※長文めずらしく憂鬱そうな顔をした妹が、
リビングでぼーっと天井を見ていた。
妹は19歳、介護系の専門学校に今年から通い始めている。
どちらかいえば、考えるより行動が先の妹が、
考え込んでいるなんてかなり奇妙だ。
「どうかした?」
後ろから、ちょっと声をかけてみる。
「あっ、兄ちゃん・・・・。」
妹は困ったなぁ、って顔をしていたけど、悲しげとかじゃない表情。
どうやら失恋したとか、そんな風ではない。
安心して、相談に乗ってあげられそうだ。
妹はちょっと一息あけて、こう言った。
「あしたさぁ、ちんこ触んなきゃいけないんだよ・・・。」
「はぁ?なんだそれ?」
ちんこって、あーた。
「明日、介護実習でさぁ。老人介護の施設行くんよ。
一日、担当したご老人の介護するんだけどさ、下の世話するジャン。
そうなるとさぁ、人生初ちんこ触るわけなんですよ。」
なるほど。ん?人生初ちんこですか?
彼いたじゃん。高校生のときさ。
そんなことを思いながらも、さすがに人生初ちんこに関しては
突っ込んで聞くわけにも行くまいと思いつつ
「でもな、介護ってのはさ、そういうもんだろ。
それを分かってて、その道に進んだわけだろ。」
我ながら、馬鹿みたいに正論を言ってみる。
「そんなことは、分かってるよ。うん。
介護ってのは、大変で、辛いから、こうやって事業になって、
大きなお金が動いて、人が必要とされてるってのは。
だから、のほほんとしてる私でも、しっかり稼げるかと思ったんだけどね。」
うっ、俺よりちゃんと考えてやがる・・・。
ちなみに俺は、アルバイトしていた本屋を、大学卒業後スライドして社員に。
給料は・・・・・・、実家暮らしでよかったと思う程度。
「じゃあ、なに悩んでるんだよ?」
「悩んでないよ。ただ、悲しいのよ。
なんで人生初ちんこが、ご老人のちんこなのかしら。」
「誰のかわかんない、ちんこよりはいいだろ。」
妹は唇を尖らせて
「なんで私が、誰のちんこか分かんない、ちんこ触んなきゃいけないのよ。」
と、呟いている。
ちょっと頭が痛くなった。
「あのなぁ。お前も女なんだから、ちんこ、ちんこ連発すんなよ。」
「じゃあ、・・・・おちんちん?」
「それもなぁ・・・。」
なにを思ったのか、妹はいきなり立ち上がり
「ペェニースッ!」
と変なドイツ語風発音で叫んだ。
「ちょっと、お前っ」
「ペェニースッ!ペェニースッ!ペェニースッ!」
俺のつぼに入った。腹が痛い・・・。
妹は調子に乗って
「ダズ、イッヒ、ペッ、ペッ、ペェニースッ!」
とか、わけ分かんなくなっている。
ちょっと喘息の発作が出そうなくらい笑った。
ひとしきり笑ったあと、リビングのソファーに二人並んで
のんびりと話し始めた。
高校のときの彼に関しては、妹から話してくれた。
「なんか、まだ早い、まだ早いって感じで、
キスして、手を握って満足してたんだよね。
ん、向こうは満足してなかったかも。
なんか、恥ずいね、こんな話。
だから、人生初ちんこはご老人のちんこなのよ。」
なんだかなぁ。
「ペェニースッ。」
と言ってみる。
「ペェニースッ。」
と言って返してきた。
そんなこんな、話していて、俺はちょっとソファーから
立ち上がった。
「兄ちゃん、どこ行くの?」
「ん、ちょっと。」
妹はニヤリ、と笑った。
ニヤリって文字が浮かんでそうなくらい
ニヤリと、笑った。
「トイレ行くんでしょ?」
・・・・そんな話になったら嫌だなぁ、と薄薄思っていた。
「だったら、どうだって言うんだ?」
「私の人生初ちんこにしようかと・・・。」
急に心臓がバクバクした。
自分でもビックリするくらい、ドキドキした。
すんなり、気の利いたギャグで返せればよかったんだけど、
妹の「人生初ちんこにしようかと・・・。」に
すごくグッときていた。
思えば、この時、人生で初めて妹を異性として意識したのかもしれない。
「馬鹿を言うなよ。大体、あれだ、
うちのトイレは二人では入れませんよ!?」
トイレが二人で入れないのが問題ですか? >俺
なんか、期待してませんか? >俺
妹はニヤリと笑ったまま、いや、心なしか顔が赤くなっていた。
妹はちょっと考えて、思いついたことを次々口にする
「どうする?お風呂なら大丈夫かな?」
「なにが大丈夫なんだよ!俺の気持ちも考えろよ!」
「あのねぇ、介護ってのはそういうもんじゃないでしょ。
介護する側も、恥ずかしいとか、汚いとか、そんなの思わないの!
だって、そんなこと思ったら、安心して介護を受けられないでしょ!」
なんか、急にテンション上がり気味じゃないですか?
「それにね、おじいちゃんとかでも、ちんこ触ると
大きくしちゃう人とかいるんだって。
でも、それはしょうがない事らしいの。」
なんとなく、うなずいて
「男って、おしっこ我慢してると立ちやすくなるんだよ。」
と、へんな予防線を張った。
妹は眼が笑ったまま、真剣な表情を作ろうとしている。
「兄ちゃん、もし兄ちゃんが両足折ったりして入院したらさ、
きっと私が付き添いに行くと思うんだよね。
そん時ちんこ触るか、今触るかの違いジャン。」
「両足折ったりしませんから。」
「じゃあ、両足折られるのと、ちんこ触られるのどっちがいいのよ!」
なんですか、その究極の選択は?
「・・・・ちんこ触られるほう。」
「ほら見ろ!さっさとお風呂場行くよ!」
本当のこと言うと、ちょっと触らせてみようとか、
この時点で俺も考えていたと思う。
この1年くらい彼女もいないし、風俗も行かないので、
なんか悶々としていたのも事実。
しかし、妹相手に「ちんこ触らせてみよう」とかって、
思いついたこともなかった。
というか、普通考えませんよ、現実世界では。
でも、正直、おしっこするのを見られるのはキツイ。
「なあ、その、触るだけならトイレ行った後でよくないか?」
妹は首を振る。
「だめだよ、それじゃ意味無くちんこ触るみたいジャン。
明日の練習を兼ねたほうが、いいでしょ。いいのよ。うん。」
変な納得の仕方をしている。
俺の気持ちの整理も、その変な方法論で解決してください・・・。
なんか、夢見心地というか、頭の回転が止まったまま
妹と一緒に脱衣所に入った。
妹は俺の顔をジーっと見ながら
「ここで下だけ脱いじゃおうか?」
と言った。
「えっと、あれだ、湯船にして流しちゃおう。
全部脱がなくてもできるからさ。」
いきなり下を脱ぐほど、決意ができていませんよ。
「そっか、立ったまま出来るんだよね。
便利だよね。うん。」
便利だと思ったことは今までなかったなぁ。
二人で浴室に入る。
「さて」
妹はちょっと緊張の面持ち。
「それでは、介護を始めます。」
手術をするわけじゃないんだから・・・。
正直、勃起したらどうしようと思ってたが、
とてつもない緊張感から、そんな心配は無用だった。
それより、思った以上に小さくなってる・・・。
えーい、こうなったら思い切るしかない。
思い切って、ジーンズの前を開け、
パンツと一緒におろしてみた。
ちらっと妹を見ると、じーっとちんこを見ている。
むぅ、始めましてこんにちは。
何を思ったか、がっ!とちんこを掴んだ!
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「思ったより小さいね。」
正直な意見が、人を傷つけることもあります・・。
妹は、ちんこから目を離さない。
何を考えているんだろう・・・。
一呼吸おいて、冷静に考えてみると、
妹に、風呂場でむき出しのちんこを握られているのが
すごく馬鹿馬鹿しくなった。
ちょっと、開き直りも入ったのかもしれない。
妹がちんこを握っている感覚が、だんだん身にしみてくる。
「人生初ちんこなわけですが、感想は?」
「あーっ、えーっと。変な感じ。面白い触り心地。」
そういって、にぎっ、にぎっと手を動かす。
うひーっ!それヤバイです!
「ちょっと、まて、動かすな。動かさないで。動かさないでください。」
「ふむ。でもあれよ、大きくなっても冷静に対処するのが介護だから。」
そういって、にぎっ、にぎっと強く握る、弱く握るを繰り返す。
なんか話が変わってませんか?
いったい、何がしたいのですか?
大きくなるのが見たいのですか?
こうなったら、大きくなったちんこを見せてやろうじゃないですか。
というか、刺激に負けて、勝手に大きくなってきました。
まあ、にぎっにぎっと、強く、弱くを繰り返してるだけなので
六分咲き程度ですか。
通常時、ちょっと皮カムリ気味なんですが、
完全に頭部分が覗いてきた。
妹は、頭部分が覗いてきたのに反応して、
鼻を膨らませた。
「兄ちゃん、おしっこ出そう?」
妹は正面から、俺のを握っているので
このままおしっこすると、確実に浴びてしまう。
「いや、そりゃ、トイレ行こうと思ってたから、
出そうと言うか、えーっと。」
正直、出ない。この六分咲き勃起状態では
なかなか出そうでも出ないでしょう。
妹は、ちんこを握りなおしながら、俺の背後に回った。
背後に回るときに、にぎっ、にぎにぎっ、にぎってな感じで
今までの強く、弱くの握り直しではない新たな感覚で、
ちんこが八部咲き程度に成長しましたよ。
妹は背後に回ると、俺の右のわきの下から顔を出して
ちんこを確認している。
右手で根元を握り、左手で、ちんこの頭をきゅっと包んだ。
「これなら、おしっこしても飛び散らないよね。」
頭部分を包んだ左手を、きゅっと動かした。
満開勃起。
ちんこがビクン!と動いたのを、確かに妹も両手で感じていた。
わきの下から出した顔を、俺のほうに向けた。
妹は目を大きく見開いて、明らかに興奮してる・・・。
「あのさ・・・。この状態だと、ちょっと出ないかも。」
「手、邪魔?かかっちゃってもいいよ。介護のときも、結構かかるらしいし。
予行演習、予行演習。」
そういうと、右手をにぎっにぎっ、左手をさわっ、さわっと動かす。
またまた、ちんこがビクッ!と動く。
うわぁ・・・。すみません。気持ちがいいです。
腰が動きそうです。
でも、妹が背後にぴったりくっついて、頭で腰の上を固定されてるので
ちょっと動かすわけには行かない、というかバレる。
この際、バレてもいいような気もするけど、なんかそれは避けたい。
兄が妹の手にちんこ包まれて、腰を動かしてるのは、嫌過ぎる。
「あの・・・、正直に言うと、こう、大きくなってるじゃないですか?
女の子には分からないかもしれないけど、大きくなってると
おしっこ、しにくいんですよ。尿道が圧迫されるのかな?
おしっこでないんですよ。」
なんか、敬語気味で告白しました。
「ふーん・・・。そっか。それで、ちょっとづつ出てるのか・・。」
・・ん?ん?出してないつもり・・・・。
左手の、ちんこの頭を包んでいるほうの手から、にゅちゃ、にゅちゃっと
音が漏れてきています・・・・。
それ、おしっこじゃありません・・・。
違うんです・・・。ガマン汁なんですよ、きっと・・・。
なんか、我慢ならなくなって、ちょっと腰を動かしてしまいます。
「うーっ。」
なんか、声が漏れてしまう・・・。
「兄ちゃんさ、えっと、手、動かしたほうがいい?」
わきの下から、こっちを上目遣いで見てます・・・。
お前、すべて分かってるんですね・・・。兄が感じていると・・・。
「このままだとさ、おしっこできないんだよね?しょうがないよね?」
そう言いながら、両手をはっきりと動かし始めた。
ぎこちない手の動きで、ガマン汁がガンガン出てきます。
しかし、なんでしょう、出ません。なんか出ません。
どれくらいの時間がたったか、わかりません。
手の動きに合わせて、にゅちゃ、にゅちゃっと音がし
二人の妙に荒い呼吸音が浴室に響いてます。
不意に妹が手を止めて、
「だめ、この姿勢疲れる。」
と言いました。
ガマン汁を大量に出し、なんか、まあ出なくてもいいか気分だったので
ここで終了かぁ、すごかったなぁ・・・とパンツを上げようとしました。
妹はすかさず、
「ここ、腰掛けて。」
と浴槽に俺を座らせました。
ちんこ、ぴんこ立ちのまま浴槽に腰掛ける俺。
妹は、そんな俺の正面に正座します。
まっ!まさか、口で!?
そんな姿勢なんですよ、これが。
妹は、手でちんこを掴みなおすと、正面、僕の足の間に正座しながら
しゅこっ、しゅこっと動かし始めました。
さすがに、口でするわけでないようですが、
これは効きます。ずっとじらされ状態だったので、
物凄い快感です。
ちんこのそばに、妹の顔があり、息を感じます。
うわぁ・・・・・・。
妹は、僕の顔をちらっと見たり、ちんこをじーっと見たりの繰り返しです。
ん、妹よ、なんか、正座しているおしりを、ちょっと動かしてませんか?
もぞっ、もぞっ、と妹のおしりが動いてませんか!?
なんか、頭がさらにぼーっっとします。
上から見ていると、Tシャツの襟からブラが覗いてるのが見えます。
そっと手を妹の胸に伸ばしました。
何も考えていません。本能のまま、手を伸ばしました。
妹は胸を触られた瞬間、すばやく手を動かし、俺の手を払いました。
「そういうことはしないの!」
怒られました。
「すみません。」
素直に謝りました。
妹の手が動き、どんどん高まってくるのが分かります。
妹の唇、妹のTシャツの襟から覗くブラを見ながら
限界を感じ始めました。
ふと、妹はちらちら見ていた僕の顔を、
じーっと見つめました。
猛烈に恥ずかしくて、視線を外したいのですが、
目を逸らすことが出来ませんでした。
「兄ちゃんさ、あんまりこっち見ないでよ。」
「あっ、ごめん。」
慌てて視線を天井に向けました。
換気扇を見ながら、あー、換気口に埃がたまってるな
掃除しなきゃなぁ、とか、変なことを思い浮かべていました。
ちんこに感じる感覚が、ちょっと変化しています。
ん?さっきより刺激が少なくなってます。
そっと視線を落とすと、
・・・・・・・妹の片手、右手はちんこですが、
左手は、妹のジャージの中に入ってます・・・・。
慌てて天井に視線を戻しました。
妹は目を閉じていたので、気付かれていないと思います。
俺のちんこをしごきながら、オナニーですか!?
俺の妹って、そんな娘でしたか?
僕も目を閉じて、聴覚に集中します。
暗闇で獲物の気配を探すハンターのようです。
ハンターなんて見たこともありませんが。
ちんこのくちょ、くちょ、という音。
妹のふっ、ふっ、ふっとリズミカルに息をはく音。
自分のはっ、はっ、はっという呼吸音。
そのほかに、妹の左手がジャージとこすれる音。
それと、妹の左手が自分のを触る音が、
くちょ、くちょっという音が
聞こえた気がした瞬間、自分の限界を感じました。
「だめっ!出る!」
妹は目を開けて、パニクリました。
「どうする!どうしよう!?」
咄嗟に俺の口から出た言葉は
「口をあけて!!」
でした。
妹は目を見開いて、なんで!?どうして!?なに!?
と、困惑の表情を浮かべながら、口をあけました。
妹の手が止まったので、自分の右手でちんこをしごきます。
妹は目の前でしごかれているちんこから、目を離さずに
口をあけています。
一度は止まった、ジャージの中に入れた左手も、
再度動き出し、妹は眉間にちょっとしわを寄せて、ちんこを睨んでます。
もうだめ、限界の瞬間、俺は腰を浮かせて、
妹の唇にちんこを押し付けた。
妹も困惑しながらも、ちんこの頭部分をくわえました。
舌が、ちょっとあたるのを、電流が流れるように感じました。
一気に出ました。
妹の口の中に、どくっ、どくっと、今まで経験したことのないくらい
というか、自分の中にこんだけ精子が溜まってるのかと、ビックリしました。
妹はふーっ、と鼻から息をはきながら、俺を上目づかいで見ています。
どうしていいか分からずに、ほっぺをちょっと膨らませ、
ちんこをくわえて、こっちを見ています。
「全部出たと思う・・・。」
妹は唇をするっと離し、
左手をジャージの中から出して、浴槽のふちに手をかけ
口の中の精子を、風呂桶の中に吐き出しました。
左手が濡れていないか、思わず確認したんですが、
多分濡れている?くらいの感じでした。
妹の視線を感じ、視線を妹の顔に戻します。
今まで感じたことがないくらい、妹の表情が読めませんでした。
何を考えてるのか、さっぱり分からない表情でした。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
二人とも無言です。
視線を合わせたまま、無言です。
なんでしょう、ここで「あっはっはっ、変なことしちゃったねー」
とか、軽口を絶対いえない雰囲気です。
しかも、最後には「口をあけて!!」とか、俺言ってるし・・・。
妹から、切り出しました。
「もう、おしっこ出る?」
そうでした、そんな話でした。そんな話がスタートでしたね。
「おっ、おう、出るよ。ちょっと待って。」
僕はふらつきながら立ち上がり、風呂側を向きました。
妹は横から手を添えて、今度は本当に手を添えてるだけなので
自分でもちんこを支えて、おしっこをしました。
妹の手でしごかれ、妹の多分、オナニーを見て、妹の口に出した後とはいえ
おしっこをすることの照れとか、一切なかったのが不思議といえば不思議だった。
妹もおしっこが出るのをボーっと見ているようで、別の世界を見ている視線でした。
おしっこがおわると、妹は
「見せてくれて、ありがとね。ちゃんと、お風呂洗っといてよ。」
と言って、自分の部屋に戻っていきました。
なんか、手を洗ったり、うがいしたりしなかった妹に
またまたグッときていました。
急いで、風呂桶を洗います。
絶対、妹は自分の部屋で、続きを、オナニーをしてるのではないか!?
そんなことを思いながら、風呂桶を洗いました。
洗い終わると、急ぎ足ながらも音を立てないように、
妹の部屋へ向かいました。
中に入るわけではなく、ドアから聞き耳を立てるつもりでした。
妹の部屋に近づくと、ガンガンにCDが流れているのが聞こえてきます。
ドアまでいっても音楽が聞こえてきて、中の様子が分かりません。
頑張って耳を澄ましていると、
「ふうぅ」という声や、バタン!という大きな音が聞こえてきました。
ただ、なかの様子はやはり想像するしかなく、
すごすご自分の部屋に戻って、自力発電をすることになりました。
翌日、仕事を終えて帰宅すると、妹はリビングでグデーっとテレビを観ていました。
不思議と、お互いに昨日の気まずさとかないようでした。
少なくとも、俺にはありませんでした。
「言ってた介護実習、どうだった?大変だった?」
妹はTVから目を離さずに
「ん、担当した人は、自分でトイレいける人だった。
おばあちゃんだったし。」
「そっか・・・・・。」
おばあちゃんでしたか・・・。
なぜだかホッとしたのを覚えています。
まだ人生初ちんこは俺で、唯一のちんこなんだなぁ、とか考えて、
まあ、自分から見ても気持ちの悪い野郎ですね、俺。
それから、夏休みに入り、妹はボランティア兼実習で
忙しく施設を巡っているようでした。
こっちは社会人、しかも本屋なので暦とはあまり関係なく、
お盆をのぞいては、通常通り仕事の毎日。
そんな、8月も終わりのころ、
妹がリビングでTVをぼーっと観ていました。
「忙しそうだな。」
妹はこちらを見るでもなく、生返事。
「うーん。」
俺は冷蔵庫からビールを取り出して、妹の横に座りました。
TVではなにやらお笑い番組が流れています。
「こんなの毎週観てたっけ?」
「観てないよー。」
ビールを飲みながら、TVをぼー。
レイザーラモンが小学生を前に、腰を振りまくってます。
妹が思いついたように、こちらを見ます。
「そうだ!すごいだよ!まじ、すごいの!聞きたい?」
「ん?なに?」
「あーでもなー、人間不信になるかもなー。」
急にドキッとしました。
あれから、お風呂場での一件に関しては、お互い触れることは
なかったのですが、人間不信とか言うと、どうしても俺の
「口を開けて!!」という台詞を思い出すのです。
あれは、兄不信になるよなぁ・・・。
しかし、妹の口調、表情からは俺を嫌ってるようには見えません。
「なんだよ、気になるじゃん。」
ドキドキしながら聞いてみます。
「あのさあ、この前のボランティアなんだけど、精神薄弱の子供の施設でさぁ、
もうさ、無茶苦茶なんだよ。」
「俺は精神病とかの専門知識は一切ないから、あまり詳しいこと分かんないけど、
いわば病気なんでしょ?足を骨折した人が歩けないのと同じで、
それを無茶苦茶とかいうのは、駄目だろ。」
正論です。妹にちんこ咥えさせた男が正論ですよ。
「そんなの、ちゃんと分かってるよ!ただねぇ・・。」
「なんだよ。」
正論を言いましたが、その無茶苦茶ってのも
気になります。
「あのさ、中学生くらいの男の子とかがさ、涎とかたらしてるのよ。」
「まあ、それくらいはあるだろうなぁ。」
「んでね、もう、無茶苦茶なのがさ・・」
ちょっと言いにくそうに続けました
「一日中オナニーしてる子がいるの。」
「一日中?」
「うん、看護士の人とかさ、もう、慣れたもんで、なんとかちゃん、やめようねー。
とか言うんだけど、にこーっと笑ったまま、続けてるの。」
「うへー。それはキツイなぁ。」
妹は、もう、まいったなぁって顔をして
「なんかさぁ、すごい状況なのよ。
牛乳とか、口から溢れさせて飲んでる子がいたり。
でも、一番はそのオナニー君だね。」
と、ため息をついた。
「気持ちいいと思ったら、それが止まらないんだろうなぁ。」
俺も、やれやれといった風に答えた。
「兄ちゃんさ、その子の気持ちは分かるんだ?」
妹は真剣な表情でこちらを見る。
うぅ。真剣に答えたほうがいいよなぁ。
「そりゃ、俺だってオナニーすることあるもん。
でもさ、それはなんか、こう耐えられないときとか、
むらむらする時とかあるんですよ。
四六時中しようとは思わないけど。」
妹は納得したように
「そうだよねー。なんか、耐えられないとき、あったもんねー。」
と笑った。
あの時のことですかね・・・。
ちょっと、意地悪く
「まあねー。女の子でもそういう時、あるんだもんねー。」
と言ってみた。
あの時、お前も左手でオナニーしてたじゃん。
妹は、こっちを赤い顔して睨んで、
「そーですねー!」
と言って、ソファーを立った。
「あっ、怒った?」
思わず、下手に出る。俺、こんなに弱いキャラだったかなぁ?
「怒ってないよ。ふん。」
また、ソファーに座りなおす妹。
心なしか、俺に近い位置に体を寄せる。
おっ、つんでれだ。
この頃覚えた言葉が、頭によぎります。
あのお風呂場の経験以来、ちょっと萌え系の本に
目を通してみている自分が嫌いです。
「なんかさぁ、一日中、男の子のオナニーとか見たりすると、
訳わかんなくなるねぇ。」
とか言って、体をさらに寄せてきます。
「実はさ」
妹は耳元で
「兄ちゃんがしてるの、また見たいんだけど。」
と言った。
また見たい?
えっと、してるのって、自分で自分のちんこを、ごっしごっししてるのを?
妹は今にも、「冗談冗談!」っと言い出しそうな雰囲気。
どうしようと、5秒も悩む時間はない。
物凄い悩み所なんですが、2秒ぐらいで答えを出しました。
「いいけどさ。」
馬鹿です。俺、本当に馬鹿です。病気かもしれません。
何故か、打ち合わせしたかのように、二人で浴室に向かいます。
後で、冷静になってから考えたのですが、
前回の場所が浴室だったと言うのと、
なんとなくベットがある場所、俺か妹の部屋は
まずいんじゃないか?という意識があったと思います。
ベットがあると、絶対行けることまで行く気がしていました。
というか、行きたいのが俺の願望というか、
可愛く言えば、願い事?みたいな。
妹は、無言でまた前回同様、目の前に正座します。
今回は、ズボンとパンツを下ろす前に、完全に大きくなっていました。
一日中オナニー君のことを、馬鹿には出来ません。
妹に見られながら、自分のを右手でしごき始めました。
妹は自分の両手を、自分の太ももあたりで、
ぎゅっと握って、唇をかんでちんこを見ています。
なにか切羽詰ったような表情で、右
手を動かしているのを見つめています。
よく見ていると、右手の動きに合わせて、妹の目が上下に動いていて
なんか、すげぇ可愛いです。
左手を妹のほうに伸ばすと、妹はびくっと体を後ろに反らせました。
「あっ、あのさ、」
「はひ」
妹は緊張してなのか、なんなのか、「はい」が「はひ」になってます。
これが萌えですかね?なんかグッと来ています。
「頭なでていい?」
妹は驚いた表情の後、頭を撫でやすいように、前に持ってきます。
自然とちんこへの距離も近づきました。
右手でじぶんのちんこをしごきながら、
左手で妹の頭を撫でています。
変態です。ど変態です。ど変態警報発令です。
もう自分が嫌になりながらも、ちんこをしごく手が止まりません。
妹の両手も、いつのまにか自分のジャージの中に入っています。
妹は目の前の、本当に目の前のちんこを凝視しながら
両手をもぞもぞジャージの中で動かしています。
ちらっと、妹がこちらの顔を見たときに、
目が合いました。
妹はなんともつかぬ表情で、こちらを見ています。
オナニーをしている所を見られて、どんな気分でしょう?
まあ、俺も見られているわけですが。
妹は、ちんこに目を戻したり、目を閉じたりしながら
どんどん顔を赤くしていきます。
妹が「ふぅーっ!」と変な息を漏らした瞬間、
その息がちんこにかかり、
期せずしてちんこから大放出。
妹の顔にはかからなかったのですが、髪やTシャツには、べっとり行きました。
妹は治まらないらしく、両手を激しく動かして
「うーっ!うーっ!」
なんて言いながら、こっちを見ています。
どうしよう、ちんこを口に押し付けてみようか?
まてまて、ここはそっとキスしようか?
なんて考えていると、
妹はビクッ!と跳ねて、本当に跳ねて、急にぐったりとしました。
ちょっと考える時間が長すぎました・・・。
二人して、呼吸を整え、しばらくぼーっとしていました。
妹が呼吸を整え終わると
「シャワー浴びたいから、出てってもらえる?」
と聞いてきました。
「うん。」
そういって俺は、自分の部屋に戻ろうとしました。
なんか、表情、雰囲気から今日は終わりって感じが漂っています。
シャワーを浴びてから、何かありそうな風ではありません。
「兄ちゃんさ、ありがとね。」
「おっ、おう。」
なんか、このまま風呂覗いたりとかはありえない雰囲気のなか、
急いで自室に戻り、自家発電に勤しみました。
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