するべきなのか、どうしたらいいのかさっぱりわからなかった。
男友達に相談することも考えたが、俺の友人はオタクを隠している職場の付き合いとネトゲの仲間だ。
田舎に友人はいるが、基本喪男のコミュニティなのでどうしようもない。
なによりも俺がホントにこんなシチュに遭うとは信じられなかった。
翌日、今度は俺の携帯に楓ちゃんから着信があった。
出ると、彼女の口調はフランクというか、お酒が入った時のようなテンションだった。
こちらから昨日の事を何か言おうと思ったけれど、なかなかその話題に入れない。
彼女の会話に付き合っていると、彼女がさらっと
「来週から京都に引っ越すんだよね」
と言った。
俺はまた馬鹿みたいにオウム返しに京都?と言うと、仕事の関係らしい。
展開の速さについていけない俺だったが、それでも朴念仁なりに言葉を選んだ。
昨日の事は、俺が好きって言うのを期待してたのかと聞いてみた。
そうしたら、言ってくれたら嬉しかったかなーと。
ただ、こうやって話しちゃった以上今更かも、と言われた。
考えてみればそうかもしれない。
俺も多くいる喪男の例に漏れず、いつか俺に好きといってくれる女の子がいたらいいなあ、というような人間だった。
正直俺は打ちのめされた。
多分もうこんな可愛い女の子と恋愛関係なんていうチャンスは二度と訪れない。
冗談抜きでタイムマシンが無いかと思うくらいに凹んだ。
それでも俺の見苦しさというか、引っ越した後もたまに電話とかは良いか?と尋ねた。
返事はOKだった。
多分彼女の中で俺は友達~知人あたりの位置に納まってしまったのだろう。
彼女の引越しの時、俺は仕事だった。
携帯に
「それじゃ、ばいばーい」
と荷物を引き払った彼女の部屋の写真と一緒にメールが来た。
最初の1月はそれなりにメールをした。
だがそれから3ヶ月は連絡も時々になった。
彼女を忘れようとしたわけでも無いが、風俗にも時々行くようになった。
ムラムラすると行くわけだが、パネマジもあったし、そもそも楓ちゃんクラスの女の子がいるのは高級点の当たりレベルだ(と思う。
行ったこと無いけど)それでもやることはやってしまうんだから賢者タイムの自己嫌悪もある。
そうこうしてるうちに、楓ちゃんへの感情も少し変わってくる。
自分勝手なもんだと思うが、あそこまで思わせぶりなことをしておいてこっちから告白しなかったからさよならってのは酷いんじゃないか。
そう思うときがあった。
怒りではないが、なんだろう、
「そりゃねえよ」
とでも言うのだろうか。
そして、時折楓ちゃんでオナニーをするようになった。
妄想だったり、あるいはエロゲをやりながら、そのプレイの対象を楓ちゃんに置き換えて。
エロゲは俺も最初は特に選んでいたわけではなかったのだが、この頃から所謂ハード系、凌辱やレいプ系を多く買うようになった。
画面内でレいプされ涙を流す女の子の表情を楓ちゃんに置き換える。
そんなある日、楓ちゃんとであってからもう10ヶ月近くが経っていた。
そして思い出した。
翌日は楓ちゃんの誕生日なのだ。
昔ブログで確認して、覚えやすい日付だったので記憶に残っていた。
連絡を疎遠にしていたが、誕生日という口実で電話が出来るんじゃないかと思った。
ぶっちゃけてこの時はまた楓ちゃんの電話オナニーをしたいからだ。
人の誕生日に最低とは思うが、どうしようもなかった。
日付が変わるのを待ち、12時になったら楓ちゃんの携帯に電話をかけた。
数度のコールの後、電話の向こうには楓ちゃんの声。
この時点で俺はもう勃起していた。
久しぶりといいつつ誕生日の祝いを言うと向こうは喜んでいるようだった。
俺は昔のような気を使う事もあまりせずに、やや馴れ馴れしく電話越しに話した。
彼女はそれをどう思ったのかはわからないが、深くは気にしていないようではあった。
誕生日の話題がひとしきり終わった後はエロゲの話だ。
まず、楓ちゃんのほうになにかプレイしたゲームは無いかと聞きつつ、自分のプレイしたゲームの話しをする。
前述のとおり、俺のプレイしていたゲームはハード系ばかりだ。
楓ちゃんもいくつかのタイトルは知っていたようで、けっこうエロいのやってるんだねーとリアクション。
俺もどこのシーンが実用的だったとか、どのシーンが抜けたとかを気兼ねなく話した。
彼女はそんな俺に、結構言うようになったねーとからかい半分だ。
俺も女の子にいやらしいトークをしているという気持ちで電話を切る前に、初めて会話しながら果てた。
片手で携帯、片手でオナニーの為ティッシュを用意できなかったせいで床やらに飛び散ってしまったが、快感は凄かった。
電話越しに向こうが気づいていたかは分からない。
それからはかつての頻度とまでは行かないが、そこそこの回数で電話やエロ内容のメールを打った。
彼女からのリアクションもそれなりに良いものだったので十分使用させてもらった。
そんな関係を半年ほど続けた後だ。
彼女に彼氏が出来た。
俺は、まあそういう可能性も考えてはいた。
そもそも彼女との恋愛関係の道はほぼ閉ざされていたのだから俺には関係の無い話だ。
だが、彼女の言っていた
「長続きしない」
という言葉を信じていた。
それに、エロトークを俺としているような女の子がなんで別に彼氏をつくるんだろうと思ったりもした。
ただ、判断は任せるが、別に彼女はビッチかというとそれとも違うように思う。
真剣な相手がいればその人の事を大事にするのだろう。
ただ、それはそれとして決めたラインを超えなければ異性とエロ話もするんだろう。
彼女いわく、今度の彼氏はそれなりに良い感じで付き合えているらしい。
俺は嫉妬心からなのか、相手の事を聞いた。
大雑把に言えば彼女の地元(名古屋らしい)の友人の紹介で知り合って、意気投合したらしい。
名古屋に勤める普通の会社員で、遠距離恋愛とのことだ。
向こうもオタク趣味はあり、気もあっていると。
俺はそれでも彼女が別れることをどこかで期待していた。
自分の彼女にならないのはともかく、誰かの彼女になるのが悔しかった。
今の自分の『彼女の気軽な友人』という特別感?みたいな優越感みたいなものを失いたくなかったんだろう。
彼女との電話は時折していたが、やはり回数は減ったし、内容もエロゲのトークをするのと同じような感覚で楓ちゃんは彼氏とのデートの話とかをしてくる。
俺はそれを聞くたびにチクリと来るものがあったが、彼女とのつながりを絶つのもいやだったのでずるずるとエロゲトークだけをする男になった。
エロゲトークも興奮はするがそれでもマンネリはマンネリだ。
それに彼氏との関係の相談について振られると、やはり『良い友人』の立ち位置を崩したくない俺は聞き役というか的確ではないにしても彼女の望むような答えを言ったりして感謝されつつ、彼女の仲をとりもっているようにすらなってしまった。
正直この時期は地獄だったと思う。
ぬるい地獄。
縁を切ってしまえば楽になれるが、切りたくない。
でも進展は無い。
そんな生殺しのような半年間だったと思う。
そしてそんな時に、楓ちゃんから電話が来た。
彼氏からプロポーズされたそうだ。
俺は頭が真っ白になった。
長続きしない女の子なんじゃないのかよ。
と突っ込みたくなったが、今回の彼氏が当たりだったんだろう。
ただ、それを聞くと、俺があの時告白していれば俺の彼女に出来たのかもしれないという考えが頭をよぎってきて息が苦しくなった。
彼女と出会って2年近くが経ってこの日が一番辛い日だった。
立場としてはおめでとうと言うしかない。
彼女も断るつもりは無いらしい。
俺は電話を切った後に布団に包まって泣いた。
俺はそれから時折よみがえる後悔の気持ちに悶々としながら2月近くをすごした。
彼女との電話はしていたが、もうオナニーなんて気分じゃなかった。
それでも友人の立場を手放したくないというバカッぷりだった。
だが、彼女がある日俺に言った。
翌月に3日だけ出張で東京に来ると言うのだ。
その時に、もし良かったら食事くらいはしないかと。
俺は浮気になっちゃうよーと言って見たが、別に食事だけだしと彼女は平然としていた。
断る選択肢が無かった俺は本当に情けないと思う。
それでも、写メ1枚無い彼女をせめてあと1回くらい見たかった。
そして、俺は会社に有給を申請した。
それからの1月はどうしようかと悶々とする日々だった。
いまさら婚約解消などできるわけも無いだろうし。
そもそも会って何を話したらいいのか分からなかった。
そんな状態のまま待ち合わせの日が来た。
待ち合わせた場所は都内の某所。
大きな歓楽街というほどではないがそれなりに店も宿も娯楽施設もある。
俺はまた待ち合わせの1時間前には現地にいた。
彼女は予定通りの時間に現れた。
かれこれ1年以上ぶりに見る楓ちゃんは髪型こそ変わっていたが、スタイルも可愛さも変わっていなかった。
それだけで泣きそうになった。
3日の出張の最終日だそうで、食事が終わったら新幹線で帰るらしい。
店は俺が選んだのだが、おしゃれな店など知らないので居酒屋だった。
値段だけは高めの店で個室を選んだ。
会話の内容は当たり障りのないものや、お互いの近況、俺としてはおそらくはこれで最後だろうと思っていたが何を話すのがいいのかわからないまま時間が過ぎる。
そして目立ったことが無いままにチャージの時間が過ぎた。
時間は夜の8時。
8時半の電車で帰るらしい。
楓ちゃんは、店を出た後に俺と少し雑談をした後、電車があるからと急ぎ目にありがとねと言って駅に向かおうとした。
俺はそこで頭が真っ白になって彼女を追いかけた。
駅の近くで彼女に追いついた。
そして彼女にその場で無理やりキスをした。
その後でずっと好きだったと言って、泣いた。
あの時告白しておけばよかった、彼氏が出来たと聞いたときに泣いた、友達の立場を失いたくなかったみっともないくらいに泣いて、言葉も支離滅裂になった。
そして、彼女が手に持っていた新幹線の切符を奪い取って破ってしまった。
俺もこの時の事はうろ覚えだったけど、とにかく楓ちゃんにこのまま行って欲しくないという気持ちでいっぱいだった。
彼女も、それに対してリアクションに困ったようで俺が落ち着くのを待っていてくれた。
考えてみれば万単位の切符破り捨てて無理やりキスとか人によってはそのまま警察送られてもおかしくないよなと今更ながらに思う。
そして駅の外のベンチで座って少し話をする。
話したことはあまり覚えていない。
ただ、楓ちゃんが、もう京都までの電車はないね。
って事を言ったのと誰か(多分彼氏)に電話して、仕事が長引いたから帰宅は明日にすると話していた。
手短に電話を終えると俺の肩をたたいて、とりあえず宿をどうにかしないと、と言ってくれた。
俺も少し落ち着いていて、俺の責任だから俺が部屋を取るって言ってその近くのホテルに行く。
この町は俺が時々行く風俗店がある場所なんだけど、いわゆるシティホテルは俺の知る限り駅の近くのそこそこ高いところだけ。
ラブホテルに行くといったらなにか不味いかもと思った俺はそのホテルに行き、空いている部屋をフロントで確認した。
幸い部屋に空きはあって(やや高目だったけど)シングルとは言わずに、それでも彼女がロビーで待っている時に、ダブルの部屋と言った。
心臓はまたバクバクと動いていた。
部屋に2人で入った。
俺も、急に頭が冷えてきたが、もう後には引けないし、彼女も嫌がってはいない。
楓ちゃんは部屋に付くと苦笑いしながら
「私って昔から押しには弱いのかもしれない」
とかそういうことを喋っていた。
俺は彼女に了解を取らずにそのままベッドに押し倒してキスをした。
彼女も苦しそうにはしていたが、抵抗は特に無かったと思う。
俺は女の子の服を脱がすのが実は初めて(風俗では向こうから脱いでくれた)で、ボタンとかファスナーとかを上手く外せない。
気持ちばかりがはやるが、手は彼女の身体をまさぐり続けた。
そして、上着を脱がすことに成功して勢いブラも脱がせようと思ったけどブラって思った以上にかっちり動かないんだなというのが妙に印象に残っている。
どうにかこうにか背中のホックを外して楓ちゃんのおっぱいを初めて見る。
そういえばログを朝見直したときに書いていなかったんだけれど、楓ちゃんの見た目はさとう玉緒風だけども、スタイルは細身というか、ぽっちゃりではないんだ。
イメージで言うと山本梓とかみたいな感じだ。
盛りすぎだろといわれるかもしれないが、今となっては記憶をたどるしかなくて、このくらいには美化されている。
少なくとも、この時の俺は風俗嬢とかとはぜんぜん違うと思った。
胸が見えたことで俺の理性はなくなっていたと思う。
顔をうずめたり乳首にしゃぶりついたり。
スカートを脱がしつつどうにかして彼女の身体を味わおうと必死だった。
本当にこの時は、何かのきっかけで彼女が目の前からいなくなるんじゃないかと怖かったんだ。
だから馬鹿に思われるかもしれないが、彼女の体のどこかしらに手や身体を密着させ続けていた。
そして彼女を裸にした。
俺も慌てて服を全部脱ぎ、裸になる。
俺は包茎ではなかったが大きさは並くらいだと思う。
改めて裸同士で密着する。
キスも何回かしたと思う。
舌が絡んだのは覚えている。
そして俺の手が彼女の股間に行った。
毛は薄いと思う。
すまん、比較対象を出せる程女の子を見ていない。
ただ、風俗の時と違って、ぬるっとしていた。
楓ちゃんいわく、濡れやすいらしい。
この辺りから向こうも少し会話をしてくれた。
私は結構Mっ気もある。
強引な感じは嫌いじゃない。
この辺はもしかすると俺を気遣ってくれたのかもしれないとこの時は思った。
(あとあと、本当だったのかなと思ってる)それから彼女が自分で自分のあそこを少し弄ってた。
それから俺は生のまま彼女のあそこに挿入した。
彼女に挿入して俺は今まで味わったことが無い快感だった。
締め付けとかもなんだけど、好きな女の子に、しかも彼氏がいる女の子を自分が犯していると思うとホントにエロゲのような展開だ。
正直腰使いとかはぎこちなかった。
それでもシチュエーション補正で快感が天井知らずだった。
後々思えば何も聞かずに生挿入は恐ろしいが、そんなことを考える余裕も無かった。
どれくらいやっていたかは定かではないが、たいした時間ではなかったと思う。
その日までの俺の無気力は、オナニーをする気も失せていたので、1月近くオナ禁状態だったのもでかかったと思う。
イキそうになったところでやばいとは思ったが、器用に止められるはずも無く、挿入したままイキ、その直後に引き抜いた。
彼女の中にも少し出てしまっていたかもしれないが、とにかく引き抜いた後に本格的に射精した。
勢い良く飛び出して、楓ちゃんの腹や腕とかにかかった。
賢者タイムなんてものはなく、俺はそのままどろどろのチンポを彼女の顔に突き出した。
楓ちゃんは特に抵抗無くお掃除フェラをしてくれた。
フェラの快感は頭が痺れるようだった。
すぐにでも2回戦に突入できそうだったが、彼女が少し会話モード。
とうとうしちゃったね。
といわれて、俺もこれが最後のチャンスだと思ったからガマンできなかったといった。
私もこれは流石に彼氏には言えないやと苦笑してた。
俺の下半身はギンギンだったが、彼女との会話は続けた。
俺はまだもっとしたいと言った。
彼女も受け入れてくれた。
少し余裕が出たのか、エロゲの話題も出された。
ホントにエロゲみたいなことになっちゃったねと。
俺もそのとおりだと思った。
俺は勇気とはちょっと違うと思うが彼女にこの日で全て諦めるから、もっとエッチなことをさせて欲しいといった。
勢いで電話越しにオナニーしていたことも話した。
彼女はまたも苦笑。
でも確かに自分は思わせぶりな態度多かったと言った。
やっぱり男の人に好かれるのは悪い気分ではないのと、それなりに自分の可愛さも自覚はしてるからと。
会話が始まるとまた収まってしまうかもと思った俺はまた彼女を押し倒すが、そこで静止される。
安全日ではあるけど、何かあると怖いから一応ゴムはつけてほしいと。
俺も納得はしたがホテルは普通のホテルでゴムは無い。
だから一緒に買いに行くことになった。
彼女は身体の精子を拭って、服を着なおす。
一度裸を見たせいか、服を見てもいやらしく感じだ。
俺も慌てて服を着てホテルを出た。
今更だが、恋人ではないが、それでも手くらいつないで見たいと思って彼女の手を取った。
ホテルの下にセブンイレブンがあるので、そこに行こうと思ったのだが、この日は改装中だった。
それでいわゆる歓楽街方面(風俗で待ち合わせに使われるような場所だ)のコンビニに足を伸ばした。
移動中、彼女は照れ隠しなのか、悔いのないようにねとかからかってきた。
勿論そのつもりだ。
5分ほど歩いてコンビニに行く。
ゴムを買い、どの程度の効果があるか分からないが強壮ドリンクも買った。
それからホテルへ同じ道を戻ろうと思ったのだが、俺にスイッチが入ってしまった。
コンビニを出てホテル側の明るい道ではなく、少し薄暗いラブホテルなどへの道に入った。
強引に楓ちゃんの手を引っ張って路地に入り、古いビルの隙間に入った。
そこで彼女をしゃがませて
「ここで舐めて」
と野外フェラを要求した。
俺はエロゲの中でもいくつか好きなシチュがあるが、その中の一つに町の片隅などのプレイがあった。
この時の俺のテンションで彼女に要求した。
彼女は最初は
「え、大丈夫?」
と不安げだったが、少しして彼女の方からファスナーを下げてフェラをはじめてくれた。
ゲームと違って周囲が気になり、きょろきょろしっぱなしだったが、それでも屋外で性行為をしている状況に興奮はギンギンだった。
少し肌寒い空気に、股間だけは彼女の口内の暖かさ。
唾液に風が当たって冷えて、すぐにまた暖かい口内に。
未知の快感だった。
次第に周囲を見回すよりも、俺のを舐めてくれている彼女を見るほうに夢中になっていった。
こんな可愛い子がこんなプレイまで応じてくれるなんて信じられないと思いつつも、二度とないチャンスを見逃すものかという気持ちだった。
1回出していたこともあって射精には行かない状態だったが、そのまま多分数分そうしていたと思う。
そしたら不意にうしろから声をかけられた。
アジア系の女の人だ。
お姉さんという感じかもしれないがそこまで可愛くは無い。
カタコトの日本語で
「タノシソーダネ」
と。
俺も彼女も不意打ちだったのでびくっとしたが、その女性はそれだけ言うとすぐに離れていった。
俺にしてみれば身も凍る思いだったのに、まるで当たり前みたいに行って離れてしまったその人が俺の中では凄い印象に残っていた。
水を差された形になった俺たちはいったんその場を離れた。
彼女からは
「いきなりでびっくりした」
とまんざらでもなかった(と思う)そして、野外プレイが好きなの?と聞かれて、俺は彼女も知っているゲームの話をして、そういうプレイをやってみたいと思ったんだと正直に言った。
彼女もそれを聞いてニヤニヤ笑う。
そして、ホテルに戻るのではなく、このまま少し外で楽しもうという事に。
時間は夜の10時近くだったと思う。
歓楽街のほうは人が多かったが、ホテル側というか、駅から少し歩いたところに大きい公園がある。
そこの中は歓楽街からも離れているし、トイレや物陰もある。
お互い周囲を気にしながらフェラや手コキを堪能した。
俺も彼女の身体を服の隙間から手を突っ込んでまさぐっていた。
射精したい気持ちも合ったが、賢者タイムが怖かったのもあった。
それになんだかんだで射精してしまうと後始末があってその身動きが取れないときに誰かにみつかったらと思うと、まだびびる気持ちがあった俺はそのぬるい快感を長く味わっていた。
だが、チンコへの刺激はゆるゆるとだが、たえず与えられていたし、このシチュエーションそのものがありえないほどエロイ物だ。
理性は徐々に薄れていたとは思っている。
そんな時に公園の遊具の近くに人影を見つけた。
その公園は本当に都内にしては広くて、端から端はかなり距離がある。
しかし、遠目に観てもその人影が何かは分かった。
学生だった。
しかも、おそらくは中○生だと思う。
時間的に塾帰りだったのかもしれないが、3人いた。
人を見た目で判断するのもどうかとは思うが、オタクというかなんというか、そういう雰囲気だった。
少なくとも危険は無いと思った俺は彼女にまた頼み事をした。
彼女も彼女でテンションはおかしかったのかもしれない。
火照った身体で了承してくれた。
彼女は上着を脱いで上半身裸になり、その上にジャケットを羽織った。
その状態で俺と一緒にその学生のところに向かって言ったのだ。
お互いが好きな某抜きゲの中のシチュなのだが脅迫されて写真部の後輩のモデルを引き受けた女キャラが、事情を知らない後輩の前で服を脱ぎ、裸をさらすというシチュ俺はそのシーンがお気に入りで幾度と無くオカズに使用していた。
流石に全ての再現は出来ないが、年下の少年に裸を見せるお姉さんという状況をやってみたくなったのだ。
雑談に興じていた学生は近づいてくる俺たちに気づいた。
少なくとも俺の外見は不良やらその手の筋合いには全く見えないのでそっち方面の警戒はされなかったと思う。
ただ、近づくにつれて彼女の裸にジャケットを羽織っただけの上半身に目が行っているのが分かった。
そして俺が
「○○(少し離れたところにある観光地)への道を教えて欲しい」
と彼らに聞いた。
彼らもキョドるというかんじだったが、一応道を教えてくれた。
逃げられるかも、と思ったが、意外とそうでもなかった。
楓ちゃんの可愛さもあったのかもしれないと俺は結構本気で思ってる。
俺が道を聞いている間、彼女は胸を丸出しの状態でそこにいた。
恥ずかしそうにしてはいるが、隠そうとはしていなかった。
そして、道を聞き終わり、俺はお礼を言うと彼らのいる遊具に手を付かせて楓ちゃんに挿入した。
状況が飲み込めていない学生達に
「こういうプレイがすきなんだ。
見てもかまわない」
と言った。
彼らは警戒心と興味がたぶん揺れていたと思うが、周囲を気にしつつ若干の距離をとってこちらを見ていた。
その状況に俺はすさまじく興奮して数分も持たずに逝ってしまった。
ゴムの中に大量の精子が出る。
賢者タイムが来るかと思ったが、身体も頭もぼーっとしていてそれこそまたすぐに再開できそうな勢いだった。
学生達はそこまでを観た後に離れていった。
精子の溜まったゴムを彼女に渡すと、彼女はそれを口に垂らして飲んでくれた。
その物凄いエロさにまた勃起したが公園の反対側にやや人影を見かけたのでここではおしまいに。
彼女は上着を着なおして、
「めっちゃ恥ずかしかった」
と言った。
それでもイヤだったと言わなかったので俺は、彼女の裸をもっと晒してやりたいと思うようになった。
時間も明日の朝のチェックアウトまでなのだ。
まだ彼女を味わいたかった。
しかし裸晒しのシチュはそう上手くはいかない。
もともと露出プレイなどやったことが無いし、ノウハウも知らないのでここまでが運が良かっただけだろう。
次に駅近くのマンガ喫茶での露出を試みたが、店内にいたのが中年の親父が多くて、もしかすると通報もあるかもと危惧したのでマンガ喫茶無いではカップルシートでの軽いフェラやボディタッチに留めることになった。
それからホテルに戻り、休みつつではあるが二回セックスをした。
そのあたりになると性欲オンリーとはならずに、時折雑談。
今までの男性暦とか、彼氏とはどんなエッチをしてるのかとか、彼女の体のエロさとか、そういう話題も多かった。
楓ちゃんいわく車の中ですることが多いらしい。
そういう話をして、俺のチンポはどうなっているんだと思うくらいに絶倫だった。
だが時間や彼女と俺の眠気もあって最後の1回戦になりそうだった。
俺は彼女にレいプするようにセックスがしたいと言った。
何でと聞かれたが、俺は楓ちゃんが今までやったセックスは基本はラブラブというか、恋人同士だろうと。
だからシチュでもいいから楓ちゃんをレいプする。
そうすれば俺は楓ちゃんを犯した只1人の人になる、と。
書いてても気持ち悪いと思うが、この時は真剣だった。
そうしたら、楓ちゃんは
「上手くできないかもしれないよ?」
と了承。
しかも、泊まりの出張だったので着替えを持っており、ブラウスとスカート姿になって
「この服なら安物だから破いてもいい」
と言ってくれた。
俺はお礼を言って、いったんシャワー室に行った。
そこで顔を洗って気分を作る。
彼女をレいプするんだと言い聞かせる。
1~2分してシャワー室から出たら俺はすぐに彼女を押し倒した。
彼女は
「いやっ!」
「やめて!」
と抵抗をする。
腕も俺を振り払おうとする。
それだけで俺の興奮度は天井知らずになった。
ブラウスを力任せに引っ張るとボタンがはじけた。
流石にブラはしていなかったのでそのまま裸の胸を弄び、スカートも引き裂く。
破れた服を着ているだけですさまじくいやらしく見えた。
ゴムはつけていたが、挿入した時にも
「たすけて!」
「やめてください」
と声を上げてくれる。
そして腰を降り始めたらすすり泣く声。
演技といえば演技なのだが、十分すぎた。
どのくらいだったか分からないが、俺は彼女をバックで突きまくり、最後はゴムを外して顔の前で扱いて顔射した。
流石にもう濃い精子は出ずに、水っぽかったが。
お互い息が上がっていたが、落ち着くとどちらとも無くお疲れ様と。
流石に疲れも限界だった俺はそのまま眠ってしまった。
楓ちゃんはシャワーを浴びたらしい。
朝になったら物凄い身体のだるさに驚く。
楓ちゃんは隣で裸で眠っていた。
このとき俺は前日の事を思い出して後悔と達成感とが入り混じった状態だった。
冗談抜きでほっぺたをつねって夢じゃないのかと思った。
チェックアウトまで1時間ほどあった。
俺はふと、明るいところでの彼女の裸が見たくて布団をめくった。
朝チュンというには無理があると思ったが、彼女の裸は明るい中で見ても魅力的で、俺は思わず彼女の裸を見ながらオナニーした。
数分扱いて、息が上がってきたところで彼女も目を覚ました。
どうやら俺の息遣いで目が覚めたらしいが、少し寝たふりをしていたそうだ。
俺がイキそうなことを伝えると、目をつぶって口をあけてくれた。
そのまま彼女の口の中に射精した。
量は普通だったと思う。
そして、彼女が飲んでくれるのを期待してみていたら、いきなり彼女が俺にキスをしてきた。
そして舌を絡められて俺の口に俺の精液が。
彼女が離れた後に俺はティッシュに吐き出したが、彼女には
「昨日の分のおしおきみたいなかんじかな?」
と一言言われた。
ホテルを出た後は多分これでもう彼女には会えないんだろうなと思った。
友人としてなら、例えばまたネトゲのオフ会てきなものならばもしかするとチャンスはあるかもしれないが、恋人になれなかったまま未練を持つのもいい加減に終わりにしないといけなかったし今回のようなことは彼女も
「もう二度としないから」
と釘を刺してきた。
俺は了承して彼女を駅まで見送って別れた。
それ以降彼女にはあっていない。
時たまメール位は着たり送ったりするけど、友人というにもやや遠い感じだ。
それから2年経って俺は相変わらず彼女はいない。
その代わり、風俗に行く回数が増えた気がする。
表立って野外プレイをOKしているところは無いが、何回か入った嬢に頼むと了承してくれたりする。
自分でもダメだなあとおもうが、性欲はどうしようもないし、俺みたいな不細工が味わうには楓ちゃんはスペックが高すぎた。
たまにオフ会とかにも行ったりするが、ホントに楓ちゃんは奇跡だったんだなというくらいに女の子とかが可愛くない。
俺も人の事をいえた顔じゃないのは分かっているが、それでもだ。
オフ会自体は楽しいのだが、そういう感想を持つと最終的にはあの時なんで楓ちゃんに告白しなかったんだの後悔にたどり着く。
そんな後悔と楓ちゃんとのセックスの記憶が蘇ってどうしようもなくなると楓ちゃんの思い出でオナニー。
それでもガマンできないと風俗に行く。
気づけば野外プレイに応じてくれる女の子が3人できていた。
エッチ出来たこと自体は最高だったけど、未だに後悔だけは消えない。
そんなお話でした。
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