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エッチな体験談~今日のおかず~


高圧的でヒステリックな女上司をヒィーヒィー言わせて、性〇隷に!最後はスカトロwwwwwww

関連体験談 :OL職場上司スカ●ロうんこオシ●コM女レ●プお漏らしSM
前の会社をやめた僕は、契約社員ではありますが、

けっこう有名な通信機器関係の会社に

転職することができて喜んでいました。

しかも紹介された直属の上司であるグループリーダーのSさんは、

僕より5歳くらい上だと思いますが30代前半くらいで、

はやりの細いメガネをかけたいかにもキャリアっぽい、

なかなかの美人だったのです。 

正直、楽しそうな職場だなと思いました。

でも、僕のそんな甘い考えは3日と続かなかったのです。

すぐに思い知りましたが、私服OKの職場なのに

いつもスーツ姿でビシッときめているSリーダーは、

高圧的でヒステリックなとんでもない性格ブスだったのです。

Sリーダーは某有名大出身でもちろん正社員なのですが、

僕を含めて6人の部下(男4、女2)は、

みんな三流大出身の契約社員で、

彼女はあからさまに僕たちを軽く見ているのです。
上司には愛想よくて、どんどん仕事を受けてくるので、僕たちに流される仕事量は半端でなく全員ほとんど毎日、夜遅くまで残業させられていました。

それなのにリーダーはねぎらいの言葉のひとつもないばかりか、やれ仕事が遅いだの気が利かないだの、と始終ぶつぶつと文句を言い、書類なども少しでも間違いなど発見しようものなら、ヒステリックな金切り声で文句を言い続けるのです。

「あ~あ。

なんであんたみたいな能無しを私が使わなきゃなんないんだろ、やんなるよまったく」

などと、他のグループにも聞こえるような大声で罵られたことも一度や二度ではありません。

みんなに聞くと僕の前任者もリーダーとの人間関係に耐えられなくて辞めたとのことでした。

それでも、僕はせっかくそれなりの会社にはいれたのだからと我慢に我慢を重ねていました。

そしてそんなある日、ある事をききました、6人のなかで一番古株のAさん(女性)がいうには、Sリーダーはどうも部長と不倫関係にあるらしいという噂が以前からあるというのです。

Aさんも二人が一緒に歩いているところを見たことがあるというのです。

最悪です。

Aさんは、誰が見ても問題があると思えるSさんが、ずっとこの職場のグループリーダーを任されているのは、そのせいではないかと言うのです。

いやになりました。

3ヶ月目にはいると、僕はもう耐え切れなくなって会社を辞めることを決心していました。

不倫女に罵られ嘲られる毎日はどうしても耐え難いものだったからです。

その土曜日も、はじめからできるわけもない量の仕事を押し付けられた、僕と同僚のM(男)はSリーダーと共に休日出勤をしていました。

「まったくあんたらの仕事が遅いのにつきあわされて、せっかくの土曜が台無しよ」

いつもの調子で毒づかれながらの仕事です。

昼休みに行きつけの食堂でMとカレーを食べていると、Mが

「俺、辞めるから」

と言いました。

僕は

「お前もなの、実は俺もやめようと思ってたんだよ」

と言いました。

二人で、あの女は許せないとか意気投合していたのですが、Mはただ辞めるのは悔しいから、辞める前に絶対あの高慢女をぶん殴ってやると言いました。

それでも仕事に戻ると夜の10時くらいまで何事もなかったように仕事を続けて終わらせました。

仕事が終わって、リーダーに報告すると。

「まあ今回は許すけど、これからはちゃんと時間内におわらせてよ、つきあいきれないから」

と言われました。

そのときいきなり、Mが立ち上がりバーンとすごい音をさせて、両手で机をたたくとリーダーのところに歩み寄り

「俺、辞めますから」

そう言って用意してきたらしい退職願をリーダーに差し出しました。

「来週から、もう来ませんから。

総務にいって手続きも郵送でしますので」

と言いました。

急なことに一瞬は驚いたようなリーダーでしたが

「何言ってるの、そんな勝手なことが許されるわけないでしょ、あんたの仕事はどうするのよ。

それに退職願いは2週間以上前に出さなきゃいけない決まりになってるのよ」

と怒鳴り返しました。

僕も驚いたのですがMはいつもとは全然雰囲気の違う荒々しさで

「うるせえ、不倫してるバカ女に説教される覚えはねえよ、なんでも好きにすりゃいいだろ」

「俺は来週は部長の奥さんに、あんたと部長のことを言いに行くし、あんたの親や近所にも、あんたが不倫してる淫乱女だって言いふらして歩くのに忙しいから、来れねえんだよ」

「それじゃ」

ドアをバーンと閉めると出て行ってしまいました。

あっけにとられていたリーダーですが、あわてて後を追いかけて飛び出していきました。

後に残された僕は鍵を警備室に返さなければならなかったので、本当に暴力ふるったりしないだろうなと心配しながら帰宅しました。

その夜、というか、もう朝にちかい4時ごろ僕の携帯が鳴りました。

Mです。

僕は聞きました

「おい、リーダー追いかけてったけど、会ったのか?」

そうしてMはその事件を話し始めたのです。

M

「もしかすると俺、警察につかまるかも・・・」

僕は聞きました

「本当に殴っちゃったのか?」

M

「うん、殴っちゃったし、それにやっちゃったよ」

意味をすぐに理解できなかった僕ですが、すぐに思い当たり

「えっ、もしかしてそれレ●プってこと?」

M

「そうなるかもしんない」

「あのあと、あいつが追いかけてきて、本気かってわめくから、本気だって言ってやったんだ」

「そしたら、そんなことしたら訴えるって言いだしやがった」

「俺は、好きにしろよ、訴えられようが俺はあんたが不倫女だって日本中にバラしてやるって言ったんだ」

「それから例のキリキリ声で、そんなことして何の得になるとか、本当に訴えるとかずっと言ってたけど、歩きながらずっと無視してたら驚いたことに、あの強気のババアが泣き出しやがったんだよ」

「泣きながら、お願いだから奥さんに言うのだけはやめてって言いやがった」

「俺はいまさら知らないよ、身から出たサビだろと言ったんだ」

「そしたら、あのバカ女、なんて言ったと思う、金を払うから黙ってろって言いやがったんだ、泣いたのみて少し同情しかけてたんだけどキレたよ」

「ふざけるな、金なんていらねえ、奥さんや親だけじゃなくて、会社じゅうにバラしてやるって言ったんだ」

「そしたら、こんどは腕にすがりついてきて、なんでもするからやめてくれって、ようするに色仕掛けだよ」

「それで、やっちゃったのか?」

「ああ、やっちゃった。」

「これからなんでも俺の言いなりになるなら許してやるっていったら、それでいいってことになったんだ」

驚きながらも、僕はだんだんとMの話に興奮しはじめていました。

本当にあの高慢女をやってしまったのか?にわかには信じられません。

これはMの作り話ではないのか?

「マグロだよマグロ」

Mが続けます。

「例のあのスーツ、あの女が脱ぐときは見物だったね、電気消せっていうから今夜は俺の好きなようにさせてもらうって言ったんだ」

僕は唾を飲み込みながらききました

「それで、本当に脱いだのか?」

「まあ自分で脱いだよ、全然恥ずかしがりもしないで、全部脱いで横になって」

「石になることにしたんだろ、好きにしていいからなるべく早く終わらせてとか言ってマグロだよ」

「頭にきたからひっぱたいてやった」



「本当に殴っちゃったのか?」

「なにすんのよって怒鳴ったから、もう一発反対のほっぺたもひっぱたいてやった」



「まじかよ~、やばいんじゃねそれ」

僕の懸念など関係ないかのようにMはさらに続けます。

「そしたら急に声が弱くなって、好きにしていいから暴力はやめてって言いやがった」



「うそだ~、あの強気なリーダーがそんなにしおらしくなるとは信じられん」

しかし、素っ裸にされてしまえば、あのリーダーもただの姦られる前の女にすぎないのか。





「それでどうしたんだ」

電話を片手にすでに勃起をしている僕。

「バスローブの紐で後ろ手に縛って、尻も平手でひっぱたいてやったんだよ」

「面白かったぜえ、俺の手形がリーダーの白い尻にくっきりだよ」

「4、5発ひっぱたいて、今までのことを謝らせてやった」

「お前にも見せてやりたかったぜ、俺の手の平の跡のついた尻を、まんこ丸出しで突き出して叩かれながら、今まではすみませんでした、これからは二度と偉そうにしませんって泣きながら言いやがった」

う~ん、僕は思わず唸ってしまいました、まさかMがこんなツワモノだったとは。

「それから、わざと全身、あちこち強く吸って数え切れないくらいキスマークつけてやったんだ」

「嫌がるのが、かえって面白かったな、その後はよかった、すつかり大人しくなったから」

「大人しくなれば顔も体もまあまあだし、細身に見えて胸もけっこうあるんだよ」

「謝ってからは石になるのあきらめたみたいで、それから先は、あへあへ、よがってたよ」

情けないんですが僕はシコシコはじめてました本当にあのリーダーがMなんかにやられて、あへあへよがったのか・・・作り話じやないのか?やはり、なんとなく信じられません。

「それで最後までやっちゃったのか?」

「ああ、2発なかに出してやった」

「何回もいかせたし、口で後始末もさせたし、ざまあなかったね」

逝きました・・・、彼女じゃなくて僕です。



「もしかして、写メとかないよね~」

M

「ないわけないだろ、今送ってやるよ」

す・すごいことに・・・・本当にあのリーダーのエロ写メールが見られるのか?まちがいなく、あのリーダーの写メが送られてきました。

す・すごい・・・・思わず絶句しました。

でも、ちょっとさすがに可哀想かも・・・穴まで見えている手形のついた尻のアップと、もう一枚、こちらは前の穴、局部全開のM字開脚です。

濡れ光った局部は、ついさっきまで男を受け入れていたのが誰の目にもあきらかな惨状で、そんな姿の写真に顔もしっかりと一緒に写っています。

化粧が流れたのか黒く涙がながれた跡がのこる顔ははっきりとあのリーダーだとわかるもの。

これは、撮った方も撮られた方も、ただではすまないような。

自分で催促しておきながらなんだけど、他人に見せてはまずいよなあ。

Mがここまでやるとは・・・それにリーダー、縛られてるので撮られるのを拒めなかったのかそうでなければ、いくら不倫をばらされたくないからといって、合意でこんな恥ずかしい写真を撮らせたのか・・・作り話ではなかったのです。

今度は僕も信用せざるをえませんでした。

鼻血が出そうでした、写真を見ているだけで、自分がしたのではないのにリーダーを征服したような、なんだかそんな気持ちになりました。

Mは

「これでもう満足だ、やっぱり会社にはもう行かないよ」

と言いました。

「あの女もさすがに少しはこりただろう、もうあんな生意気な態度はとらないと思う」

「帰るときは無言だったけど、なにか思いつめるような顔してたから、もしかするとやっぱり訴えられるかもしれない」

とも言っていました。

「レ●プじゃなくて合意だけど、脅したのも確かだし」

次の日曜日、情けない話ですが、僕は部屋にこもって、自家発電にはげんでいました。

あんなに憎いと思ったリーダーですが、写メを見ながらおかずにしていました。

嫌いな女でも、身近な女の恥ずかしい写真はやはり興奮します。

Mがあんなツワモノだったとは、そして僕はなんて情けないことをしているんだろう。

月曜日、やはりMはもう会社には二度とこないつもりのようです。

リーダーも休んでいました。

「なんだか熱でたから休むって」

「へ~、珍しいこともあるなあ、リーダー休んだの初めてみたよ」

僕だけは理由を知っていますが、もちろん黙っていました。

次の火曜日、リーダーは出社してきました。

いつもの颯爽としたスーツ姿、なんだかちょっと元気がないこと以外には今までと変わりません。

そして珍しく定時で帰っていきました。

「やっぱり体の調子が悪いのかねえ」

「いつも風邪ひいててくれるといいのにねえ」

同僚たちの、軽口にもつきあわず、僕はこっそりと携帯の写真を見ていました。

それからは、平穏で気分の悪い毎日にもどっていきました。

リーダーも以前と同じように毒舌も復活して、元の嫌な女へと戻りました。

どうやら訴えることはなかったようです。

僕が写真を持っていることはもちろん知らないのでしょう。

僕は心の中では

「いつか、この写真をネタにリーダーを脅して、やってやる」

などと叫んでいましたが、同時に自分にそんな勇気がないことも十分承知していました。

そうして、何日がたったでしょう、その電話がかかってきました。

Mからです。

Mが言うには、あの後2回リーダーを呼び出して

「やった」

というのです。

あんなに

「訴えられるかも」

と暗い顔をしていたのに、なんという奴でしょう。

会社ではあいかわらずで、そんなのは信じられないと僕が言うと明日、会社に残した私物を取りに行くので、そのときにまた話そうと言いました。

Mの補充採用はまだされていなくて、机もそのままになっていました。

誰にも会いたくないから8時に行くので、その時間に僕にも出社しろというのです。

会社は9時が始業ですがフレックスでIDがあれば7時から出社できます。

実際はほとんどの人が9時以降の出社で、8時ころはほとんど人影まばらです。

次の日、僕が8時ちょっと過ぎに出社すると、Mの机のうえがきれいになっていました。

どうやらMが先にきて片付けたようです。

しかしMの姿が見当たりません。

そうこうしているうちに僕の携帯電話がなりました。

Mからです。

「おう、今、○○号応接室にいるんで来てくれ」

どうやら他の社員にあまり会いたくないので応接室で待っていたようです。

こんな早朝に応接室を使うものはほかにはいません。

人気のない通路を通り、一番奥の応接室のドアを開けようとすると中から鍵がかかっています。

「おう、今あけるよ」

なかからMの声がしてドアがあきました。

僕は部屋にはいっていいました。

「久しぶりだな、でもこんなとこに隠れるみたいにしなくても」

「誰もお前のやったこととか本人しか知らないんだし、私物くらい堂々と取りに来ればいいのに」

そういいながら、ブラインドのしまった窓側の床にある何かに僕の視線がとまりました。

「????」

なんだろう。

そこにあってはならないもの。

はだかの、文字通り一糸まとわぬ素っ裸の女が、ひざをかかえるようにして、しゃがんで下を向いてそこにはいました。

「・・・・」

声にならない僕

「さてと続けようか、心配するな○○(僕のこと)は俺たちのこと知ってるし」

「あの写真も見ちゃってるんだから、誰にも言わねえよ」

Mがそう言いながら窓際に近づきます。

「お願い、服を返して」

裸の女が小さな声でいいます。

リーダーだ・・・・

「続けないなら俺は帰るよ」

Mが足元にうずくまる裸の女を見下ろしながらいいます。

リーダーは少しいやいやをするように左右に頭を振るようにしましたが、すぐに手をのばしてMのチャックをあけ、起立した男根を手馴れたようすで取り出すとなんの前触れもなく、股間に顔をうめました。

そうして、その頭が前後へと繰り返し動きはじめます。

そうです、会社で、会社のなかで、素っ裸のリーダーがMにフェラチオ奉仕をしているのです。

僕はただ呆然とその光景を眺めているしかありませんでした。

Mの分身の根元に右手をそえて一心不乱に頭をふりつづけるリーダー。

やがて、そのときがきてMが射精したのがはっきりとわかりました。

そして、リーダーはそれを飲んだのです。

なにをしているんだこの二人は?ここは会社だぞ。

応接室とはいえ女が会社で素っ裸になるなんて・・・それにフェラチオ、ここは会社だぞ。

僕の思いは声にはなりません、ただ立ちつくしていました。

チャックをしめるMにリーダーが弱々しく言います。

「お願い、服をかえしてください」

僕は一言もしゃべれず、目でMに質問していました。

「ああ、全社に写メ流されるよりはって、脱いだから、そこのキャビネットに服入れて鍵かけちゃったんだ」

「鍵は俺が持って、そろそろ帰ろうかなと・・・」

「お願い、そんなことしないで、お願いだから服もかえして・・」

ほとんど哀願にちかいような声でした。

M

「う~ん、おまえ態度かわってないらしいじゃん」

「その素っ裸の格好でも同じようにできるか、みんなに見せてやれよ」

「さて、俺は帰るから」

リーダー

「待って、お願い、ごめんなさい」

「お願い、これ以上いじめないで、もう十分でしょう」

「お願いだから鍵を、服をかえして」

M

「俺はもう満足だよ」

「でもなあ○○(僕のこと)とかほかのみんなは、どうだろう」

「素っ裸さらして、みんなにわびるんだな」

リーダー

「お願い、もう二度としないから」

「そうしろって言うなら、会社もやめるから」

「お願いだから服だけは返して」

M

「そうか、それじゃ最後のチャンスをやるよ」

「一度しか言わないぞ、そのとおりにしなければジ・エンドだ。」

「俺は本当に帰るし、Sがここで裸になってるって聞けば、みんな見に来るんじゃないかな」

次にMの口から出たのは信じられない言葉でした。

M

「そこのキャビネに手をついて、尻をつきだして、お前の大好きなバックで○○(僕)にやってもらえ」

Mが何を言ったのか、僕には瞬間には理解ができませんでした。

でも、僕が言葉の意味に気づくのと、リーダーがMの足元でつぶやくように答えるのが同時でした。

「わかった、わかったから、もうやめて」

「すればいいんでしょ、するわよ、もうどうせ同じだし」

「だから服を、鍵をかえして」

僕は喉がカラカラになってしまいました。

Mの言葉でさえ信じられない提案だったのに、まさか、あのリーダーが、そんな無茶な提案を、それを受け入れるなどとは。

しかも、ここは会社です。

もう何がなんだかわからない気持ちで、ただ呆然と立ちつくしていました。

リーダーは今までペタリと座りこんでいたMの足元からノロノロと立ち上がりました。

最初はうずくまるようにしていましたし、フェラのときはMの腰から下に隠れるような感じでいたので、あのお高くとまったリーダーが裸でそこにいるという衝撃はあったものの、それほど全てがあからさまになっていたわけではありませんでした。

それだけに、立ち上がったリーダーの姿は、僕の心臓をとめてしまうのではないかと思えるような光景でした。

写メで確認済みの、ほどよい大きさの乳輪にのった、ピンク色と茶色がまざったようなぷっくりした乳首。

それを支える美しい形をしたおっぱいが、今度は写真ではなくて立体的な生々しさで近づいてきます。

写真ではわからなかったのですが、おへその下あたりの土手のふくらみは圧巻の存在感で、少し薄めの黒い陰毛が、ますます土手の存在感を強調しているかのようです。

あのリーダーが、国大出でいつも僕たちを見下すようにお高くとまっていたSさんが、まるで奴●女のように、みじめに裸体を揺らしながら僕に近づいてくるのです。

写メなんか、まったく問題にならないくらいの、衝撃的な光景です。

つかの間、僕は素っ裸のリーダーが僕の腕のなかに倒れこんでくるのではないかという錯覚にとらわれました。

しかし、実際にはリーダーは僕の少し手前で横を向くように向きをかえて、そこに置かれている2段キャビネットに無言で両手をつきました。

腰下ほどしか高さのない2段キヤビネットに両手をつけば、自然に状態を前に倒すような姿勢になります。

その姿勢になると重力の助けもあって、美しい乳房はさらにその存在感を増しています。

僕はゴクリと唾を飲みました、垂れ下がった両の乳房は後ろから羽交い絞めにして、滅茶苦茶に揉みこんでほしいと訴えているかのような錯覚を僕に与えます。

そして最初は両手をついただけだったのが、リーダーはさらに、肘を下げていき両手をあわせて、手首から両肘までの上腕を全てペッタリとキャビネットの上面にくっつけ、その腕の中に頭と顔を沈めていきました。

キャビネットの上に上半身をつっぷしたような格好です。

それはまさに観念した女奴●の屈服の姿勢とでもしかいいようのないものでした。

腰下のあたりまでしか高さのないキャビネットに突っ伏していながら、両脚はぴったりと閉じて真っ直ぐに伸ばしているので、尻がつきだされるように一番高い位置にきています。

太ももの頂点と、尻たぶの一番下あたりには、ぴつたりと閉じられた両脚のわずかな隙間から先程まで露わだった陰毛が、今度は男を誘うかのように今度はわずかにその茂りをのぞかせています。

「開かなきゃできないだろ」

ふいに低く冷たいMの声が響きました。

食い入るように見つめる僕の眼差しのその前で、キャリアの女上司は全てをあきらめたかのようにそろそろと両脚を広げていきました。

肩幅くらいまで、両脚が開ききると、女としては恥ずかしすぎる姿をリーダーは僕に晒すことになってしまいました。

リーダーは顔をキヤビネットにつっぷしたまま、魂が抜けたような声で、僕に話しかけました。

「○○君、私のこと嫌いだよね」

「今までごめんね、これで気が済むんなら、私はもういいよ」

「もういいから、なんとも思わないから、はやく終わらせて」

「それから、お願いだから、なるべく見ないでほしいの」

見るなと言われても、それは無理というものでした。

その言葉に従おうとしても、高く突き上げられるように、僕のほうに向けられた白くて重量感のあるヒップは、尻だけではなくて、あまりにもあからさまに全てを曝け出していたからです。

一度も陽を浴びたことがないかのような真っ白な尻たぶには、今しがたつけられたのが誰の目にも明らかな、赤々とした手形が4つ5つ残っています。

どうやら、僕が部屋に来る以前に、Mはまたリーダーの尻に平手のスパンキングを刻み込んでいたようでした。

しかし、その痛々しいスパンキングの名残りよりも、やはり目をひきつけるのは、会社の応接室というこのような場所では、決して人の目に晒されるはずがない、肉襞も陰核もあらわにした女の道具と脚が開かれたせいで皺の数まで数えられそうなリーダーの肛門でした。

どんな女も、こんな姿を男に見せはしないな、こんな姿を見せてしまっては終わりだな。

ボウッとした頭で、僕はそんなことを考えていました。

もうそこにいるのはキャリアの高慢な女上司でもヒステリックな性悪女でもありませんでした。

挿入を待ち構えて、男根を打ちつけてもらわんがために、穴という穴を無防備にあらわにした尻を、自らつきだしている、ただのメスの姿でした。

あとは僕の思うがままです。

ズボンをおろして、その淫らな二つの尻たぶに手を添えるだけで、今まで僕を散々にコケにしてきたリーダーに男根の洗礼を加えてやることができるのです。

見下していた僕にピストンされてヒイヒイと鳴くリーダーの痴態を楽しむことができるのです。

でも、僕の心は浮き立ってはいませんでした。

全裸で乳房を虚空にたらし、立ちバックでの挿入を悲しく待っている、そのメスの姿は、大嫌いなあの高慢女上司とは全く別の存在にしか思えなかったからです。

たしかに淫らな光景でした。

股間も硬くはさせていました。

でも、劣情よりも、あまりにも哀れすぎる、その姿への同情心のほうが圧倒的になっていました。

心のどこかでは

「後悔するぞ、格好つけてないでやっとけ」

という声がしていたのも確かです。

我ながら腰抜けというか気の小さいヘタレな男だなと思います。

でも、やはり、この可哀想な女性をこれ以上貶めることは僕にはどうしてもできそうにありませんでした。

「もういいよ、やめよう。」

僕はMに言いました。

「俺も、もう十分だ、鍵返してやれよ」

Mの視線が今までつきあってきたなかでないくらいに暗くなったような気がしました。

「ちぇっ、いまさら自分だけ格好つけるかな」

「いつも、やっちまいたいって言ってたくせに、いまさらいい子ぶるんだ」

「本当はやりたいんだろ、やっちまえよ、そいつもその気なんだ、濡らしてんの気づいてるだろ」

Mの言葉を聞いているうちに僕の気持ちは、かえってどんどん冷えていくようでした。

「もう許してやろうぜ、こんだけ惨めな思いしたら、Sも堪えたはずだし」

「それに、やりたくても、この状況じゃ、もう勃起しそうもないよ」

「鍵返してやれよ、不満なら、あとで埋め合わせはするから」

「ちっ」

わざとらしい舌打ちをすると、Mはキャビネットの鍵を僕に投げてよこしました。

「好きにしろよ、俺がいたんじゃ、やりにくいだろうしな」

吐き捨てるように言うと部屋を出て行きました。

リーダーはキャビネットから体を離すと、最初のようにキャビネットの前にしゃがむようにして両腕で体をしっかりと巻くようにして小さくなっていました。

「安心して、本当になにもしないから、服をだしてあげるから、そこをどいてくれる?」

「うっ、うっ、うっ、」

そのとき、今まで気丈にふるまっていたリーダーが泣き崩れました。

キャビネットの引き出しの前に全裸で座ったまま泣いているのでキャビネットを開けて服を出すこともできません。

僕が近づくと、ハッと体を堅くしたのがわかりました。

リーダーは僕の意図を誤解したようでした。

さっきまで以上に腕に力をいれて膝をかかえていて、こちらを向こうともしません。

僕は無理矢理引き離すようにして彼女の右手首をもって、体から引き離しました。

「お願い、やめて」

リーダーが泣きじゃくるような鼻声で頼みます。

「これ、鍵だから、自分で開けてね、それじゃ俺は行くから」

彼女の右手をこじあけるようにしてキャビネットの鍵をねじこむように握らせると、僕も応接室をでました。

廊下を見回しましたが、ほかに人影はありません。

僕にとっては何時間にも思える出来事でしたが、気がついてみると、さきほどからまだ30分ほどしかたっていません。

Mの姿はオフィスにも見当たりませんでした。

僕は自分のデスクに戻りました。

オフィスはその時間でもまだ閑散としています。

時計が9時をまわるころになると一人、二人と人数が増えてきます。

Sリーダーも僕のあと20分ほどでオフィスへと何事もなかったかのようにもどってきました。

オフィスの入り口のあたりで一瞬何かを恐れるかのようにフロアを見回すように視線を泳がせましたが、そのあとは昨日までと全く変わらぬ、颯爽としたスーツ姿に、細いメガネをかけた理知的な顔立ちで仕事へと没入していきました。

僕のほうには一日中まったく視線を向けず、ひとつの仕事の依頼もしませんでした。

毎日が戦場のような、この会社の忙しさのなかでは、そのようなよそよそしさに気づく者がいようはずもなく、早鐘が鳴るような僕の胸のうちとは別に、まったく何事もなかったかのようにオフィスでの一日が過ぎていきました。

僕は頭の中で一日中、グルグルと無駄な思考をうずまかせていました。

これからどうしたらいいんだろう?また今までと同じように、何事もなかったように毎日が続いていくんだろうか?リーダーの僕への態度は変わるんだろうか?それはそれで周りの目とか気になって困るし・・リーダーは会社やめるんだろうか?僕にやめて欲しいと思っているかな?・・・そして一番には、リーダーの白い裸体を脳裏に焼き付けるように、何度となく思い返していました。

デスクに座ってそれらしくはしているものの、仕事はまったく何も手につきませんし、実際になにもしていませんでした。

とにかく今日は早く帰ろう。

そう思っていました。

情けない話ですが帰れば、応接室での出来事を思い返してリーダーの肢体をオカズに自慰にふけるであろうことも自分でわかっていました。

やっぱり、Mのいうとおり格好つけずに、やっておくんだったかな・・・もしかしたら、やらなかったことを一生後悔するのかな。

終業時間が近づいてきていました。

もちろん普段なら、それから4時間以上は残業で残るところです、仕事も実際には溜まっていました。

それでも今日は時間がきたらさっさと帰ろうと僕は決めていました。

さすがに今日ばかりは、リーダーも残業しないで帰ることを咎めるような元気はないだろうと思いました。

「○○君、ちょっと、これを頼みたいんだけど」

帰り支度を始めようとしていた私にリーダーが、この日はじめて声をかけました。

まさかとは思いましたが、朝あんなことがあったのに残業の依頼でしょうか、少しあきれた気持ちになりながら、僕はリーダーのデスクの前に立ちました。

無意識のうちに僕の視線は、今はスーツの襟元から覗く白いシャツに守られたリーダーの胸元にすいつけられています。

僕に向かって眼差しを上げたリーダーも、その視線の意味を、瞬間に察したようでした。

今はまったく素肌が露出してもいない襟元を隠すように、少し抑えるようにしながら、1枚の書類を私に渡しました。

「別に急ぎではないから、明日でも構わないからやっておいて」

普段ならリーダーがまず口にしない言葉です、いつもなら

「今日中に・・」



「すぐにお願い」

が口癖なのですから。

でも、フロアーの誰も特に気にとめた様子はありません、まあ他人のことなど気にしている余裕はないというところなのでしょう。

渡された書類は、実際には書類ではなく、ごく短い伝言でした。

「明日の21時、今日の事で話がしたいので××で待っています」

××はたまに社用で使うレストランバーです。

小さな個室がたくさんあるタイプの店で商談などにも使いやすいので、リーダーがたまに使っている店です。

話っていっても、あんなことの後で何を話せって言うのかと思いながらも、仕事の依頼ではなかったことに内心ほっとして、その日は帰宅しました。

その夜はとても安らかに眠れる気持ちではありませんでした。

写メのリーダーの写真を見ながら。

キャビネットに突っ伏したリーダーを立ちバックの体位で、ひたすら犯し続ける様子を頭のなかで繰り返し繰り返し妄想して、一人寂しく慰めていました。

リーダーは理知的な顔立ちやそこそこのスタイルもあって、たしかに世の一般的な評価基準からいけば、悪くない女だと思います。

それでも、僕はどうしても彼女を好きになれるとは思えませんでした。

今朝のあんなことがあった後では可哀想という気持ちもないではありませんが、それでも彼女の性格や考え方、そういうものを思うと男女としての好き嫌いという気持ち以前に、正直、辟易とした気分になってしまうからです。

不思議なものです。

そんな相手が対象であっても、性的な欲望はこんなにも湧くのだというのは、僕にとっては新しい発見でした。

翌日も平凡な?毎日に戻ったかのような一日でした。

ただ僕の頭のなかだけでは、すぐ数m先に座っている凛としたスーツ姿のリーダーに、立ちバックの姿勢で股間を曝け出していた素っ裸のリーダーの姿が重なった映像が一日中ちらついていて、ジーンと頭の芯がしびれるような感じと、たえず喉の渇きを感じているような一日でした。

リーダーは20時ころに帰って行きました。

僕は××の店内にはいると店員に

「21時に2名で予約しているSですが」

とリーダーの名前をつげました。

案内された狭い個室にはいると、テーブルには幾品か肴がもうだされており、リーダーは生ビールを飲んでいました。

「悪いわね、喉がかわいたので先にやらしてもらってるわ。

生ビールでいい?」

昨日の今日の気まずい雰囲気を払拭するようにリーダーは、僕のぶんの生ビールを追加オーダーして席をすすめました。

それでも気まずさはいかんともしようがありません。

狭いテーブルに差し向かいで手が届きそうにも感じられるリーダーを見ながら、いやおうもなく僕の頭は昨日の彼女の痴態と、目の前の彼女を重ね合わせて想像してしまっています。

その雰囲気がリーダーにも伝わっているのが、なんとなくわかります。

「まあ今日は私の驕りだから、遠慮しないで、どんどん食べて飲んでよ」

生ビールから冷酒へと切り替え、追加の肴なども頼みながら、二人はほとんど無言に近い感じでした。

息苦しい時がどれくらい過ぎたでしようか、その重苦しい雰囲気をふっきるようにリーダーが話し始めました。

「もちろんわかってると思うけど、今日は昨日のことを話そうと思って・・・」

「結論から言うけど、忘れて欲しいんだ。

誰にも口外しないって約束もしてほしいんだけど」

「○○君(私)が私のこと嫌いなのは判ってるけど、でも忘れるほうがお互いにいいって君も判ると思うし」

彼女の物言いにちょっとムカッとしかけました。

(困るのはお互いじゃなくて、そっちじゃないのか?)あんな無様な姿を見られているくせに、よくそんな上から見下ろすような物言いができるもんだ。

「私がバカだったんだよねえ、Mから聞いたんでしょ、私と部長のこと」

「もう終わってるんだから、気にすることなかったのに、なんだか会社にいられなくなるような気がして」

「M君にあんなこと・・・」

高圧的な感じの物言いは彼女のいつものクセで、ついそういう口調になってしまっただけのようでした。

すぐに、今までにない、しおらしげな口調にかわりました。

「M君もずっと連絡してこなかったから、すっかり終わったと思ってたんだよね、そしたら昨日、急に呼び出されて・・・」

「まさか君まで出てくるなんて思いもしなかったし」

「でもありがとう、それだけは言いたかったんだ。」

「たぶん、M君も、本当にもう連絡してこないと思うんだよね」

「私も昨日みたいなことは、もう耐えられないから、もう一度、昨日みたいなことがあるようなら本当に警察に行こうと思ってるし」

「合意だってM君は言ってるかもしれないけど、あれはやっぱりレ●プだよ、私にとってはそう」

「まあ、そうしたら私も終わりだけどね。

でも、本当にそうしようと思ってる」

ここで、もう一度じっと私の目をのぞきこむようにして、ダメを押しました。

「だから、君も昨日の事は忘れて」

彼女の人間性に対する嫌悪感が変わったわけではありませんが、素直に礼を言われたことと、本当に彼女が苦しみ悩んで警察に行くことも覚悟しているのを感じて、昨日の朝、哀れに感じた気持ちが僕によみがえってきていました。

「わかりました。

忘れましょう。

それに、誰にも言わないと約束します。」

言葉ではなく本当にそう思いました。

これで終わりにしよう、これは悪い夢だ。

「ありがとう」

そう言いながらリーダーはまだ何か言いたげにしています。

「それから・・・・・、あの画像、削除してくれないかな」

「Mからもらったでしょ?」

ああ、そのことか。

「わかりました、削除しときますよ」

「今持ってる?」

「ええまあ、受信しただけなんで携帯にはいってますけど」

「今ここで消してくれないかなあ・・」

ことここに至っても交渉ごとの押しの強さというか、あつかましさは健在です。

「いいですよ」

彼女の厚かましさというか、そういうのに、ちょっと意地悪な気持ちになったこともあり、画像を彼女に見せながらいいました。

「それにしても、すごい格好撮らせましたねえ、これ消せばいいんですよね」

さすがに視線をはずすようにしながら頷きます。

画像を消去しました。

まあこんなことは何でもありません、すでにパソコンにコピー済みです。

ちょっと考えればわかりそうなものですが、リーダーは受信したまんまという僕の言葉を間に受けたようでした。

やっと少しだけ安心したような表情になりました。

また黙々とした会食が続きました。

気まずさもあって黙々と酒を煽っているので、さすがに少し酔いもまわってきそうになり、そろそろ退散するかと考えていたころ。

リーダーのほうも最後の話題というような感じで話しかけてきました。

「あのさ、もうあんなところ見られちゃってるし、本当のところ聞きたいんだけど」

「嫌われてるのはわかってるんだけどさ」

「私って、そんなに魅力ないのかな?」

!!!えっ!なんだって・・・俺の事を口説いて・イ・ル・ノ・カ!!まさかね・・・

「別にそんなことないですけど・・・」

何と答えていいやら口ごもる僕

「でも、魅力ないんだよね。

わかってる。

だって昨日も・・」

「本当に感謝してるけど・・・」

「あの状況で手をだされなかったのは、ある意味、感謝してるのと同時に屈辱的っていうか・・・」

はあ?やっちまわれた方がよかったって言うのかい?そんな言葉は僕には口に出せません。

「昨日のは、魅力があるとか、ないとかそういうんではなくて・・・」

「でも私には、なんていうかそういう気持ちになれないっていうことでしょ?」

「そういうふうに言ってたよね、なんていうか、・・・たたないとか・・」

会社ではなんともない風を装っていましたが、あんな姿を見られているという気持ちが僕に対する、恋愛感情というか、そんなようなものを彼女の中で育んだとでもいうのでしょうか?どんな女でも女なんてやられてしまえば・・・などと下衆なことが言われますが、リーダーのように強気な女性でも、やられてはいなくても、あんな姿を見られては、その男に対して・・・というようなことなのでしょうか。

「まあ、そういう風に言われれば、そういうことになるかなあ」

なんと答えていいのか僕もとまどいながらあいまいに答えました。

「私の体じゃあ、○○君にはなんの価値もないってことだよね」

言葉の端になんだか言外の意味が感じ取れます。

僕もそれほど察しのいい方ではないのですが、なんとなくリーダーの考えていることがやっと判ったような気がしました。

要するにリーダーは僕を信用していないのです。

もちろんのこと恋心に近い感情など、彼女からみれば

「能無男である僕」

に持つはずもなく。

写メは削除させたし、あとは僕さえ黙っていてくれれば、会社での彼女の地位は安泰というわけです。

でも、こいつは低能野郎だから、もしかしたら誰かに吹聴するかもしれない・・・しょうがない、黙っているなら、一回やらしてやってもよいか、と言っているのです口止め料か・・・同じことをして、Mにあんな目にあわされたばかりだというのに、まつたく懲りていないというか。

はっきりと判りました。

やはりこの女の性根は腐っている。

要するに、いまだに僕のことを見くびって、いや、見下しているのです。

「あんたみたいなのが、私のような有能でいい女を抱けるのよ、口止め料としては申し分ないでしょう。」

そういった高慢な態度が言葉の端々から覗えるのです。

なんだか、少しでも可哀想とか感じた自分がばかばかしくなってきていました。

しかも、Sリーダーは自分のそういう考え方とか態度が僕にどう思われるかなどということはまったく気にもしていないのです。

彼女としては歯牙にもかけていない僕の感情など気にするわけもないのでしょう。

僕にもMの気持ちがやっとわかった気がしました。

何故、人がかわったようにMが暴力的な接し方でリーダーを犯していたのか・・・何故、あんな非常識とも思えるような行動にMがでたのか。

セックスさえさせてやれば、言うことをきく、所詮はその程度の男なんでしょう、あんたは。

そういう彼女の心の声が聞こえるのです、それがMをつき動かしていたのかもしれません。

こんなことなら助け舟など出さないで全社員の前に素っ裸で放り出してやったほうがよっぽどよかったのかもしれないと心底思いました。

彼女が言いなりになるのは弱味を握られているからだけ。

体を投げ出していても、その実プライドはまったく傷ついてはいなくて、股ぐらに男根を突っ込まれているときでさえも、やはり心の隅でMを見下していたのです。

そしてMも僕も自分たちが小ばかにされていることをはっきりと感じるのです。

この女の高慢なそのプライドがMや僕をムカムカさせるのです。

なんとしてでも、僕たちを見下している態度を改めさせてやる。

Mは思ったのでしょう、そのためには徹底的に貶めてやるのだと。

僕はコップの酒をリーダーの顔にぶちまけて帰りたい衝動にかられました。

でもヘタレの僕の口から出たのはそれとはまったく違う言葉でした。

「そんなことはありません、十分価値のある魅力的な体だと思ってますよ」

「あの時は、あんな風な状況で、そうなるのがどうかと思っただけで、今なら違います」

「なんなら、これから試してみますか?」

ホラ、餌に食いついた。

所詮はこの程度の男なのよこいつは。

彼女の心の声がはっきりと聞こえました。

「え~、そんなつもりで言ったんじゃないんだけどなあ」

「でも応接室では助けてもらったし、部長のことも、M君のことも、それから応接室のことも絶対誰にも言わないって約束してくれるなら、お礼で今夜だけって約束ならいいかな」

弱味があるのは自分のほうなのに恩着せがましいセリフです。

僕の中でどす黒い決意というか憎悪というものが、雪ダルマのように膨れていきます。

よし、やってやろうじゃないか。

Mが砕くことができなかった、お前のそのプライドを、俺が徹底的に叩き潰して心底から後悔させて、足許で泣いて詫びをいれさせてやる。

「そうですか、今晩だけですね。

いいですよそれで。

じゃあ行きましょうか」

心の内の憎悪はお首にも出さず、僕は軽い感じで彼女を誘い店をでました。

タクシーにのり新宿5丁目の交差点でおり、以前から知っているラブホテルへと向かいます。

リーダーも無言で寄り添うようについてきます。

入り口のところでちょっと躊躇するような素振りをみせましたが軽く肩を押すようにするとそのまま、すっと入り口へとはいりました。

エレベーターを降り、細い通路を抜けたところの奥まった部屋のドアをあけると、リーダーの肩を抱くようにして部屋の中へと進み、たったままリーダーを抱きしめキスをしました。

細ぶちのメガネをかけた見慣れたリーダーの顔が、これまでにないくらいに眼前に近づきます。

目も口も閉じていましたが、僕の唇がふれると自然に口元が開き、最初から意外なほど積極的に彼女の舌が絡んできました。

おざなりなキスだろうという僕の予想はよい方へと裏切られました。

それは熟練のカップルのような最初から濃厚でヌメヌメとした、あきらかに前技の一部をなしていると思える口技だったのです。

ちぇっ!口止めのために屈辱に心で泣きながら体を許すリーダーでなくては、僕の彼女に対する嫌悪感と征服感の糧にはなりません。

それなのに、彼女の積極的な舌使いは、口止めのついでに自らも快楽をむさぼろうというような楽しげな嗜好がみてとれるのです。

なんとも思っていない男とでも、わりきって楽しんでしまおうという彼女の意図に、なんだか侮辱されたような気がしました。

口止めのために屈辱に心で泣きながら体を許すのではなく、自分の快楽のついでに、お前にもいい思いをさせてやるよ。

だから大人しく黙っていな。

そういわれているかのようです。

そんな気持ちもあって、僕はフレンチキスだとはいえ、あまりにも大量と思えるくらいの唾液を彼女へと送り込みました。

どうだ見下している男の唾液を受け入れる気持ちは!しかし、前哨戦は僕の完敗でした。

リーダーは拒む素振りなどは微塵も見せずに、本当に自然な様子でそれを全て飲み下していきました。

いつのまにか閉じられていた瞼も開いて僕の表情をうかがうかのように僕を両の目で見つめています。

悔しいけれど、その様子に僕の興奮はますます高まっていきました。

ディープキスを続けたまま、ベッドの脇へと腰を下ろしていき、彼女のスーツの上着のボタンに指をかけます。

人差し指と中指でボタンを挟み親指で押すようにしてボタンをひとつひとつはずしていきます。

あいかわらず舌をまさぐりあいながら、ボタンを全部はずすと、わざと胸をさするようにして手をすべらせ、上着の襟裏に手の甲をあてて押し開きました。

そこには白いブラウスが胸元で豊かな隆起を見せています。

僕はドキドキする胸の鼓動を知られまいと、わざと無造作にリーダーの胸に手のひらを当てて絞り込むように一度だけ揉みこむようにしました。

リーダーの豊かな少し張りのある感じの乳房に僕の5本の指がくいこんでいます。

それでもリーダーはそんなことはまったく意に介さないかのように僕の舌を弄り続けていました。

それは職場でいつもみせている凛とした表情とはまったく違う、淫らで卑猥な感じの表情でした。

ブラウスはリーダーが普段多く着ている男物のシャツのようなしっかりとした素材のものではなく今日は、ほんの少しだけ透けるような、なめらかで柔らかい素材の優雅な感じのものでした。

揉みこむ指先に感じる乳房にピッタリとフィットしたブラジャーも全く手ごたえを感じさせないくらいの柔らかい素材のものであるのが、その感触だけでわかります。

ランジェリーも、最初からこうなることを予想したうえで用意されてきたものだということがわかりました。

たまたま話の方向でこうなったのではなく、昨日メモで誘ったときから、自らの体を使って僕を口止めするつもりでいたことは明らかでした。

これは本当にやれる。

!3ヶ月以上も同じ職場ですごしてきましたが、今までは彼女の手にさえも触れたことはありません。

それが今はブラウスの上からとは言え、片方の乳を絞り込むように鷲づかみにしているというのに、リーダーはまったくの無抵抗で、それどころか、さらに舌先を僕の舌に絡ませてさえきているのです。

もう遠慮をするのはやめました。

薄手のブラウスは揉みこめば皺がついてしまいそうな上品な素材ですが、彼女が淑女らしい装いをしてきたとしても、セックスを覚悟してきているのは明らかなのですから遠慮はいりません。

左手で後ろ肩を抱くような体勢で、あいた右手で回すように荒々しく乳房をもみしだきました。

フレンチキスの間近から、細淵メガネの奥で目をとじたリーダーの顔をチラチラと覗き込みながらブラウスの上から執拗なまで、クタクタになるかと思えるほどに乳房を蹂躙していきます。

好きな女ではありませんが、いつもは気位が高くて近づきがたいリーダーを、その体を好きに自由にできるのです。

恥ずかしい話しですが、僕は夢中になり、焦りからか性急になっていました。

僕はキスを続けたまま彼女のスーツの上着に続いてブラウスのボタンにも手をかけます。

片手しか自由がきかないのでたどたどしい手つきになりますが、上着のときと同じように人差し指と中指でボタンを挟み親指で押すようにしてボタンを上のほうからひとつずつはずしていきます。

柔らかい素材のブラウスのボタンは上着よりもはずしにくいものです、なんとか頑張って上から2つのボタンを片手ではずしました。

ボタンたった2つですが、でもそれだけでブラウスの下に白地にパープルの柄をあしらったブラジャーが現れ、誘惑的な胸の谷間まであらわになりました。

透き通るように白く感じられる胸の谷間の素肌に鼓動が高まり、たまらず右手をブラウスの中に差し入れ上品な感じのブラジャーの上側から、ブラジャーと素肌の間に指を這わせ乳輪から乳首のあたりまで滑らかな乳房のうえに指をすべらせ進めていきました。

ふいにリーダーが顔を離し、今まさに乳首の感触を感じるか感じないかという僕の右手を自分の手で押さえるようにして、僕の指の侵攻をさまたげます。

「もう、○○君、思ったよりせっかちね」

「ちょっと待って。

お願いだからシャワーをつかわせて」

まるで焦らされるかのようです。

つきあっている女が相手なら

「シャワーなんか後でいいよ」

というところなのですが、まだ日常から抜けきれていない自分がいました。

情けないのですが、なんとなくリーダーには逆らえない感じになってしまっていました。

口止めと引き換えに僕が彼女を自由にするはずなのに主導権をとられっぱなしなのです。

「○○君もシャワー使うよね、先に使ってもらってもいいかな」

「私も○○君の後でシャワーだけでいいから、バスはお湯いれなくていいよ」

やんわりと混浴にも拒否をいれられます。

僕はヘタレです。

そのときは何故か彼女の頼み(というか命令にちかかったけど・・)をきかないと、やらせてもらえないような気になってしまったのです。

押さえられた右手を、彼女の細い指をした手の下から抜くと、もう一度軽くキスをして僕は言いました。

「わかった、先にシャワーしてくるよ」

暑いシャワーを浴びながらも、股間はギンギンに勃起したままです。

とにかくやりたいという気持ちと、これでいいのか?という気持ちとが、湯煙りのなかで、ない混ぜになっていました。

プライドを徹底的に叩き潰して心底から後悔させてやるはずではなかったのか?これでは、まるでお願いしてやらせてもらっているという感じではないのか・・・でも、あの体、想像以上に肌がすべすべしていて白くて美味そう・・・、やらせてもらえるなら、それでもいいか。

頭も体も、ほとんどシャンプーやソープをつけて流すだけのようなスピードで洗うのをすませながら、そんなことを考えていました。

脱衣所でバスローブだけをはおって帯をしめると、脱いで軽くたたんだスーツや下着を腕にかけて部屋にもどろうとしてドアに手をかけました。

そのとき、今まで気にしていなかったのですが脱衣所とトイレが一緒になったバスルームへと続く部屋とベッドルームの間にあるドアの小窓が透明なガラスなのに気がつきました。

これって、トイレも脱衣所も、ドアのすぐ外に立てば丸見えじゃん!ラブホにくる普通のカップルにとっては、どうってこともないようなことですが僕には嬉しいレイアウトでした。

ベッドルームに戻ると、リーダーはスーツの上着だけを脱いで、ブラウス姿で冷蔵庫から出したビールを飲んでいました。

・・・余裕です。

「あれ~、すごく速かったねえ」

と小さく笑います。

「ちょっと暑かったんでビール飲ませてもらっちゃった」

そう言ってビールのはいったグラスをテーブルに置くと、脱衣所へとはいっていきました。

僕は急いで部屋の隅に放り投げるように置いていた自分のカバンから、小型のデジタルカメラをとりだしました。

一昨日の朝の出来事を思い出すたびに、なんで写メでもデジカメでも撮っておけなかったのだろうと、どれだけ後悔したかわかりません。

今日はこんなことになるとは思いもしませんでしたが、あの朝のことがあって以来、念のためいつでも小型のデジカメを鞄のなかに放り込んでいたのです。

彼女が脱衣所へ消えてから、ベッドルームの照明を落として音をたてないようにしてドアへと近づきました。

僕のデジカメはレンズが真ん中についているタイプではなくて、本体の右上に四角い小さな穴のような感じになっているタイプのものです。

これなら小窓の隅からレンズ部分だけを出して中の様子を撮影することができそうです。

部屋の照明も落として、逆に脱衣所はとても明るい作りになっているので、ほんの小さなレンズ部分が出ているだけなら、ほとんど気づかれることはなさそうに思えました。

あの女が一枚一枚脱いで裸になっていくところを連続写真でとってやろう。

別にそれでどうしようと考えたわけではありませんが、またあの朝のことと同じように後悔しないように画像を残したいと思ったのです。

ストロボはもちろんオフにしていますが、脱衣所は室内灯とはいえかなり明るいので問題ないでしょう。

ドアにカメラが当たる音がしないようにだけ気をつけて、ピッタリとドアにデジカメをくっつけると滑らすようにずらしていって、小窓の左下端にセットしました。

電源をいれると脱衣所の中の様子が液晶表示に写ります。

ところが液晶に写った脱衣所には誰もいません。

遅かったか・・・。

脱衣所の左側の棚にはリーダーが脱いだらしいスーツのスカートとブラウスやランジェリーらしきものが見えます。

もうバスルームにはいってしまったのでしょうか。

そのとき、液晶画面の下のほうにモヤッと黒っぽいものが動いたような感じがしました。

なんだろうと、少しデジカメを浮かして斜め下向きに構えなおすと、ど~んという感じで突然、おっぱい丸出しの全裸のSリーダーが画面いっぱいに現れました。

リーダーはおっぱいも陰毛も丸出しの全裸で、洋式トイレに座っていたのです、黒く動くように見えたのは彼女の頭でした。

お尻の下がどうなっているのかはもちろん見えませんが、どうやらオシ●コをしているようです。

トレードマークの細淵メガネをはずしていて、いつもと少し感じがちがいます。

メガネの奥に見えるよりも、眼が細くて優しい感じで、顔つき全体もいつものキリッとした感じではなく、少しホンワカした柔らかい印象に見えます。

僕は知っている女の放尿シーンという現実に、ゴクッと唾を飲みこんで、震えそうになる指でシャッターを押し続けました。

ズームにしなくてもちょうど画面いっぱいにリーダーの全身ヌードが収まる距離です。

少しズームにしてやると、こちらを真っ直ぐ見ていて、気づかれるのではないかと思いましたがこちら側が暗いのと、メガネをはずしているせいなのか、全く気づく様子はありません。

やがて少し腰を浮かすようにしてトイレットペーパーを使い、水を流すと、バスルームのドアへと消えていきました。

立ち上がると、逆三角形をした陰毛がはっきりと画面に写ります、リーダーのオールヌードの後姿を眺めながら、

「今日は尻に手形はついていないんだな」

とバカなことをぼんやりと考えていました。

興奮のせいか、急にひどく喉の渇きを覚え、僕も冷蔵庫から出したビールを飲みながら彼女を待ちます。

たいした時間ではないのでしょうが、私にはえらく長いシヤワーの時間に思えました。

内心の焦りを押し隠して何事もないような顔をしてベッドの脇に腰掛けて彼女を待ちます。

小窓のついたドアが開いて、白いバスローブ姿のリーダーが出てきました。

「お待たせ」

堂々とした態度です。

「私もちょっとビールもらおうかな」

と言いながら、ぴったりと僕の横に腰掛けます。

僕のほうにはビールをついでいる余裕などありませんでした。

彼女が腰掛けるか掛けないかといううちに、いきなり抱き寄せるようにすると、唇をかさね、右手はバスローブの襟元から胸元へともどかしげにつっこんでいきました。

そこには、滑らかな柔らかい肌の感触を楽しませてくれるリーダーの生のおっぱいがありました。

ゆっくりと優しく責めていく余裕もなく、がっつくように意外とボリューム感のある乳房を鷲づかみにしていました。

「あん、あせらないで、もっと優しくしてね」

リーダーにやんわりと諭されます。

バスローブの下は全裸のようでした。

うれしいようでちょっと残念な気持ちでもあります。

残念というのは、いつものスーツ姿のリーダーをやる・・という感じが一番興奮すると思ったからです。

せめてランジェリーだけでも、この手で脱がしてみたかった・・・リーダーに諭されて、鷲づかみの手を緩めると、今度はおっぱいの裾野のほうからゆっくりと回すようにして愛撫していき、指先でぷっくりとした乳首をときおり引っ掻くような仕草で可愛がってあげました。

ディープキスを続けながら乳房と乳首への愛撫を続けていると、ぷっくりとした乳首が少しだけ彼女の性感も高まってきたのを、その感触でこちらに伝えてきます。

さすがにリーダーはもう無言で、メガネがないせいか、いつもより優しげに見える両目が心なしかうっとりしたようなようすでこちらをみつめています。

吸い付くようにも感じられる乳房の柔肌から、いったん手を離しバスローブの帯をほどいて襟元を彼女の肩からはずすようにしてバスロフーブを脱がせて、後ろに落とします。

そうしておいてから僕は、ベッドの上に落ちたバスローブの上に仰向けにリーダーを押し倒していきました。

ついに僕の眼前にインテリ女上司のオールヌードが包み隠さず現れました。

ついに見てやったぞ!という達成感が胸いっぱいに広がります。

先日一度は目にしているリーダーの全裸ですが、異常なシチュエーシヨンでお尻をつきだされたこの前とは違って、自らの手でバスローブをひっぺがして、仰向けに全てをさらけださせた満足感は格別のものです。

仰向けなので起きているときより少しだけ押しつぶされたような感じの両の乳房には先日確認ずみの、ピンクと茶色が混ざったようなぷっくりとした乳首が、弄られた性感に少しだけ硬度をまして鎮座しています。

先程は右だけを可愛がってあげていたので、今度は左のおっぱいにも手をのばし、罰を与えるかのように、ゆっくりと揉みこんでいきました。

膝から下だけをベッドの端から垂れ下がるようにしているので、陰毛をたっぷりとたたえたこんもりとした土手の形がはっきりとわかります。

手の平の指を閉じて、陰毛のうえを刷くようになぜると、シャラ、シャラという感じの陰毛の感触が軽く感じられます。

会社の応接室のときは想像していたよりも濃いと感じた陰毛ですが、実際にその感触を楽しんでみると、陰毛は濃いのではなくて、本数が多いだけで一本一本はとても細い感じであるのがわかりました。

手のひら全体を恥丘にペツタリとくっつけるようにして、私が土手の形を確認しようとしているのだということを、リーダーにわざと判らせるようにしてやります。

そのまま、すずっと手をすべらせ、今度は女性器全体を手のひらですっぽりと包むようにしてみました。

「今日、お前の女の全ては私の思うままにさせてもらうぞ」

という僕なりの意志表示です。

残念ながら、僕の期待に反して指の腹に感じる彼女の女性器の息遣いには、まだ湿り気は感じられないようでした。

その女の部分は後の楽しみにすることにして、すぐに手を離し、今度は膝のあたりから両方の内腿をサワサワとなでるようにして、女性器のすぐ淵のあたりまで指をはわせていきました。

「あん、くすぐったい」

そう言いながらも、身をよじるほどではなくリーダーも満更ではなさそうです。

乳房と太腿を両方の手でもてあそびながら、彼女のおへそのあたりに顔を近づけて、臍下のあたりから胸の谷間のあたりまで舐め上げるように舌先をはわせていきます。

体の側面も腰のあたりから脇の下あたりまでを味わうように舐め上げていきました。

リーダーに性感を与えるためのペッティングというより、ようやっと自分のものにしたリーダーの女体を隅々まで味わいたいというような貪欲な気持ちから自然とそうしていました。

リーダーは目を閉じているのか、薄目をあけているのか、いつものキリッとした表情ではなくて少し泣き出しそうな、それでいてうっとりとしたような微妙な表情で少しずつ息遣いを荒くしていきます。

「あん、いやん、くすぐったい」

「はあん、あん、そんなところ、あん」

嬌声というほどではありませんが、徐々に僕を喜ばせるような甘い感じの声がもれはじめます。

僕のほうも押し倒す前ほどの焦りは、さすがにおさまってきていましたが、相手よりも自分のほうが先にじれてしまいそうで、そろそろ念願の女上司の道具を楽しませてもらおうと思いました。

今まで内腿を行きつ戻りつしていた右手が太腿の付け根の一番近くにきたところで、指先の動きを弱め、外陰唇よりも外側あたりの両側に人差し指と薬指を押し付けて固定するようにしました。

リーダーはそれまでは僕に身をまかせているような穏やかな感じ方をしているようでしたが、僕の両指が股間に固定されたことで次に来る行動を予期したのか若干の緊張感が体に走ります。

彼女が待ち構えるかのように、一瞬息を飲むようにした刹那、亀裂に沿って中指を埋めていきました。

指を差し込むという感じではなく、中指の腹で亀裂をなぞるようにして浅く埋めながら開いていきます。

そうしてやると、すぐに、その先の襞口とともに敏感そうな蕾が姿を現しました。

まだそれほど多くはない湿り気をすくって、その敏感な蕾に中指でなすりつけるようにすると、一瞬ビクンと反応しましたが、その後はすぐに元の穏やかな反応へと戻っていきます。

中指を浅瀬で何度か遊ばせた後、こんどはかわいらしい蕾に的をしぼって中指を使っていきます。

浅瀬から中ほどまで愛液をすくっては陰核になすりつけ、すくってはなすりつけしていくと声をこらえていたと思われるリーダーの喘ぎが少しずつ、大きく甘くなってきます。

「あん、だめ、○○君、あん、ふん、あん、あん」

あの強気なリーダーのものとは思えない、高いオクターブの甘い女らしい喘ぎ声です。

いつも強気のリーダーの泣くような、か細い声に、僕の興奮もボルテージがあがってきます。

中指の愛撫でほとんど露出しかけたサネを人差し指も使ってしっかりと剥いてやると、愛液をすくった中指の腹を押し当てて強めに振動を与えていきます。

「ああ~ん、あん、あん、だめ~、あん、あん」

リーダーの顔をみると眉間に皺を寄せ、観念したように目を閉じて快感に身をまかせています。

やっと主導権をとりかえしました。

いつもの態度の仕返しにとばかり、僕は手を緩めません。

リーダーのこんもりとした立派な恥丘に手のひらの付け根のあたりを固定して、中指のビブラートで細かいけれども猛烈な振動をクリトリスに与え続けます。

そうしながら、リーダーの耳に息を吹きかけ、そちらの感度もよさそうなのも確かめたうえで、耳をすっぽりと口に含んだり、舌先を耳の中に差し入れたりして私の唾液でぬめ光らせてやります。

僕のバスローブも脱げ落ち二人とも全裸で絡み合っていました。

僕はギンギンに勃起した肉棒を終始、リーダーの太腿にすりつけるようにしていました。

途中からはリーダーのあいた手を誘導して握らせようとするのですが、嫌がるそぶりはありません。

でも一旦はしっかりと握るのですが、自分の快感のほうに気をとられるのかすぐに離してしまいます。

「あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん」

リーダーはクリトリスに送り込まれるビブラートにあわせるように、延々と短い鳴き声をもらし続けています。

このあたりになると、浅瀬にはすくいきれないほどの泉がわきあがってきているのがわかります。

かなり感じてはいるようですが、クリトリスだけではなかなかいきそうにもありません。

クリトリスに送り込まれるビブラートに反応しながら、リーダーはときおり腰をわずかに持ち上げるようにします。

浅瀬だけではなくて、もっとその奥への愛撫を体が無意識に求めているかのようにも僕には思えました。

そろそろ指先だけでも味あわせてもらおうか・・・耳や襟足、腰から脇、へそから胸元、そして乳房に乳首、僕は舐めまくり唾液をぬりたくっていくことで今まで高慢な態度で僕に接してきたリーダーを征服するような気持ちになっていました。

しかしやはり、本当に征服感を得たいのならば責めるべき穴は決まっています。

僕はいったんクリトリスへの攻撃を中止して、人差し指と薬指でもう一度、肉襞を開きなおしました。

先程までは中指の腹を亀裂に埋めていきましたが、動きをとめて指を立て第一関節までを差し込んでいったんそこでインターバルをおきます。

リーダーの体にまた僅かな緊張感が走ります。

僕が送るサインを的確に理解しているようです。

お望みならば入れてやろう。

そこからは生あったかいヌメヌメとした内壁をひきずるようにしてズブズフと一気に、こぶしまで入ってしまうのではないかと思うくらいに深くまで中指をつきいれていきました。

「は~~ん」

リーダーが強気な性格に似合わない女らしい声で、指先への挨拶の泣き声を奏でます。

せっかくの歓迎です、僕は中指を深く沈めたまま2~3回うずを描くように回して、自分の女の部分が僕の指に征服されたことをリーダーが思い知るように存在感を主張させました。

そうしておいてから、リーダーのこんもりとした恥丘の土手の内側にあたるだろうというあたりを擦るようにして、一番奥から入り口まで中指を抜き上げます。

ザラザラとした感じの内壁を中指の腹に感じながら掻き上げてやると、快感に応えてリーダーが色っぽい声で喘ぎます。

「あ~ん、いや~ん、だめ~、あっあ~ん」

これはたまりません、僕の中指に女性器を蹂躙されて、高慢なリーダーが悦びの喘ぎをあげているのです。

僕は夢中で抜き差しを繰り返していました。

「はあ~ん、あ~ん、あ~ん、あ~ん」

リーダーは今まで僕に聞かせたことのない鼻にかかった女らしい高くか細い声で喘ぎ続けます。

繰り返される注挿に、愛液は白く泡立ってさえきます。

心の中で僕は叫んでいます。

「ざまあみろ、どうだ、お前のまんこは俺の好き放題だ」

淫らな女の悦びに泉をあふれかえさせている下半身の口には指一本では抵抗がなさすぎます。

途中からは薬指も参加させて二本指でズホズホとピストンをくりかえしていました。

好きな女ではないので遠慮も会釈もありません、泉を全部くみだしてしまうのではないかというくらいに徹底的に手まんで蹂躙していきました。

「あ~ん、あ~ん」

と鳴きながら、しまいには、あの颯爽としたリーダーが息も絶え絶えという風情になつてきました。

「はあ、はあ、はあ、あ~ん、いや~ん、もうだめ、もうだめ」

いよいよ仕上げのタイミングがきたようです。

相手が怯えるのではなく、喜んで待ち構えているようなのがシャクですが、ついに3ヶ月もの間、僕を馬鹿にし続けてきたリーダーに男根をぶちこんでやれるのです。

僕は半身で抱き合うようにしていた体を抜いて、リーダーの足側にどっかりと腰をおろしました。

そうしておいて、リーダーの両脚の膝裏あたりに両手を沿えて、グイッという感じで開脚させます。

僕が強い力で押し上げているので心もち、尻たぶも浮かせるような感じで、女リーダーは女性器と肛門をこれでもかというくらいあからさまに開かされてしまいました。

かきだされた愛液が肛門にまで達して尻の後ろにまで垂れていっているのも丸判りです。

肛門のシワの一歩一本が数えられそうなくらいの恥ずかしいポーズのまま高慢な女上司はかたまっています。

このまま、ただ挿入して、相手を悦ばせてやるだけではつまりません。

僕は女上司のその恥ずかしいポーズを維持したままで話しかけました。

「いつも颯爽としたリーダーが、これはこれはすごい格好ですね」

「こんな格好をおがませてもらえるなんて思ったこともありませんでしたよ」

「どうですか、いつもこき使っている部下にまんこも肛門も全開にしているのを見られる気持ちは」

「こっちまで恥ずかしくなりそうなポーズですね、明日からどんな顔して僕の前に立つつもりなんですか」

そのままズブリと刺し貫いてもらえると思っていたのでしょう、リーダーは僕から思わぬ辱めの言葉をかけられてうろたえているようでした。

「いやん、そんなひどいこと言わないで」

「あ~ん、恥ずかしい、見ないで、お願い、普通にして」

いいザマです、やつと僕の思い通りの展開になってきました。

「見ないでって言われても、まんこがヒクヒクいってるのまで、いやでも見えちゃいますよ」

「いつも格好いいリーダーが肛門までスケベ汁たらすような女だったなんて、ちょっとショックだなあ」

リーダーは心なしか涙目になっているようです。

「お願い、いじめないで、好きにしていいから、もう言わないで」

「あ~ん、恥ずかしい、お願い、お願い、見ないで、見ないで」

やりました。

あの強気のリーダーを泣かせてやったのです。

リーダーが恥ずかしがれば恥ずかしがるほど、僕の興奮度はあがるというものです。

「いやスケベ汁たらしまくりの淫乱女だとわかつたからには、もう少し、おまんこの色や形もチェツクさせてもらいますよ」

そう言うと、開ききった女性器に

「ふう~っ」

と息を吹きかけてやりました。

「ひい~っ、やめて~、見ないで~」

「お願い、お願い、もういいから、していいから、早くして」

リーダーの声はもう悦びの甘い声ではなく、悲鳴にも似た懇願の声でした。

もとより僕のほうもそろそろ我慢の限界に近づいています。

いよいよ3ヶ月もの間、僕に尊大な態度をとり続けた高慢女に復讐の男根をおみまいしてやる時間がきました。

「早くしてか、自分からセックスを催促するとはな」

「リーダーがそんなエッチな淫乱女だとは思いませんでしたよ」

「見られるのに興奮して、今度はハメてほしいと言うんですね」

もう今やリーダーは本当にボロボロと涙を流しています。

濡れた化粧が目元から頬へと黒い涙の軌跡を残しています。

「お願い、もう言わないで、なんでもいうこときくから、早く、早くすませて」

「もういじめないで、していいから、もう見ないで」

「淫乱なんかじゃ、淫乱なんかじゃ、こんなにされたら誰だって」

皆まで言わせず、僕は先端を穴口にあてがうとズブズブと一気に男根を突き刺していきました。

僕の張り出した亀頭部が湿肉をかきわけて進入した瞬間、リーダーは頭をのけぞらして甲高い声をあげました。

「あああ~っ、んく~っ、ああ~」

観念したように股を開ききっているリーダーの反応を確かめるように、リーダーの潤った淫道に肉柱をゆっくりと抜き差しします。

「すごい熱さだ」

僕は思わず正直な感想をはいていました。

それにしても最高の気分です。

いつも、つんとすました美形の女上司、同じ部署で働いていながら僕の存在を歯牙にもかけていなかった相手を今、自らの分身が貫いているのです。

いつも蔑みの色を浮かべて僕を見ていたその透き通った目が、今は霞がかかったように潤み、切なげな色を浮かべている。

征服感が僕の男根を包むリーダーの肉壁の熱さをいっそう甘く感じさせていました。

「ああ~、あっ、ああん、くうっ」

僕の肉棒の動きに答えるように甘く切ない吐息をもらしたながら、媚肉は喜悦を示すように収縮を感じさせます。

「まだ入れたばかりなのに、すごい反応じゃないか」

「すごく絞まりますよリーダーのここ、部下のちんこをくわえ込んで感じるなんて、本当にいやらしい女だ」

荒い息でリーダーの耳元にそう囁きます。

「あんっ、恥ずかしい、そんなこと言わないで」

辱められているというのに、甘えるような調子がにじんだ言葉がますます僕を有頂天にさせます。

よくも今まで蔑んでくれたな。

ズコン今までの恨みをこめて深々としたストロークを打ち込みます。

これは毎日毎日おそくまで残業させられたお礼だ。

ズコン一発一発につらかった3カ月の思いをこめて打ち込みます。

ゆっくりとした間隔ではありますが、内蔵まで届くのではないかというくらいの腰をいれたヘビー級のストロークです。

ざまあみろ、この高慢女め、これでどうだ。

ズブッ

「あああ~、ひい~っ、あああ~ん」

頭をのけぞらせていい声で鳴くリーダーの痴態がますます僕をあおりたてます。

「どうだい、できの悪い部下にマン汁垂れ流しながら突かれる感触は」

ずんずんと深いストロークをつきいれながら、今はトレードマークの細渕メガネも失って紅潮した美貌を覗き込みます。

さしものリーダーもいつもの凛とした近づきがたい表情は保ちようもなく、目じりには黒いシャドーのあとを残して、呆けたような顔で虚空を見つめるようにして、快感にひたっています。

ストロークを突き入れるたびに

「あああっ、ひいっ」

といった感じで仰け反る様子は、僕を喜ばせてくれるものであるはずですが、その呆けたような顔と、今は淫らな牝と化した反応に僕はなぜか段々と気持ちが冷えていくのも感じていました。

この3ヶ月間という時間は僕にとって言葉ではいい表せないくらいにつらい時間だったのです。

せっかく良い会社に転職できたと喜んでいたのに、全く能力を評価されないばかりか、女性上司に蔑まれ、満座の前で罵倒されさえして、何度やめようと思ったかしれません。

モチベーションのもちようもない、そんな環境のなかで毎日毎日の残業をしいられ疲労困憊の極地にまで追い込まれていました。

次の転職に自信がもてない現状ではやめるに辞められず、毎朝これから出社することを思うと酷い嘔吐感に襲われ、毎日のように洗面台に戻すもののない胃液を吐き出していました。

人生の先行きに暗いものを感じ、就寝前には疲れきった頭の中で、かなり待遇が悪くなっても再度転職するべきなのか、いっそ死んでしまいたいとさえ考えそうになつたりもしていたのです。

退職勧告の肩たたきや追い出し工作など悲惨な話しをよく聞きますが、僕の職場生活での絶望感はまちがいなく、それにも匹敵するものだったと思います。

その元凶というか、その全ての原因とさえもいえるのは紛れもなく、今、呆けた顔で横たわっているこの女です。

僕たちの価値観をまったく認めないばかりでなく、自分の成績だけのために、こなしきれないことが判りきっている仕事量さえを要求する女上司。

Mや私だけでなく、職場のほとんど全員が文字通りの意味で殺してやりたいとさえ思っているのではないかと思います。

その元凶女が、今まさに僕の腹の下で股を広げて、肉棒のストロークをうけて、仰け反りかえっている。

いいザマです。

僕の復讐心を満足させるのに十分な痴態でもあります。

でも、それが何になるというのでしょう。

失われた時間も、会社の環境も、だからといって戻ってきはしません。

馬鹿みたいに喘ぎまくっているこの女のせいで・・・気がつくと僕は腰を突き入れながら不覚にもボロボロと涙をこぼしていました。

なんの涙だったのか、今になっても自分でもよくわかりません。

なにともわからないものに感極まって自然と流れだした涙でした。

裸の腹に涙が落ちるのにリーダーも気づいたようですが、何も言いませんでした。

それからはリーダーの乳房を両手で揉みながら、ズコズコと犯し続けました。

僕の気持ちの中ではそうでしたが、実際には犯しているというのは違ったでしょう、リーダーは不安定な体勢のなかでも、しまいには自分から腰を振るようにして僕の男根を味わっていました。

後刻。

動物の営みが終わったベッドの上でリーダーがバックから出した煙草をふかしていました。

リーダーが喫煙するというのを、そのとき初めて知りました。

職場で近くによっても臭いがしたことはないので、本当にたまに吸うだけなのでしょう。

僕も長年の禁煙の戎をやぶって一本わけてもらい火をつけました。

今も全裸のままベツドに腰掛けたリーダーがポツポツと話しかけてきます。

「ひどくいじめるようなこと言われたから、すごいショックだったんだけど、なんていうか○○君、SMっていうの?なんかそういう趣味なんだね」

「なんていうか、まさかそんなに私のこと・・・って思ってもみなかったから、ごめんうまく言えないんだけど、でも今日だけって約束だから、ごめんね」

どこまで行っても自己中心的な女です。

どうやら、僕の涙の意味を勝手に都合よく誤解したようでした。

お前にこれっぽっちでも好意なんて抱くわけないだろう、涙ではなく、あの嘲りこそが俺の本心なんだよ!!!でも口には出しませんでした。

あきれましたが、僕にはもうどうでもいいことのように思えたからです。

それ以上はなにも話すこともなく、服を着て、ホテルを出ると、通りでリーダーはタクシーをつかまえかえって行きました。

自分の部屋に戻った僕は、ただボウッとしていましたが、いつのまにか深い眠りへと落ちていきました。

目が覚めれば日常にもどります。

昨日の夜、あんなことがあったといっても、出勤しなければならない嫌悪感はかわりがありません。

リーダーが、昨晩はめまくられた僕の前にどんな顔をして現れるのだろうという好奇心ぐらいがわずかに慰めになる程度です。

そしていつもと変わらぬ一日が過ぎていきました。

リーダーもいつもどおり出勤してきましたが、僕と顔をあわせても、表情ひとつかえません。

いつもと同じ、ただひたすらに忙しいだけの、女上司から次々と仕事を押し付けられ、深夜まで残業せざるをえない、そんな一日でした。

あんなことがあっても、リーダーの横柄で全てを自分がとりしきるような姿勢はまったく変わりがありません。

その態度から、昨晩のことも

「全て終わったこと」

としているのがはっきりと判りました。

なんとか週末の土日は休日出勤をまのがれた僕ですが、部屋にこもって悶々と考えていました。

なんて馬鹿だったんだ、あんなチャンスは二度となかったのに・・・復讐どころか、かえってあの高慢な女を喜ばせてやっただけじゃあなかったのか・・Mのようにスパンキングのひとつもかましてやればよかったのに・・・考えて見ればフェラさえもさせなかった。

あの女の、あの減らず口を犯してやればどんなに気持ちよかったことか・・・体位だって正常位だけじゃなくて、バックからレ●プのように突っ込んでやればよかった。

言葉責めにして、嫌らしい四文字言葉のひとつも言わせてやればよかった・・今日のあの高慢女の態度。

今までとなんの変わりもない、職場の環境も改善されることは一切ないだろう。

そして、今日のリーダーも昨日までと変わりなく、私のことなど歯牙にもかけていなかった。

なんのことはない、僕の行為はあの女をこらしめるどころか、仕事のストレスの中休みに、あの女のオナニーがわりに使われたのにすぎないんじゃないか。

考えれば考えるほど後悔と怒りがこみあげてくるのでした。

そして土曜日の夕方頃には僕の中でひとつの決心が固まっていました。

このままでは終わらせない。

絶対にあの女の態度を改めさせてやる。

それが無理でも、決して僕と真っ直ぐに目をあわせられないくらいの屈辱を与えてやる。

先日のように向こうの誘いにのって、行き当たりばったりではなく、周到に用意して、必ずあの女の高慢な鼻っ柱を叩き折ってやると心に決めていました。

そのとき、やっと僕はMの心境に追いついたのかもしれません。

日曜日の僕は妙にテンションがあがっていました。

じっくりと計画を練って、自分で考えた筋書きをワープロで書いていきます。

今は妄想でしかない計画も、僕の勇気しだいで、必ず現実に変えることができると信じていました。

そして、そのために必要なカードは、僕の手に中に十分にあります。

インターネットで調べて、これはと思う道具類を通信販売で申込みもしました。

そして月曜日になり、いつもと変わらぬ過酷な一週間が過ぎていきました。

しかし僕にとっては今まではつらくて耐えられないと思った毎日が、そんなには苦になりません。

体をあわせて変に優しく変わられるよりも、いつもの高慢で嫌な女のリーダーのままでいてくれたほうが準備に力がはいるというものです。

そしてリーダーはその通りの女でした。

局留め郵便で届いたグッズを、深夜もあいている郵便局の夜間窓口で受け取り、考えていた使い道にあいそうか確認して、着々と準備を重ねていきます。

脚本も何度も書き直して、セリフのひとつひとつさえ忘れないように覚えていきます。

今度こそ彼女のペースにのせられるような失態は許されません。

あっという間に2週間が過ぎた土曜日、僕は海の見えるシティーホテルにチェックインしていました。

シングルルームですが、僕の用途には十分です。

今日は何もしませんが、器具類をセットして予行演習を行います。

ベッドの脚や、テーブルの大きさ、窓やバスルームの配置まで丁寧に確認していきます。

思ったとおり、僕の計画にはぴつたりの舞台装置であることがわかりました。

安っぽい場末のホテルよりも、ここのほうがいい・・・、そう一人ごちていました。

次の一週間は僕にとって長く、長く感じられる一週間でした。

準備は万全、あとは早く週末になるのを待つばかりです。

そしてやっと僕の待っている金曜日がやってきました。

午後に取引先との打合せを装い外出して、駅のコインロッカーから荷物を出すと、まっしぐらに電車でシティホテルへ向かい、チェックインをすませ荷物を置き、何食わぬ顔で会社へと戻りました。

午後7時を回った頃、僕は机を片付け帰り支度をはじめます。

いつもよりかなり早い帰り支度に、周りはちょっと怪訝な感じの視線を向けますが、特に文句を言う者もいません。

・・・・一人を除いては。



「随分、早いお帰りみたいだけど、頼んだ仕事は全部終わっているんでしょうね」

僕の肉棒を突き刺されて喘いでいたことなど忘れたかのように、女上司の叱責が飛んできます。

でも、そんなことに怯んではいられません、今日だけはどうしても彼女より早く帰社しなければならない理由が私にはあるのです。

「全部終わってます。

どうしてもはずせない用があるので、この一週間つめてやってきましたから」

「すみません、今日はこれで失礼します」

「ちょっと・・、しょうがないわねえ、まだ頼みたい仕事もあったのに、ちゃんとそういうことは前もって言っておいてもらわないと」

リーダーのなじるようなセリフが耳にはいらないようなフリをして、最後に一通だけメールを発信して、会社を出ました。

一目散にホテルへと向かいます。

時間は十分ありますが、万一に備えて手早く準備を進めていきます。

すっかり準備が終わるとあとは獲物が到着するのを待つだけです。

獲物が必ずやってくるのは間違いありません、先程から携帯電話が鳴り続けていますが、僕がでなければ結局は獲物が自分からやってくるしかないと踏んでいました。

メールに添付された、ラブホテルの便器に全裸で腰掛けた写真。

指定されたホテルの部屋に夜の9時に来るようにとのメールの内容。

リーダーは高慢で高飛車な女ですが、リスクを放置しておけない性格なのは今までの一連の経過でよくわかっています。

僕の出がけのメールに対応して必ずやってくる。

後は僕が怯まずに計画を実行に移す勇気を持ち続けられるかどうかだけが問題です。

午後9時はとっくにすぎて45分もしたころ、ついにチヤイムがなりました。

内側からロックを解除して、ドアを開けます。

細淵メガネの奥にいつもにも増して、つりあがったキツイ眼差しがそこにありました。

でも今日の僕は、そんなことに今さら怯んだりはしません、準備は万全なのですから。

「どうぞ」

あごをすくうようにしてリーダーに部屋にはいることをうながします。

「ここでいいわ」

いつもの金切り声ではなく低く冷たい感じのリーダーの声です。

「外に聞こえますよ、とにかく中へ」

シナリオで考えたとおりのセリフで、相手をそこに残したまま僕は部屋の中へ歩き窓辺に立ちます。

僕の思ったとおり、リーダーはドアを閉めて真っ直ぐの視線で僕を睨んだまま部屋の中へとはいってきました。

「君って最低だね」

吐き捨てるような口調です。

「あのときだけの約束だったはずよ、いつの間にあんな写真」

「返しなさいよ、今すぐ返して謝ればなかったことにしてあげるから」

僕を睨みつけたまま低い声でリーダーが言いました。

「あいかわらず、偉そうな話し方ですね」

「別になかったことにしてくれなくてもいいですよ、好きにしていただければ」

彼女の反応は予想していました、僕はあわてずに言い返しました。

彼女の視線が一層冷たく厳しくなったような気がしました。

「そう、返すつもりはないんだね。」

「それじゃあ私は帰るわ、どうせそうだろうと思ったけど、君の思うようなことはしないから」

「いいんですね、あの写真」

これは拙いセリフかもしれません、あきらかに脅迫です。

我ながら最低だとは思いますが、相手が相手ですから多少は卑怯な手段も仕方ありません。

けれども、リーダーも来る道すがら、事の成り行きの予想はしてきたのでしょう。

簡単には軍門に下りません。

「やっぱり最低ね、Mといい君といい、仕事も最低だけど、人間はそれ以上に最低」

「好きにしなさいよ、どうせ本当にバラまく勇気なんかないクセに」

「どうせそんな勇気あるわけもないでしょうけど、もしそんなことしたら本当に警察にお世話になることになるわよ」

「それじゃあ帰るね、それだけ言いたかっただけだから」

それだけ言うとリーダーは僕に背を向けて帰ろうとしました。

「まあ、そう慌てないで」

「最低男の作品でも最後に見てくださいよ」

僕はそう言って、リーダーの脇まで歩いて行って、パソコンで作ったA4の資料を渡しました。

僕の思惑どおりなら、この一枚のA4の紙がリーダーの態度を変えてくれるはずです。

いぶかしがりながら紙にリーダーが目を落とします。

そこには画像と文章を編集した公告風の内容が印刷されていました。

リーダーの目にとびこんだものは・・最初の画像はMからもらったスパンキングの手形のついた尻の写真です。

画像の横にコメントをいれておきました。

「この女のプロフィールは下記をご参照ください」

「この女は××社、××部の××部長と不倫関係にあります。」

「お仕置きに尻を叩いてやりました」

二番目の画像は、やはりMからもらったM字開脚の写真です。

同じくコメントをいれておきました。

「不倫を知った同僚の口止めをするために体で誘惑して、こんな写真まで撮らせています」

「この女はSM好きのドMで、自分から誘ったSMプレイで楽しみまくっていました」

最後の画像は私の撮ったラブホのトイレでの放尿写真です。

「自分からラブホに誘って、合意でSEXしている証拠に、トイレ中の写真です」

そしてその後ろに大きめの字でさらにコメントを書き加えておきました。

「この女は自分から不倫の口止めのために誘惑しておきながら、不倫をバラしたら脅迫されてレ●プされたと警察に訴えると脅しています」

「私が警察につかまったら、冤罪であることの証明がこのファイルです」

最後に会社名と彼女の氏名、年齢、部内連絡用名簿から転記した自宅の住所、氏名とともに、彼女の顔のアップの写真と、今週職場で隠し撮りした、いつものスーツ姿の全身写真をはっておきました。

我ながらA4版のプレゼン資料としては傑作の出来栄えだと思いました。

もちろん冤罪を証明するために使うつもりなど毛頭ありません、僕については何も書いていませんし。

ただ、もしこの内容を他人が見たらどう思うか、リーダーにもわかるはずです。

渡された紙を見ていたリーダーの表情が激怒に変わるのが、はっきりと判りました。

今度は先程までの自信に満ちた低い声ではなくて、いつもの金きり声で、怒鳴りました。

「嘘よこんなの」

「どういうつもり、写真返しなさいよ、すぐに全部やめないと本当に許さないわよ」

今まではこの剣幕にいつも怯んでいましたが、今日の僕は違います。

準備してきたセリフを続けるだけです。

「嘘じゃないでしょう、本当に訴えるなら、法廷で本当に調べてもらってもいいですよ」

「金品は要求していないし、体の関係もリーダーから言い出したことですよ、今日以外はね」

「それに、それは会社のみんなに見せたりしません、それこそヤバいですからね」

「ネットのファイル交換ソフトで流すだけです」

「リーダーが知ってるかわかりませんが、あっという間ですよ、全国の何万というネット好きのスケベ男どもにダウンロードされちゃいます」

さすがにリーダーも動揺したようですが、金切り声はかわりません。

「どういうつもり、信じられない」

「そんなことしてなんになるっていうの?」

「人の噂はいつか忘れられますしね、引っ越したり転職すれば周りの人には知られないですけどネットに流れたデータは、ダウンロードする人には色あせることありませんからね」

「何年たっても、全国どこにいっても、どこかで

「もしかして、この写真の女じゃない」

ってことに必ずなると思いますよ」

怯まずに僕は続けました。

リーダーの表情がみるみるうちに怒りから怯えへと変わっていくのがわかります。

ざまあみろ。

最高の気分でした。

それでも気力を振り絞るように僕から視線を外しませんが、次に何を言えばいいのか、口から言葉が出てこないようでした。

3分間ほどでしょうか、無言のにらみ合いが続きました。

黙っていると妙に長く感じられる時間でした。

ここが勝負どころと思い、僕もまったく怯まずに視線を彼女に固定して黙っていました。

最後にふっと視線を外すようにしてSさんが言いました。

まだ怒りを含んだ吐き捨てるような口調でした。

「本当に最低ね」

「わかったわよ、どうしてほしいの」

「どうせそんな(ネットに流す)勇気なんてないと思うけど、今日はあんたのいうこときいてあげるよ」

思ったとおりです、なんだかんだといってもこの高慢女は自分の体裁を保つためなら手段は選びません。

万に一つですが、本当に

「勝手にしろ」

と出て行かれることだけが心配の種でしたが、もう大丈夫です。

自信はありましたが心配でもありました。

ここまできて、やっと胸をなでおろす気分でした。

「どうしてほしい?とかじゃなくて、この前はあんなに愛しあったじゃないですか」

「なにかのかわりにとかじゃなくて、単にこの前みたいに合意で仲良くしたいだけですよ」

心の中では

「この前とは違うぜ」

と思っていましたが、淡々と僕はしゃべり続けていました。

「わかったわよ、どうせまたこの後もこれをネタに関係を続けさせるつもりなんでしょ」

リーダーは何かを考えるふうにそう言いました。

「いえ、あんまりしつこくして追い込むのもちょっと心配なんでね、僕のほうもこれっきりにするつもりなんですよ」

そんなつもりは全くありませんが、この女は自分に都合のいいことだけはその気にするクセがあることを、もう僕も見抜いています。

そしてリーダーの反応は僕の狙いどおりでした。

脅され続けるのならどうしようかと一瞬は躊躇したようですが、僕の言葉でとにかくこの場は相手のいう通りにしておいて解決をはかろうと思ったのでしょう。

「わかったわ、とにかくこれで終わりにしてね、また嘘なら私にも考えがあるから」

「とにかく、早くすませましょ、全くやることしか考えてないんだね最低だよ」

「じゃあシャワーしてくるから」

ここで許しては、この前の二の舞です。

私はバスルームへ向かおうとするリーダーの左腕をとつさに掴みました。

「ちょっと待って、本当に最後にするかわりに今日は僕の好きなようにさせて欲しいんだけど」

どんなときでも僕ごときに指図されるいわれはないという感じでリーダーがムッとします。

「なんで私が君なんかの好きなようにさせなきゃいけないのよ」

そうこなくては面白くありません。

鼻っ柱の強い高慢女の高い鼻を折ってやるのでなければ楽しみがないというものです。

「ああ嫌ならいいんです、本当に今日で最後にしようと思ったんですよ」

「そのかわり、好きなようにさせてもらいたかったんですけど」

「だめなら、お帰りいただいても、先のことはまたそのうち話すことになるでしょうから」

僕のあっさりとした、あきらめの言葉の裏にある悪意を十分理解しているリーダーは、頭だけで振り返り、キッともう一度睨むようにしましたが、結局は吐き捨てるように言いました。

「どうせM君の入れ知恵でしょ、まったくなんでこうも無能で変態の男ばかり集まったのかしら」

「わかったわよ、好きにすればいいでしょ」

そういって僕のほうに向き直ります。

「そうですか、それはよかった、それじゃあちょっとこちらへ」

そういいながら、部屋の奥の窓際のほうへ彼女をいざなうと、後ろから左腕で抱き付いて、右手をスーツの襟口からつっこんでブラウスの上から乳房を鷲づかみにします。

覚悟はしていたものの反射的にリーダーは私の腕を掴んで離そうとしました。

思ったとおりの反応です。

僕はリーダーの反射的な行動をさも非難するかのように大袈裟に言いました。

「困ったなあ、今、好きにさせてもらうと約束したばかりなのに」

僕の腕をつかむリーダーの力が弱まります。

「ちょっと抵抗しないように両手を後ろで組んでくれませんか」

そう言いながら、腰に回していた手を離して彼女の手首を持つと背中の後ろに回させて両手の指を互い違いにして両手を組ませました。

「こんなことしなくても、胸くらい好きに触らせてあげるわよ、変態」

従順ではありますが、まだまだリーダーは強気です。

ここで通販グッズ第一号の登場です。

サイドテーブルのシェードランプのわきに隠しておいたテープを、後ろを向いているリーダーに気づかれないように取ります。

これはボンデージテープというもので、太いビニールテープのような外観なです、特に粘着剤などはついていないのですが、その伸縮性だけで巻くとピタッとはりつくような感じになり、縄で縛ったのと同じように自由を奪えるというスグレものなのです。

テープを取り出した僕はリングになったテープの端をひっぱって剥がし、50cmほど引き出したところでグルグルッという感じでリーダーの後ろ手にくんだ両手に巻きつけました。

ペットボトルを使って練習を十分にしていたので、本当に手早くできました。

リーダーにとってはあっという間の出来事だったと思います、オレンジ色のテープで拘束された両腕はもうそれだけで全く使えない状態になってしまいました。

リーダーがことに気づいたときにはまったく手遅れでしたが、悲鳴に近い抗議の声をあげます。

「何するのよ!何コレ、ちょっとやめてよ、離してよ」

「こんなことしなくても抵抗しないから、いやだ、ちょっとほどいてったら」

もうこうなってしまえばこっちのものです。

残ったテープも全て巻き終わると

「さあ、ベッドに行きましょう」

そう言って彼女をうながします。

腰のあたりで後ろ手に縛った両手首のところを持って押すと、簡単にベッドの方へと歩いて行きます。

「ちょっと、じっとしててください、尻とか叩かれたくないでしょう」

低い声でそう言うとリーダーは黙って、じっと立っています。

口惜しさで唇を噛んでいるであろうことが、肩の小刻みな震えで後姿にもわかります。

ベッドの前に立ったリーダーの後ろに回った僕は、今度は彼女の足許にしゃがみこみました。

別に彼女のスカートの中を覗こうというのではありません。

今日はスカートスーツのリーダーですが、ライトグレーをした生地のコンサバなタイトスカートは膝下あたりまで丈があって、そのくらいでは中が覗けるものでもありません。

そうではなくて、僕はベッドの下に隠しておいた足枷をとりだしたのです。

その端はベッドの両脇の脚に固定してあり、そこから繋がって伸びたロープの先には足首に巻きつける用の10cm幅くらいのバンドがあって、マジックテープで留めるようになっています。

くるっと彼女の足首に巻きつけてマジックテープで留めると、見た目は引っ張れば簡単にはずれそうに見えるのですが、横への牽力には強くて全くはずれません。

逆にテープの端をもって上へと引っ張ってやれば簡単にはずれるのですが両手を拘束されているリーダーにはもちろん、その術はありません。

両方の足枷を足首に巻きつけるとリーダーの両脚は肩幅より僅かに広いくらいに固定されて、それ以上は閉じることができなくなりました。

「やめてよ、どうするつもりなの変態!」

なじりながらリーダーは本能的に膝のあたりを閉じます。

足首をとめてあるだけなので膝は閉じられますが、僕の目的は逃げられないようにすることなので、これで十分でした。

そうしておいて、僕はベッドの横からベッドの上にあがり、彼女の正面にドカッと腰を降ろしました。

これからしようとすることは、別に後ろからでも・・というより、後ろからのほうが作業はし易いのですが僕としては、リーダーの表情とかも楽しみたかったからです。

「さあて、Sさん、これからどんなエッチな事をさせてもらいましょうかねえ」

僕は彼女から僅か50cmくらいのところに座って、怒りに燃える細淵メガネの奥の瞳を見据えながら揶揄します。

「馬鹿みたい。

こんなSM好きの変態みたいなマネしなくても、好きにさせてあげるって言ったでしょ」

リーダーは両手、両脚を拘束されても、そのプライドを失いません。

今にも僕に唾でもふきかけそうな剣幕でののしります。

まあ僕にとってはその方が、逆にますます嗜虐心を煽られるというものなのですが。

怒りに燃えるリーダーには、そんなことは思いもよらないことのようでした。

「まあ、そう慌てないで」

「Sさんが、そう見えてHなのはよく知ってますから」

「そんなに早くセックスしたいと言わなくても、わかってますよ、早くやりたいんでしょ」

僕のからかいの言葉は案の定、リーダーの怒りに火を注ぎます。

「そんなこと言ってないでしょ、もうこれほどいて、はやく帰しなさいよ」

僕は意識的に薄笑いを浮かべながら、無視して続けます。

「本当はこの前みたいに、自分から素っ裸になって、早く突きまくって欲しいんでしょ」

「でも僕はリーダーほどやりたがりじゃないので、肉欲だけじゃなくて、もっとゆっくりと楽しみたいんですよ。」

「例えばこんな風にね」

僕はリーダーのライトグレーのスカートの裾をつかむと、ゆっくりと上へと引き上げていきました。

タイトっぽいスカートはちょっと捲くりづらかったのですが、ゆっくりと引き上げると裏地を表にして、ストッキングに包まれた美脚をしだいに露わにしていきました。

「ちょっとやめて、何するのよ変態」

もちろんそんな彼女の言葉でやめる僕ではありません。

リーダーにもそれはわかったようです。

「わかったわ、見たいんなら見せてあげるから、普通にしてよ」

「横にボタンがあるから、普通に脱がして、そんなレ●プみたいに捲くりあげるのはやめて」

国立大でてるくせに馬鹿なお嬢さんだこと。

嫌がれば嫌がるほど、やめろと言えば言うほど、相手が喜ぶというのがわかっていません。

これがやってみたかった。

このとりすました女のスカートスーツをまくりあげてパンティーを晒してやる。

もう太腿のあたりまで、露わになり、無意識にリーダーが太腿をすり合わせるようにしてイヤイヤをするのが、いっそう僕を興奮させます。

「いやあSさん、これはちょっと色っぽい眺めですね」

「いつも職場ではいてるスカートを部下に捲り上げられて、悦んで身をくねらせてるとは」

「さて、今日のパンティーは何色ですか、まくる前に教えてくださいよ」

膝をぴったりとくっつけると、足首は肩幅に開いて固定されているので、少し膝をおって体を沈めるような感じになります。

反射的に膝をすりよせたせいで、逆に僕がスカートをまくりあげるのを手助けしているような感じになったせいか、すぐにリーダーは膝も開いて今は普通に立っています。

「お願い、普通にして、こんなのは嫌よ」

「そんなこと言えるわけないでしょ、こんなことして、見たいなら見ればいいじゃない」

リーダーの挑発的な物言いも無視して、僕はベッドから降りて、テーブルの上にあったバックからデジカメを取り出してきました。

「パンティーは何色かって聞いているんだよ。」

「今日は写真は許してやろうと思ったけど、そんな態度なら、まくって太腿まるだしにしたミニスカスーツ姿を写真にとって職場のみんなに配ってやろうかな」

そう言ってデジカメを彼女の前で構えます。

「いやあ、やめて、写真はいや、お願い写真はやめて」

「言うから、言うから、写真はやめて」

さすがに、これだけ痛い目にあっているとデジカメに対する恐怖心は半端ではありません。

さて、そろそろ自分の立場をわからせてやらないとならないころです。

「だから最初から今日は僕の好きにさせてもらうと言ってるじゃないか」

「聞かれたら、なんでも素直に答えればいいんだよ」

「そんな風に縛られては、撮ろうと思えば、どんな恥ずかしい写真だって撮れるんだからね」

「わかっわよ、言えばいいんでしょ」

吐き捨てるような声です。

「ピンクよ・・」

こちらは蚊の鳴くような声です。

パシヤッわざとシャッター音をONにしています、デジカメのストロボが光りました。

「キャー、嘘つき、撮らないって言ったじゃない」

彼女が似合わない悲鳴をあげます。

「答えろって言っただけで、答えたら撮らないなんて一言も言ってないぞ」

「さっきから言わせておけば、口の利き方が生意気なんだよ」

「言えばいいんでしょ?だあ、それが人にものを頼むときの口の利き方ですか?」

「見てみろ、お前の太腿むき出し、ミニスカスーツ姿だ、みんなに写メで配ってやる」

「ちょっと、やめてよ、何言ってんの、そんな写真・・」

彼女はまだ口の利き方がわかっていないようです。



「お願いです、やめてください」

だろ、口の利き方は普通そういうもんじゃないのか」

パシャッ!またフラッシュが光ります。

「キャー、わかったから、わかったから写真はやめて」

その言葉には答えず、彼女の目を真っ直ぐに見据えます。

「・・・わかりました。」

「お願いです、写真は撮らないでください」

「なんでも言うことは聞きますから、写真を送るのはやめてください」

悔しげな生意気な表情はまだ不満ですが、言葉使いはやっとまともになったようです。

「よし、やっと言葉使いがまともになったな」

「一回しか言わないぞ、今、この瞬間から少しでも、生意気な言葉使いをしたら、即刻さっきの広告みたいなやつをネットに流すから」

「脅しじゃないよ、喋るときには咄嗟に物を言わないで、よく考えて丁寧に喋るんだ」

「わかったね」

・・・・沈黙

「わかったかって聞いてるんだよ!」

大声で怒鳴りつけました。

いつも怒鳴りつけている部下から、逆に怒鳴りつけられて、リーダーの体がビクッと緊張しました。

「わかりました、ごめんなさい、言葉には気をつけますから、写真はお許しください」

緊張からか、少し日本語がおかしい感じですが、まあいいでしょう。

彼女の細淵メガネの奥を覗き込むと、先程までとは違って、もう眼に力感がありませんでした。

よし、まずはこれでいいだろう。

僕も満足してほくそえみます。

「よし、それじゃあもう一度聞こう、よく聞こえなかったからな、下着の色は?」

すっかり最初の勢いはなくなったリーダーがおどおどと答えます。

「ごめんなさい、ピンクです」

「別にいちいち謝らなくてもいいんだ、ちゃんとした言葉使いで何でも正直に答えればね」

「ところで、そのピンクのパンティーはどんなパンティーなのか説明してくれないか」

「えっ、どんなって?」

「こらっ、どんなって?じゃないだろう」

「あっ、ごめんなさい。

どんなとはどういう意味でしょうか?」

いい感じです、彼女の答え方も段々と奴●っぽくなってきました。

「色だけじゃ、どんなパンツかわからないだろ」

「ヒモパンだとか、ハイレグだとか、レースがどうとか、色々あるだろう」

「ちゃんと説明してくれ」

「そ・そんな・・・・」

僕は何も言いません・・・沈黙。

あきらめたようにリーダーがしゃべり始めます。

「ごめんなさい」

「色はピンクで、サイドに白とピンクの花柄のはいったストレッチ素材のです」

リーダーは気づいていませんが、僕のデジカメはボイスレコーダー機能付で、彼女が自分のパンツの種類を男性の部下に説明しているのを録音しています。

「う~ん、なんだかよくわからないな」

「言葉ではうまく説明できないから、まくって見てもらいたいんじゃないのか?」

彼女の目を覗き込みながらダメを押すように言います。

「見てもらいたいんだろ」

「・・・・見てほしいです」

口にしながらも屈辱感で肩が震えます。

「でも女性のスカートをまくってパンツ丸出しにするんだから、ちゃんと頼まれないとできないな、お願いしますと頼まれれば別だけど」

A4の紙をヒラヒラもてあそびながら、屈辱のお願いを催促します。

彼女はついにはあきらめたように俯いて、それでも口調はしっかりと屈辱のお願いの言葉を口にしました。

「お願いします、うまく説明できないのでスカートをまくってパンティーを見てください」

言い終わると、悔しさからか目じりの淵に涙がたまってきているのがわかります。

そこまで言わせると、僕は半分まで捲くれたまま、細身のためにそのまま腰にとどまっていたスカートをもう一度まくりあげていきました。

リーダーは屈辱に耐えるように目をきつくとじています。

ついには彼女が説明していた通りのピンクのパンティーがすっかり目の前に現れました。

なかなか高級そうなピンクの、ぴつたりとフィットした感じのパンティーです。

極小ではなくて、形的にはヒップのほうはすっかり包むようなデザインですが、ヒップ側は淵にリボン状のレースがあしらってあり、それがパンティーの生地よりも伸縮性があるのかヒップにぴったりとパンティー自体をフィットさせているような感じです。

「オヤジと不倫するだけなのに高そうなパンテイーはいてるんだな」

揶揄しながら、パンティーのうえの肌色のストッキングを脱がしていきます。

パンストをはがすと、思ったよりも明るくて鮮やかな感じのピンク色なのがはっきりとわかりました。

パンストは全部おろさず、膝にひっかけるようにして途中でとめました。

まくりあげたスカートはそのままの状態で、これも用意しおいた安全ピンでとめて固定します。

そこまですると、また元の位置にもどって、どかっと座り、作品の出来映えを鑑賞します。

思ったとおりです。

単にスカートを脱がして下着姿にしただけよりも、ずっと色っぽくて淫らな感じの光景がそこには広がっていました。

いつもと同じ凛としたスーツ姿、細淵メガネ、機能的にきちんと後ろでまとめられたヘアスタイル。

いかにもキャリア風のSさんが、そのままの姿でスーツのスカートを完全にまくりあげられて、腰のあたりにスカートを残したまま、膝のあたりにはパンストを絡ませて、恥丘のふくらみも露わなピンクのショーツを丸出しにしながら、後ろ手に拘束されて、がっくりと頭を垂れて立ちすくんでいるのです。

上半身はいつもの颯爽としたスーツ姿のままなのが、余計にこっけいな感じで被虐美を醸し出しています。

パシャッ、パシャッ、パシャッ3回ほどシャッターをきりました。

「いや~っ」

リーダーの悲鳴がまたあがります。

それでも一瞬考えるような間があって、言われたとおりの丁寧な言葉つきで抗議します。

「お願いですから、写真はもう許してください」

「ほかはなんでも言うことを聞きますから、写真だけは・・お願い」

「嫌だなあ、なんだか僕が約束破ったみたいな言い方しないでほしいな」

「さっきから言ってるけど、言うとおりにしたら写真撮らないなんて一言も言ってないんだから」

そう言うと、僕はベッドを降りて、テーブルへと向かいます。

「ちょっと待っててね」

怪訝そうにしているリーダーにそういうと、僕は用意しておいたノートパソコンを操作しはじめました。

準備が終わると、ノートパソコンを持って彼女の前に立ちます、彼女はベツドの下、僕はベッドの上に立っているので、腰の辺りで固定したノートパソコンの画面が彼女の顔のまん前にあります。

そこには撮影したてのパンツ丸出し、パンストひっかけ姿の彼女の画像が大写しになっています。

「いや~、お願い、やめてください、お願いですから消してください」

手足を拘束されているのでどうしようもないSさんが、首を振り泣きながら頼みますが、無視して僕は画面に表示されているアイコンをクリックしました。

彼女の目の前で、無残な画像に重なって音声が再生されます。

ジー・・・・

「お願いします、うまく説明できないのでスカートをまくってパンティーを見てください」

自分の屈辱的な録音再生の声に、本物の彼女の悲鳴が重なります。

「いや~、やめて~、こんなのひどい、ひどすぎる」

「お願い、やめて」

僕は彼女に引導を渡すように静かに言いました。

「これはある意味、これよりすごいね」

A4の紙をヒラヒラさせます。

「これ聴かれたら、人間性も疑われちゃうんじゃない?」

「どんなに言い訳しても、変態は僕じゃなくて君のほうだって誰もが思うだろうね」

がっくりと頭を垂れて、いまでは涙でぐしょぐしょになりながらリーダーが言います。

「お願いだから、消して、お願い、そんなひどいことしないで」

もう高慢さのかけらもありません。

「こんなのを撮られては、もうSさんは僕にさからえないね」

「だけど僕の言うとおりにすれば、今夜の最後に全部の画像と録音を消してあげるよ」

「でも少しでも逆らったり、言葉使いが悪かったりしたら、まず今のをネットに流すから」

「わかったら、わかりました○○さんと言って、服従のしるしにお尻を振りなさい」

彼女にほかに道は残されていません。

「わかりました、○○さん」

ピンクのパンティー姿のお尻を言われたとおりにクネクネと振ります。

残酷なようですが、それは3ヶ月も地獄を見せ続けられた僕にとっては胸のすくような光景でした。

そして、もちろん、こんなことくらいで終わらせるわけはありません。

夜は長いし、これはまだほんの小手調べなのです。

「この前も思ったけど、Sさん、思ったよりお尻が大きいんですよね」

僕はベッドからおりて、今度は彼女の後ろ側に回ります。

スラリとした感じのプロポーションから想像されるのより、思いのほかどっしりと量感のあるヒップを包んでいるピンクのパンティーは、豪華な花柄が飾られた前面とはちがって、お尻側は淵のリボン状のレース以外には何の飾りもないシンプルな作りで、触ると滑らかな触感が素材の上質さを感じさせます。

「今日はアポなしで来てもらったから、この前みたいな準備万端の勝負下着っていうわけじゃあないですよね」

「いつもこんな高級そうなパンティーはいてるんですか」

揶揄するような質問にリーダーは答えもなく、俯いて黙っています。

僕は尻を包むパンティーの淵のレース部分に4本の指を突っ込んで、グイッと引っ張り、反対側の尻たぶにはりつくレース部分には親指をかけて、握りこむようにパンティーを絞りました。

「人が質問してるんだよ。

黙ってないでちゃんと答えたらどうなんだ」

「いつ男にやられてもいいように、いつもこんな高級そうなパンツはいてるのかって聞いてるんだよ」

ストレッチ素材のピンクのパンティーは絞りこまれて、一本の紐と化しており、両方の尻たぶは丸出しの状態です、クロッチの部分は秘所に食い込むかのようです。

そんな惨状を嫌がるかのように尻をもじもじとくねらせながらリーダーが答えます。

「ごめんなさい、だいたいいつもこんな感じのです」

「誘うなんてそんなことありません、ブラとのセットのでいつもこんな感じなんです」

「お願いだから、そんな風にするのはやめて、恥ずかしいから」

先程からはずっと涙声です。

普段の僕なら

「可哀相」

と思ってしまうところですが、今ではこの女にだけはそういう気持ちは涌いてきません、かえって胸がすっとするくらいのものです。

「ブラとセットだって」

「なんだ、今度はそれとなくブラも見て欲しいと催促してるのか、全くエッチな女だなあ」

僕はそういうとライトグレーのジャケットのボタンをはずし、白いブラウスのボタンも全てはずしてやりました。

パンティーとおそろいのビンクに花柄をあしらった、こちらも高級そうなブラジャーが現れると景色はますます、僕を喜ばせるものになりました。

その方が、いつもの颯爽としたリーダーのイメージと好対称になるのでジャケットとブラウスは着せたままです。

無造作に胸元を開いただけでブラジャーと白い胸の谷間があらわになり、裏返しにまくりあげられたスカートだけが腹巻のように、体にまきついています。

リーダーは俯いたまま、すすり泣くような息だけで黙っています。

そこで僕はまた、ベッドのうえに座り込み、リーダーの俯いた顔も画面に入れながらフラッシューをたきます。

パシャッ。

角度をかえてもう一枚。

パシャッ

「いや~、お願い、やめて、もうやめて」

泣きながらリーダーが首をふって嫌がるのが楽しくて、逆にどんどん撮影していきます。

パシャ、パシャッ、パシャ、パシャッ。

フラッシュの断続的な光に洗脳されたかのように、リーダーはあきらめたように静かになっていきました。

今度はパソコンに画像をとりこむのももどかしく、デジカメの液晶でリーダーに写真を確認させます。

拘束テープは後ろ手とベッドの下なので、ちょっと見には何故リーダーがこんな格好で立っているのかは全くわかりません。

はだけているとはいえ上半身は服を着ているだけに、下半身がパンティー一枚でパンストをひざに絡ませているのが余計に奇異な感じです。

前からはピンクのパンティーが褌のようにされてしまっているのは確認できないものの、土手のふくらみと柔らかそうな白い肌の太腿があらわなのは、どうにもエロチックな構図です。

上半身もはだけたスーツとブラウスが何か被虐的なものを感じさせ、胸をすっぽりと包んだ上品そうなブラジャーも、そんな姿で露出させられたのでは、もはや上品さを保つことはできなくて、淑女の私生活を覗き見でもしたかのような、うしろめたい気持ちにもさせるような艶っぽさです。

「さて、Sさん、こうなるとHなSさんのことだから、今度は下着も脱がして欲しいんじゃないですか」

僕は褌をまとったような生の尻たぶをなで回しながらリーダーに聞きます。

「いや~、脱がされたくなんかない、もうやめてよ~、変態」

またリーダーが悲鳴とともに大きな抗議の声をあげます。

パシ~ン!!僕が平手で生尻をひっぱたくと、ぎょっとするほど大きな音がたちました。

「痛い!!」

叫びとともにリーダーが反射的に尻をひっこめます。

「変態とはなんだ!言葉使いにも気をつけろと言っただろ」

パシ~ン、パシ~ン、パシ~ン、パシ~ン怒鳴りつけておいて、左右に2発ずつ平手打ちを叩き込みます。

リーダーのシミひとつない真っ白な二つの尻たぶは、みるみるうちに僕の手形を赤く現してきます。

「大学も出てるくせに、言いつけも守れないやつは、おしおきだな」

パシ~ン、パシ~ンさらに2発平手打ちをみまいます。

手も脚も拘束されているリーダーはどうしようもなく、少しでも尻をひっこめようとするだけで打たれるがままで、またもや泣きはじめます。

「いたい、やめて、お願い、やめて、ごめんなさい、ごめなさい」

僕のほうも心のどこかにあったサディスティックなものに火がついてしまい、可哀相などとはこれっぽっちも考えなくなっていました。

「だめだな、お前はまだ立場がわかってないようだし、言葉使いもなってない」

そう言うと、今度はリーダーの背中を押してやると、両手を拘束されてバランスのとれないリーダーはあっけなく、顔からベッドに倒れこんでいきました。

ベッドの淵に脛があたっているため、上半身だけが折れてベッドにつっこんで、お尻をつきだしたような格好です。

もう一度ベッドに戻り、つっぷしたリーダーの頭のすぐ横あたりに座りこみ、赤く腫れ上がったリーダーの尻を撫でながら言いました。

「俺は、下着を脱がしてほしいんじゃないかと聞いているんだ」

「お前は会社でも、とにかく喋り方が生意気なんだよ」

「もう一度、生意気な口をきいたら、今度はムチでひっぱたいてやるから覚悟しろ」

息をするために顔を横に向けてつっぷしているリーダーの目からボロボロと大粒の涙が流れます。

「もう許して、なんでこんな酷いことするの」

「なんでも言うとおりにするから、お願いだからほどいて」

パシ~ン、パシ~ンこの体勢でむき出しの白い生尻を叩くと、本当に子供におしおきをしているようです。

「わからない女だな、謝れなんていってないだろう」

「下着を脱がしてほしいか聞いているんだ」

尻を叩かれて放心状態のように見えても、言えばまた録音されることが判っているのでしょうリーダーも今度は簡単にはいうことを聞きません。

「いや~、お願いです、脱がされたくなんかない」

「お願い、お願い、もう叩かないで」

そこで僕はまたまたテーブルの上のバックからグッズをとりだします。

今度は通販に頼るまでもなく、アダルトショップで買ってきた定番のピンク色をしたローターです。

「そうかあ、えっちなSさんのことだからパンツも脱がされたいんだろうと思ったんだけど、そんなに自慢のピンクのパンティー姿を見せびらかしたいんなら、ピンクのおもちゃも使ってあげるよ」

彼女の背中側から手を回し、僕がピンクローターをあてがおうとすると、ピタッと膝をとじて彼女はあらがいます。

パシ~ン、パシ~ン、パシ~ン、パシ~ン、・・・・・・・・・彼女が泣きをいれるまで僕は無言で尻への平手打ちを続けました。

「ううう・・・、いたいの、お願い、もうやめて、もうやめて」

「わかったから、わかったから、ううう・・・・・」

泣き崩れながら股を開き、僕がクリトリスとおぼしきあたりにローターをあてがうのを受け入れました。

もう2回目ですから、彼女のクリトリスの位置はよくわかっています。

簡単に探しあてると、パンティーの上からまさぐり蕾の位置を再確認してピッタリとピンクローターをあてがいスイッチをいれました。

最初はもじもじと尻をゆするだけの彼女でしたが、しだいに深い息をしはじめるとともに、わすがな喘ぎ声が吐息にまざりはじめます。

「ううう・・・、お願い、へんなことしないで・・あん」

「いやん、こんなの、ああっ・・・ううう・・・」

「あん、いやん、あああ・・・、あん」

心はまだ器具を素直には受け入れていないようですが、パンティーの布地ごしであるにもかかわらずこの前のときの僕の指での愛撫よりも、はるかに早く、はるかに強く快感を感じはじめたようです。

僕は無言でその様子を眺めながら、ときどきローターの角度をかえたりしながら、執拗に彼女のクリトリスをピンポイントで刺激していきました。

はてしなく続くと思われる振動の快感に、結局はすぐに彼女のほうが音をあげました。

「ああん、いやん、だめ、ああん、もうだめ、もうだめ」

「あん、いやん、やめて、あああ・・・、だめ、もうだめ」

「あああ~、あ~~」

ピンクローターおそるべしです。

実は僕も器具を使ったのは初めてでした。

まさか、こんなにあっけなく、あのとりすましたリーダーが気をやってしまうとは驚き以外のなにものでもありませんでした。

ピンクのパンティーにはべっとりというのではなく、丸いシミのようにピンポイントで愛液が染みを作っています。

「おもちゃでこんなに簡単にいっちゃうなんて、さてはいつもこんなのでオナニーしてるのかなSさん」

僕の言葉にイヤイヤをするようにリーダーは首を振ります。

「いやん、こんなの初めて、お願いもうやめて、おもちゃはいや、お願い好きにしていいから」

「好きにしていいって、そんなことお前に言われなくても、好きにさせてもらうさ」

「そうじゃなくて、パンツを脱がせてもらいたいのか、もう一度このローターでいかせてもらいたいのか、どっちだって聞いているんだよ」

そう言うと僕はもう一度ローターをあてがいスイッチをいれました。

「ああっ、いや~」

「お願い、おもちゃは嫌、おもちゃは嫌」

「お願い、脱がしていいから、脱がしていいから」

それでも僕はローターをあてがうのをやめません。

断続的に続く彼女の

「ああん」

という喘ぎ声を心地よく聞きながら、なおも責めていきます。

「脱がせていいだと!いつ俺がお前にものを頼んだんだ、それが生意気だっていうんだよ」

「お前が脱がせて欲しいか聞いているんだ、わかったよ、脱がせて欲しくないんだな、それじゃあご希望どおりパンティーの上から朝までローターでかわいがってやろう」

「いや~ん、やめて、ああああ・・」

「ふう・・うううう、あん、またいっちゃう、またいっちゃう」

「お願い、おもちゃはやめて、おもちゃはやめて」

それには答えず、今までよりもグリグリとこすりつけるようにローターを押し付けると

「ひい~っ、あああん、あ~~」

ガクッという感じでベッドに首を折り、あっけなく2回目の絶頂を迎えました。

「これは面白いな、朝まで何回いくか試してみよう」

半失神状態のリーダーに嘲りの言葉を投げると、ついには諦めたのか懇願の言葉をはきました。

「わかったわ、お願い、パンティーを脱がせて」

屈辱に頬をそめながら、やっとのことでリーダーがつぶやきました。

パシーン!

「まだ言葉使いがなってないな」

尻にスパンキングをいれながら教えます。

「お願いしますだろ、パンティーを脱がしてSのオマンコ見てくださいって頼むんだよ」

「わかったか」

パシーン

「いや~ん、叩かないで、お願い、そんなこと、そんなこと」

「お願いパンティーを脱がして、ねえこれでいいでしょう」

「お願い、パンティーを脱がして・・・ううう」

最後のほうは泣き声でよく聞き取れません。

「お前は国立大出のくせに本当に馬鹿だなあ」

「頼めばなんでも許してもらえると思うのが、そもそも思いあがりなんだよ」

「脱がしてほしいのか、誰のなにを見て欲しいのか、はっきり言うんだよ」

「まあいい、言わないなら、お望みどおり、朝までこいつで楽しませてやるよ」

「どうせ、もっともっとローターでいかせてもらいたくて、わざと言わないんだろ」

ピンクのおもちゃのスイッチをいれると、ジイーと振動音がします。

「ううう・・・ひっく、うう・・ひどい」

「お願いです、パンティーを脱がせて、Sのオマンコを見てください」

搾り出すような声で羞恥をこらえてやっと言い切りました。

「ああん?よく聞こえなかったな、何を見てほしいんだって?」

低い音の鳴るピンクのおもちゃをクリトリスのあたりにおしつけます。

びくんと飛び跳ねるように反応して、リーダーがあわてて叫ぶように言い直します。

「オマンコよ!Sのオマンコを見てほしいんです!」

ばっちり録音しました。

そして、ローターをテーブルに戻し彼女を安心させると、パンティーの左右に両手の親指をいれるようにして、くるっと剥くようにしながら押し下げました。

両脚首を開いて固定していることもあり、太腿までしか下がりませんが、こんもりとした恥丘を飾るふさふさの陰毛も丸出しで、写真をとるには十分な格好です。

「ほら、お望みどおりパンツを脱がせてあげたよ、こんなにエッチなシミをつけて仕方ないな」

パンティーについた水分を人差し指ですくって、彼女の鼻の頭にすりつけます。

いやがって首をふって逃げようとしますが手足の自由を奪われていては、それも長くはつづきません。

自分の性器の汁を鼻に塗られるという恥辱に泣きながら首を打ち振るだけでした。

ついでに上半身もブラジャーをつけたまま、上に押し上げるようにしてはずします。

胸の上部に無残にまくられたブラジャーを残して、頂にピンクのぷっくりとした乳首をのせた、ふたつの豊かなおっぱいが丸出しになります。

スーツの上着もブラウスもブラジャーさえもつけたままなのに、守るべき、ふたつのおっぱいは丸出しという、なんとも滑稽な姿です。

ついでにピンクローターを敏感なピンクの乳首にあててやって、いたずらすると、身をくねらせながら嫌がりがりながらも、すぐに性感をしめすように乳首がとがってきたのが外見からもはっきりとわかりました。

上へ下へとピンクの小さな玩具から与えられる、思いがけないほど強い快感にとまどうリーダーの前にまたもやデジカメをかまえてフラッシユをたきます。

パシャッ、パシャッ、パシャッ。

今度はがっくりと頭をたれるだけで、抗議する余力さえもリーダーにはないようでした。

せっかく録音させてもらったのですから、パソコンで編集しましょう。

またもや、リーダーの眼前にノートパソコンの画面が固定されます。

今度は先程にも増して淫猥な画像がそこには大写しにされています。

いつもの颯爽としたスーツ姿でありながら、陰毛もバストトップも丸出しにして、太腿に押し下げられた裏返しのピンクのパンティーには秘部にあたると思われる部分に、明らかに淫蕩の印とわかる愛液のシミがはっきりと確認できます。

肩にはスーツとブラウス、襟元に役をなしていないピンクのブラジャーが残っていることで、腰に巻きあげられたスカート、ピンクのパンティーと膝にまとわりつくパンストとともに、たった一枚の写真でありながら、いつものスーツ姿、その下のランジェリー姿、そしてオールヌードがはっきりと確認できる画像にしあがっていました。

そして、ひっつめにまとめられた髪を鷲づかみにされて目をあけるまでは痛いくらいに髪を引っ張られ続けます。

痛みに耐えかねて、ついには目を開け、いやいやながら無理矢理に見せられた、その無残なまでに惨めな自分の姿に、恐れていた音が重なります。

・・・

「お願いです、パンティーを脱がせて、Sのオマンコを見てください」

「オマンコよ、Sのオマンコを見てほしいんです」

・・・

「お願いです、パンティーを脱がせて、Sのオマンコを見てください」

「オマンコよ、Sのオマンコを見てほしいんです」

・・・

「お願いです、パンティーを脱がせて、Sのオマンコを見てください」

「オマンコよ、Sのオマンコを見てほしいんです」

エンドレスループに設定された、おぞましい自らのセリフを聞きながら、ボロボロと大粒の涙を流すその様は、ようやっと彼女の高慢ちきなプライドが崩れ落ちたことを感じさせるものでした。

ようやく一仕事終えた気持ちになり、僕のほうも

「ふうっ」

と大きく息をつくと彼女に申し渡すようにいいました。

「いいか、今の自分のザマをわすれるんじゃないぞ」

「これからはプライベートでも職場でも、生意気な口をきかないように注意することだ」

息をつくと咽がカラカラに渇いているのに気づきました。

シャワーをしようかとも思いましたが、咽の渇きに耐えられずに冷蔵庫からビールを出すと、コップに注ぎ一息にグイッと飲み干しました。

ひとここちついたことで、今度はリーダーの前にあぐらをかいて座りなおし、2杯目のビールをこんどはいくらかチビチビと飲みはじめます。

「う~ん、酒のつまみにしては、いまひとつ面白みのない風景だな」

「そうだ、S。

お前、このまえ俺と愛しあったときのように、ちょっと腰をふって見せてみろよ」

さすがに今となっては、何かひとつでも逆らえば今度はどんな責具がでてくるかと彼女も戦々恐々のようでした。

もはやプライドを粉々に砕かれてしまったリーダーは、あらがう気力もないようにクネクネとお尻を振って見せます。

「なんだ、そんなものか。

この前は自分から喜んで腰ふりまくってたじゃないか」

「ああいうふうにやって見せろよ」

そう言われても、手足を拘束されたリーダーには、これが精一杯の奉仕なのは僕にもわかっていました。

そんなことはお首にも出さず、僕は次の用意にかかります。

半方針状態のリーダーは、まさかこれ以上の慰みものにされようなどとは思いもよらないようで、この羞恥に満ちた一夜が早く終わってくれないかと、それだけを考えているかのようでした。

「もうちょっと色っぽく腰をふってみせてくれないと、酒の肴にならないんだよ」

「どれ、それじゃあ僕が手伝ってあげよう」

僕が今度とりだしたのはピンクのローターとは対照的な爽やかな?ブルーの色をしたバイブレーターでした。

リーダーは放心状態で、この新手のグッズに気づいていませんが、それでは面白くありません。

彼女の前に回って鼻先に、その道具をつきつけて言いました。

「快感がたりなくて腰がうまく振れないようだから、僕がこれで手伝ってやるよ」

放心状態のように見えたリーダーに一瞬にして力がもどったようでした。

「いや~~っ、そんなのいや~、お願いだからやめて、そんなのはいらない」

「絶対いや~、お願い、お願い、もっとお尻ちゃんとふるから、それは許して」

カマトトぶっているわけではなく、本当にバイブとは初のご対面だったようです。

大して特大のバイブというわけでもないのに、その怯えようは大変なものでした。

「ちゃんとお尻ふるから・・っていうことは、やっぱり今までは真面目にいうこときいてなかったんだな、ふざけた女だ」

「いまさら、がんばらなくてもいいよ」

「二度とそんなふざけた態度とらないように、俺がこいつで、おしおきしてやろう」

またもや、リーダーの頭を押してベッドに突っ伏させて、尻をつきださせます。

リーダーも恐怖から、太腿をぴったりと閉じあわせていますが、両手足が使えないので、僕が両手で開いてやるようにすると、とじられてはいるものの簡単に目標の亀裂が確認できました。

そこは、もうすでに十分に潤っているように見受けられましたが、念のため・・というか、せっかく買っておいたので使わないのも勿体無く感じて、ブルーのバイブにジェルを塗りたくっていきました。

そうしておいて、リーダーの尻のあたりから滑らせるように押し付けていくと、彼女の必死の抵抗もむなしくジェルの潤滑に導かれるようにヌルヌルッという感じで、バイブが簡単に押し進んでいきます。

すぐに亀裂にバイブの先端が到達しました。

そのまま黙って入れてしまうのも芸がないと思い、Sに声をかけます。

「さて、もうひと押しすれば、心配しないでも、こいつはお前のなかにはいっちゃうよ」

「随分いやがってるみたいたげど、バイブは初めてなのか?」

「本当はバイブが大好きで、早くいれてほしくて、わざと嫌なふりして俺を誘ってるんじゃないのか」

入り口に先端だけをこじいれるようにしてグリグリと回して、彼女の恐怖心をあおります。

「いや~、嘘じゃないの、お願いやめて、本当に本当に、そんなの一回もしたことないの」

「してもいいから、○○君ので普通にして、そんなのはいや、本当に知らないの」

泣き声と哀願の調子で訴えてきます。

「どうやら本当に経験ないようだな、本当に知らないんだな?」

「本当よ、そんなの知らない、お願いだからやめて」

「う~ん、キャリアのSリーダーが本当に知らないなんて、何でも知ってるのが自慢なんだろう」

「わかった、僕が協力して教えてあげますよ、感謝してくださいね」

そういうと、スブズブと奥まで一気に埋めていきました。

ジェルの効果はバツグンで、なんの抵抗もなくブルーのグロテスクな器具はリーダーの女性器に侵入していき、その空間をうめつくしてしまいました。

「いや~、やめてって言ったのに、いや~こんなのいや」

「お願い、早くぬいて、お願い、こんなのはいや」

あっさりと咥え込んだわりには、股間にその存在がはっきりと感じられるのか、いつまでもいやがります。

「いや、こいつは入れたら、それで終わりってものじゃないんだ、ちょっと待っててな」

そう言いながら、僕はバイブをグリグリと回すようにして、上部についている、もうひとつの突起が、ヒンクローターに責められて敏感になっている例の蕾にあたるように調整しました。

今度は何の前置きもなく、スイッチを入れます。

ブイーン。

ローターよりもはるかに派手な音を立てながら少し反り返った形をしたバイブがくねりはじめます。

「ひい~っ、いや~、なにこれ、いや~、とめて、とめて、お願い、お願い」

しかし、バイブから与えられる快感もローターに勝るとも劣らないようです。

クリも同時に振動で責められて、拒絶の絶叫は、すぐに違った雰囲気の息づかいへと変化していきます。

「ひい~っ、あああ~、ああ~、いやん、あん、ああん」

「なんだ、まんざらでもないようじゃないか」

揶揄しながらも僕はバイブの付け根をもってピストンのようにゆっくりと出し入れします。

リーダーのほうはと言えば、今まで味わったことのないであろう異質な性感に、全く余裕もなく尻をくねらせながら、喘ぎ声をあげ続けています。

どうやら、実際に与えられている性感だけではなく、異様な道具で犯されているという意識が彼女のマゾヒスティックな本性を刺激しているようにも感じられました。

さて、ところで僕のほうはバイブで彼女を悦ばせてやるために、こんなことを始めたわけではありません。

次なるステップに進むべく、ベッドの下から隠しておいた次なるグッズを取り出しました。

これも通販で仕入れたSM系のグッズです。

黒い合成皮革のベルト状のそれは、なにやらサックのようなものをつけた複雑な形状をしています。

僕は突き刺されたまま彼女の股間で蠢いているバイブのお尻というか取ってとでもいう部分に、そのサックのようなものをあてがいます。

バイブの根元はぴったりとそのサックに収容されて、収用しきれない部分は、もちろん彼女の性器の中です。

次に腰にまとわりついているスカートの残骸を、胸のあたりまで押し上げて、腰のあたりまで丸裸にするとサックからのびているベルトを腰に巻きつけ、あいている穴にバックルの先端のを通してベルトをしめました。

そうすると、そのグッズはサックを底辺にしたフンドシのような感じに彼女の下半身にピツタリとフィットしました。

そうです。

それはSMグッズ通販店おすすめの、バイブ固定用のベルトサックでした。

こうなってしまえば、僕はもう何もしなくても、バイブがはずれる心配はありません。

そうしておいてから、もう一度リーダーの前に陣取りビールを飲み始めました。

「ああん、いやん、なにこれ、なにをしたの?」

もうすでにバイブの快感に支配されかかっているリーダーは腰にまきつくベルトの冷たい感触に異様なものを感じながらも、事態をのみこめずにいるようでした。

「よしよし、酒の肴としては、さっきよりもずいぶんましな腰使いになったな」

バイブの快感にのたうつように腰をくねらせるリーダーの姿に満足しながら、缶ビールの残りを全てコップについで飲み干しました。

さんな僕の様子にも、もはや注意を払うどころではなく、リーダーはバイブから与えられる快感の波と必死に戦っているようでした。

「さてと、それじゃあ俺は、シヤワーでもあびてくるかな」

僕の立ち上がる気配とセリフをぼんやりとした意識の中でもリーダーは理解したようで、はっとしたように懇願の声をあげます。

「いや~、お願いだからやめて~」

「このままにするなんて、そんなひどい。

うううう・・ああん」

「お願い、あん、お願いだから、これをはずして」

そんなつまらないお願いを僕が聞き入れるわけもありません。

「まあ、そんなに嬉しそうに尻をくねらせてるくせに、遠慮しないでゆっくり楽しみなよ」

そう言うと、ほくそ笑みながら悠然とバスルームへと向かいました。

実際に僕は薄笑いを浮かべていたかもしれませんが、それとは相反してバスルームへ向かいながらもドキドキというか体の底から涌きあがってくるような興奮を押さえ切れなかったのも事実です。

今日はまだ体をあわせてさえもいませんが、この前のときの彼女にリードされての当たり前のセックスよりも、脱がせて拘束具で自由を奪っただけですが、今のほうが百倍も興奮しています。

あのいつもの颯爽としたトレードマークのようなスーツ姿を・・・そのイメージを残したままで無残とも言えるくらいの羞恥のポーズを晒しているリーダーの姿は生唾もの以外のなにものでもありませんでした。

特に生まれて初めてバイブレーターを挿入されるときの、あの何ともいえない、怯えたような、困惑したようなSさんの表情は、僕の積もりに積もった彼女への鬱憤を晴らしてくれるのに十分なものでした。

気位の高い女、しかも自分の上司である女、そんな普段は寸分の隙も見せないような女を、下品で淫猥な大人の玩具で犯してやる・・・それがこんなに刺激的なことだというのは、私にとっても初めての想像をはるかにこえたことだったのでした。

素っ裸に剥かれ自由を奪われた自分の秘孔のなかでグロテスクに蠢き続ける、その憎たらしいブルーの器具。

普段のリーダーなら、そんなものを持っている人がいるのを見かければ、蔑みの視線を投げるところでしょうがプライドの高いキャリアとしての彼女の

「部下に醜態は晒せない」

という意志とは反対に、その下品な器具は確実に彼女を快感の渦に巻き込みつつあるようでした。

それを体の中に残したまま、置き去りにされることの恐怖で、いつもは顎で使っている僕に対して媚をうるにも近い声でリーダーが懇願しました。

「お願い、お願いだからのままにしないで」

「行かないで、お願い」

いつもは、嫌々ながらも何でもリーダーの命令に従わなければならない僕ですが、彼女の必死の懇願を無視してバスルームへ向かうことのなんと気持ちよいことか。

本当のところはバイブレーターの振動にプライドを砕かれていくリーダーの姿を間近に座ってじっくりと観察したいところでしたが、孤独にさせることが、今、リーダーを追い込んでいく一番いい方法だと自分に言い聞かせて、僕はわざとゆっくりとシャワーを使っていました。

髪をシャンプーし、全身をボディーソープで流したあとで、髭もそって、もう一度、服をきちんと着なおして部屋へと戻ります。

きちんと服を着たままの僕の前で、みじめな裸身を晒すことで彼女の屈辱感は倍加されているはずです。

たった20分か30分くらいのシャワータイムでしたが、部屋に戻ると、彼女の

「ああん」

というような喘ぎ声はなりを潜めており、前方のベッドに突っ伏すような感じで上半身は倒れこんでいます。

聞こえるのは

「はあ、はあ」

という荒い息づかいだけです。

近くに寄ってみると、横を向いた顔の両目は虚空をみつめてでもいるかかのように焦点があっていない感じで、唇の端からは、うっすらと涎がたれているようです。

やばい!やりすぎたか。

今度は僕のほうに恐怖感が走りました。

これは普通ではありません。

慌ててバイブレーターを固定しているフンドシ状のベルトをはずします。

ドロッというような感じでヌルリと彼女の愛液まみれになったバイブレーターが抜け落ちてきました。

彼女のほうは蒼白な顔面から首のあたり背中まで汗でびっしょりになっており、両の腕ははっきりとわかるほどに鳥肌がたっています。

バイブレーターをはずしてやっても、気づいた様子もなく、僅かにですがブルブルと小さく全身が震えています。

このままでは危険と思い、両脚の足枷のマジックテープをはがしてやりました。

膝下のあたりがベッドの側面にあたって立位を保っていた彼女は、支えを失った樹木が倒れるかのように両脚を後ろに跳ね上げるような感じで、更にベツドに突っ伏すように倒れていきました。

僕はベッドの上にあがり、彼女の体の下、腹の辺りに腕を回して渾身の力で、彼女の両脚もベッドのうえにのるくらいまで引っ張りあげておいて、グルグルに後ろ手に巻いていたテープもはずしてやりました。

両腕が自由になると、彼女は自分の力でゴロンと転がるようにして仰向けになり、

「はあはあ」

と荒い息をしながら、うつろな感じの目でこちらを見ています。

「おい、大丈夫か」

さすがに心配になって声をかけました。

彼女のほうは仰向けになったせいか、こころなしか瞳に力がもどったような感じがしますが、あいかわらずただ黙って、はあはあと荒い息をしながら、こちらを見ています。

そのうち段々と荒く深かった息が、深くはあるけとれど落ち着いた息使いにかわってきました。

息も絶え絶えという感じで、それでも彼女はしゃべりました。

「ひどいじゃない、おかしくなっちゃうよ・・」

もう、それだけ言うのが精一杯の感じでした。

どうやら精神に異常をきたしたのではないことだけは確かなようです。

僕のほうが正直なところほっとしました。

現金なもので、無事なことがわかると、またすぐに好奇心が頭をもたげてきます。

こんなにまでなってしまった彼女のあそこはどうなっているのか見てみたくなって、彼女の脇によりヘソ下のあたりに中指をあてて滑らそうとしました。

指が彼女の皮膚に触れた瞬間にビクン!という感じで彼女の体が震え

「ひいっ」

という悲鳴をあげました。

なにごとかと思いましたが、肌に触れられる感触に驚いただけのようです。

もう一度、こんどは直接、陰毛の茂みの陰にある部分に右手を差し入れていきましたが、ガシッと両足で挟み込むようにして僕の手の動きを封じると

「はああああ、ひいっ~」

とうめきます。

どうもよくわかりませんが、どうやら間断なくバイブレーターから与え続けられた快感のせいか、全身が驚くほど敏感になっているようです。

僕にとっても、初めてといっていい経験でした。

試しに左手で乳房に攻撃を加えながら、挟まれた右手をなんとか茂みの奥の入口のヒダのあたりまで到達させてみると、こんどははっきりと搾り出すような感じで快感を訴えはじめました。

「あああ~ん、いや~、だめ~、お願い、ちょっとまって・・うううう、あああん」

そう言って拒絶しながらも、全身がビクン、ビクンと痙攣するような感じで反応するのが、嫌がっているだけではなく悦びを伴っていることを知らせてくれます。

それも、ピンクローターで責められているときのような、鼻にかかった甘い感じの喘ぎ声ではなくて、もっと甲高い感じの切羽詰ったような感じの貪欲に快感を貪ろうとするかのような淫猥な喘ぎ声です。

「あっ、ああああああああああ、はあはあ、ひい~っ」

「はああん、お願い、はあああああ、待って、ああん、ああああ」

そのたまらない眺めというか様子に僕のほうも夢中になって両手を使っての愛撫に加えて、唇や舌も動員して乳首や耳を責めていくのに没頭していました。

喘ぎは間断なく盛大につづき、またもや彼女が息も絶え絶えという風情になってきました。

当初の計画では、まだまだ彼女に対する責めの手順は準備していたのですが、あまりにも激しく淫らな感じの彼女のよがり様に、僕のほうも興奮が頂点に達して、固く勃起した自分の分身をなんとかしてやらないと暴発さえしてしまいそうな気持ちになり、とりあえずここで一回、息も絶え絶えのリーダーに肉棒をぶちこんでやることにしました。

ズボンのチャックを下ろし、一気に引き抜くようにパンツも一緒に脱いで下半身だけ裸になりました。

肉棒を掴み、彼女の亀裂の入口にあてがおうとすると、もうそれだけでSさんのほうも、僕の意図に気づいようです。

そして、あの高慢な女上司が、今まで蔑み続けてきた僕の不埒な行為に対して、あろうことか自分から腰を浮かして、擦り付けるかのように肉棒を自ら迎え入れようとしてきたのです。

今の今まで大人の玩具というものが、これほどまでに女性の性感をあおるものだとは考えてもみませんでした。

僕の考えでは、大人の玩具を嫌がるのを無理に使うことで、屈辱感与えてやろう、苛めてやろうという気持ちだったのですが、そのブルーの小ぶりなバイブレーターは僕の考えとはまったく違う方向へと急激に彼女を追い込んでいったようでした。

僕は思わぬ彼女の反応に少し驚いて、思わず腰の動きを止めました。

Sリーダーは肉棒を迎え入れようとした無意識の行動が、かえって目的を阻むことになってしまったような感じです。

「いや~ん、やめないで、ああん、おねがい、いれて」

信じられない言葉でした。

あのリーダーが僕に脅されてであればともかく、こちらは何も言っていないのに

「いれて、いれて」

とセックスをねだりながら、待ちきれないかのように腰をくねらせているのです。

今でさえも、こんな状態なのに、もう少しバイブレーターで責めてやったらどうなるんだろう。

リーダーの牝そのものといった行動は僕を喜ばせますが、同時に意地悪な気持ちも喚起します。

「なんだ、そんなにいれて欲しいのか、いれて欲しいのはバイブレーターかい、それともち○こかな」

僕のからかってやろう、散々恥ずかしがらせたうえで、恥ずかしい言葉を言わせてやろうという目論見とはまったく違って間髪をいれずに、Sリーダーが叫ぶように答えます。

「ち○こよ、ち○このほう、おねがい早くいれて、ああん、ふううん」

言う間も惜しいかのように、僕の腰に腕をまわして、引き付けるかのように引っ張りながら、腰を下から上へと突き上げてきます。

あまりの彼女のよがり様に、これ以上は恥辱を与えようとしても無駄だと思いました。

本当はもっと彼女を辱めて、羞恥に染まらせてやりたいと思っていたのですが、自ら肉棒を求めて恥ずかしい男性器の名前まで連呼するに至っては、性感のほうが圧倒的に理性に勝ってしまっているのは明らかで、これ以上は辱めるのは無理というものでした。

こんな状況で、僕が彼女への恨みを晴らすとしたら、彼女の期待にこたえずセックスをお預けにして、じらしてやることぐらいですが、あまりの彼女の様子に僕のほうも牡の本能を刺激されまくりで、とても我慢ができる状態ではなくなっていました。

「本当にSはいやらしい女だな、こんな淫乱女だとは思わなかったよ」

「今すぐにいれてやるから、股を開いて太腿を両手で押さえて、オマンコを見せてみろ」

「Sは淫乱です、早くち○ぽを入れてください、と頼めばいれてやるよ」

「いや~~ん、いじわる~、ああ~ん、はやく、はやくいれて、ふう~ん」

「ひい~っ、おねがい、Sは淫乱なの、はやくち○ぽをいれて」

「ち○ぽよ、ち○ぽをいれて、あああああん、はやくうううう」

もう自分が何を言っているのかも理解してはいないのではないかというくらいの乱れかたなのですが、意味はちゃんと理解しているようで、ガバッとぼかりに大股を開き、ふともものあたりを両手で抑えてその姿勢を維持します。

男に両脚を持たれて開かれるのではなく、女が自分からまんぐり返しにも近いその格好をとって男がはいってきてくれるのを待っている、その様子は娼婦そのものとも思える淫らさでした。

あまりの淫らな光景に思わず、そのままずぶりと突進しそうになる気持ちを必死に抑えて、デジカメをとりだしパシャパシヤと数枚写真をとってから、いよいよ期待に応えて腰をその上にのせていきました。

僕のほうは万一に備えて、通販でグッズを買うついでに輸入代行で購入したバイアグラを事前に服用していますが、その青い錠剤の力など実際には必要ないくらいに興奮していました。

右手で亀裂まで誘導すると、こんどはまったくジェルなどの潤滑ローションは不要な状態であるのがはっきりとわかります。

なんの抵抗もなく亀頭からカリのあたりまでがヌメツという感じではいっていきます。

「はひい~~、あああ~~、うううう~~、はううう~」

もうその瞬間から彼女の喘ぎ声は半端ではありません。

喘ぎというよりは、なんというか獣の咆哮にも近いような、唸り声とでも言ったほうがいいかというような、すごい声です。

そのまま、ずぶぶぶぶ、という感じで根元まで埋めていきました。

リーダーのそこは、この前とまったく同じようにすごい熱さです。

そしてやはり、この前と同じように入れた瞬間に収縮するような感じで、その後もすごい締め付けでした、本当によく締まるオマンコです。

それは散々バイブレーターで蹂躙された後でも、前回と全く同じような快感を与えてくれる、女の道具でした。

この前と違っているのはリーダーが自分からふとももを両手で抑えて大股開きの格好を維持してくれている、その淫らな体勢と、前回は

「ああん、くうっ、ああん」

という感じの、ある意味かわいらしい感じの喘ぎであったのが、今回は別人かとも思うような咆哮にも近い嬌声をあげていることです。

「はああああ~、あああんあああん、ひい~っっっっ、はあああああ~、ううううううっう~」

奥まで到達すると、僕のほうも遠慮なく、この前と同じように全力でストロークを叩き込んでいきます。

「ひいっ、ひいっ、ひい~~っ、ひいっ、ひいっ、ひい~~っ、うわ~~っ、ひい~~っ」

獣じみた咆哮もストロークにあわせて、ものすごい大声で響き続けます。

「あひい~っ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいいいいいいいいい」

「あひい~っ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいいいいいいいいい」

僕は決してテクニシャンではありません、女性がこんなにも我を忘れたように乱れ捲くるのを見たのはこれが初めてでした。

そして、いつも女性よりも早くいってしまいそうになるのが悩みで必死に耐えているのですが、この日は生まれて初めて、僕のほうは十分に余裕があるうちに、女性のほうが今にも絶頂に達しようとしているのがわかりました。

「あひい~っ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいいいいいいいいい」

「あひい~っ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいいいいいいいいい」

「うっ、うっ、うっ、うっ、うあああああああああああ~~~~」

僕がストロークの間隔をせばめて、超スピードで腰をつきいれると、あっけなく別の世界へといってしまいました。

そんなことは無視して、僕は腰を振り続けます。

この女に対しては、恋人に対するような気使いや遠慮、思いやりなどというものは不要です。

本能のおもむくままにガンガンと腰を振り続けます。

女のほうもつかの間の弛緩から、すぐに蘇ってきて、先程までの続編のように、またすぐに盛大な唸り声をあげはじめます。

「あひい~っ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいいいいいいいいい」

「へんになるうううううっ、ひいいいいいっ、うあああああああ」

僕はセックスのときに女性器の感触そのものよりも、女性の喘ぎ声によって性感が高まるような気がします。

喘ぎの小さい女性の場合にはそうでもないのですが、淫らな

「ア行」

の喘ぎを女性があげはじめると急激に興奮が高まってくるのです。

ところが今日はそれが違っていました。

喘ぎ声というよりも咆哮に近いその声はあまりにも獣じみていて僕の快感を煽るにはいきすぎだったようですもしバイアグラでカチンカチンになっていなければ、もしかしたら萎えてくるくらいだったかもしれません。

しかし、今日はそれが逆に功を奏した格好で、僕の分身に耐久力と余裕を与えることになっていました。

彼女が咆哮をあげてのた打ち回る、その腹の上で僕は余裕しゃくしゃくにストロークを打ち込み続けていました。

Sリーダーは一回クライマツクスに達すると、どんどんと次のクライマックスが押し寄せてくるという性癖の持ち主らしいことが判りました。

あっけなく2回目のクライマックスを迎えて、それでも僕がピストン運動を続けていると、また次の波が近づいてきているのがわかりました。

いつしか咆哮は

「ううう~、ううう~、ううう~」

という規則的な唸り声のようなものに変化してきており、視線もなんとなく虚空をさまようようです。

さきほどバイブレーターのベルトサックから開放されたときとそっくりの雰囲気になってきました。

それでも確実にクライマツクスへ向かっているのは、体の反応や微妙な声の変化で感じとれました。

「ううう~、ううう~、ううう~」

「ううっ、あっ、あっ、あっ、あっ、ああああああ~、ひい~っ」

ひときわ高く叫ぶように唸るとガクッと全身の力が抜けてしまいました。

目の前で見ていたのでわかったのですが、一瞬、白目をむくような感じになると、目をとじて崩れ落ちるように倒れていったのです。

そうです、信じられないことですが、あのSリーダーが僕とのセックスで感極まって失神してしまったのです。

あまりのことに僕のほうも呆然としていました。

話には聞いていましたがセックスの最中に、女性が快感のあまり失神するというのは、もちろん見るのは初めてです。

しかも性の猛者でもない僕が、Sリーダーを肉棒の与える快感で失神に追い込んでしまうなどとは夢想だにしないことでした。

変態じみていると自分で苦笑しながら、薬の効果のせいか未だにいきり勃ったままのイチモツを失神したリーダーの頬の上にのせて、デジカメのセルフタイマーで記念撮影をしました。

その時の感じでは、そのまま朝まで寝付いてしまうのではないかと思いましたが、実際にはまったくそんなことはなく、僅か10分ほどでリーダーは失神から覚めて、気がつきました。

そうはいいながらも、なにが起きたのかよく理解していない感じです。

上体を起こしてペタリと座りこんでいる、その背後にまわって後ろから羽交い絞めにするような感じでおっぱいを揉んでやると

「あふん」

という感じで、まだまだ性感の余韻は残っているようです。

普段の颯爽としたリーダーからは想像できない、あまりの乱れっぷりに、我を忘れて、体をあわせてしまった僕でしたが、少し冷静さをここでとりもどしていました。

まだまだリーダーにしたい・させたいと思ったことはたくさんあったのです。

思わず本番行為にこちらまで浸ってしまつたものの、僕の方はまだ射精もしていませんし、射精したとしてもバイアグラも服用済なので、まだまだ朝まで十分にやりたい放題のことができるはずです。

ここで僕はリーダーの服を脱がせることにしました。

彼女の裸身にまとわりついて、被虐美を楽しませてくれた小道具ですが、もうそろそろいいでしょう。

犯っているさいちゅうは普段の職場のリーダーを犯っているという感覚を与えてくれた、スーツやブラウススカートですが、やはり行為の途中ではうざったくも感じていました。

半脱がしも興奮ものですが、やはり素っ裸も捨てがたいものがあります。

背後からスーツとブラウスをいっぺんに引き剥がすように肩から腕を通して脱がせてやると、リーダーのほうも僕の意図を察したようで従順に従います。

ブラはホックをはずすまでもなく、簡単に首から両腕をあげるようにして抜き取れました。

タイトなスカートだけが裏返しで胸の下あたりにあり、ちょっとだけ難物でしたがサイドのボタンをはずすと広がって簡単に下半身へと落として抜けました。

ピンクの高級そうなパンティーとパントスもいっぺんに足先から抜き取りました。

もうここまで女としての羞恥心など取り繕いようもないような醜態をさらしてしまっていることもあってかリーダーのほうも、脱がされることに抵抗はまったくないようで自ら進んで協力していました。

僕のほうも下半身だけ素っ裸という滑稽な姿でしたが、ここで上半身も全部脱いで裸になります。

そうしておいてベッドのうえでペタリと座っているリーダーの前に反り返るイチモツを誇示するように仁王立ちになりました。

リーダーはまだ幾分もうろうとした感じでもありましたが、僕の意図していることにはすぐに気がついたようでした。

特に嫌がることもなさそうに、僕の肉棒に手を添えようとして、ちょっと考えるようにして細淵のメガネをはずそうとしたのです。

「ああ、それはそのままで」

「僕のほうをちゃんと見ながらしてもらえるかな」

トレードマークの細淵メガネは邪魔でも、つけていてもらわなくては興奮が半減するというもの。

僕にとってはSリーダーに素っ裸でさせるフェラチオは、あの応接室でのリーダーとMの行為を見て以来何度となく頭の中で妄想した夢といってもいいことです。

この前のときに、フェラチオをさせなかったことを後でどれだけ後悔したことか。

でもリーダーのほうにとっては、気も狂わんばかりに快感を貪りあって、失神するまでに至った行為のあとではそれは、何の抵抗も感じない、当たり前のサービスのようでした。

僕の言うことに素直に従います。

メガネをはずすのはやめにして、肉棒の根元に手を沿えて、躊躇することもなく、勃起して熱くほてっているそれを咥えていきました。

上目使いに僕と目をあわせながら、いきなりのディープスロートで唇の内側を使って肉棒やカリに刺激を与えるように、頭を前後にゆすって出し入れしてゆきます。

それは筆舌に尽くしがたい最高の眺めでした。

理知的な細淵メガネの女上司が、僕の足許に全裸でひざまづき、上目使いに僕の様子をうかがいながら、綺麗に口紅で整えられた口いっぱいに僕の肉棒を頬張り、出し入れしながら舌先でも刺激を与えてくるのです。

自分の上司である高慢ちきな女にとらせる行為としては、セックスそのものよりもフェラチオのほうが何倍も征服感を満たしてくれる行為であるように今でも思います。

なんといっても普段取り澄ましている、その口に、性器であるち○ぽを咥えさせるという行為が、日常の彼女を汚している感覚を強くイメージさせるからなのかもしれません。

けれども彼女のほうは汚されているなどという感覚はまったくないようで、肉棒を咥えてストロークするという、その行為に没頭しているようでした。

女っていうのは、本当にち○ぽが好きな動物なんですねえ。

理性に支配されているうちは羞恥心がそれを抑止していますが、性的な行為に没頭しはじめてからの男性器への執着心というのはSリーダーに限らず、女性全般に言えることのような気がします。

男性の女性器へのクンニなどの行為は、それによって女性が悦ぶ様を楽しんだり、サービス精神のようなものに後押しされているのに対して、フェラチオを覚えた女性の一心不乱のその行為は、最初は男性を悦ばせようとしたものであっても、いつからかその行為自体というか、肉棒に支配されること自体を本能的に欲求しているか、楽しんでいるとしか思えないものです。

「遠慮しなくていいよ、好きにして、咥えるばかりじゃなくて、舌先で・・そうそうカリ下とかも」

「うまいな」

僕の指示など必要ないような、思いがけないフェラチオのテクニックでした。

どうやら不倫相手のオヤジにでもたっぷりと仕込まれたようです。

本当はまったく必要もなかったのですが、僕は自分の征服欲を満たすだけの目的で彼女の頭を両手でもって無理矢理にピストンさせたりもしていましたが、まったく嫌がることもありませんでした。

これが本当にあの取り澄ましたリーダーなのかというくらいに、ち○ぽを咥えてストロークすることに没頭している彼女のうっとりした表情とヌメヌメとした感触を楽しんでいるうちに僕のほうも徐々に射精感が高まってきました。

Mとの応接室の件で、リーダーが単にフェラチオするだけではなく、口内射精をうけいれたうえで、ごっくんまでする女だということは判っています。

上司である女に自分のザーメンを飲ませてやるという行為は、それはそれで魅力的な考えでしたが、Mとの行為を既に見てしまっているだけに、彼女を陵辱しておとしめるという観点からは新鮮味がないのも、いなめないところでした。

やはり、最初は口内射精ではなくて膣内射精でいこう。

そう思いました。

あいかわらず口唇奉仕に没頭しているリーダーの頭を抑えて、腰を引き、仁王立ちフェラを中断します。

Sさんは、何故?という感じで怪訝な表情を浮かべますが、僕がベッドの下へ導いて、彼女の手をベッドにつかせて立ちバックの姿勢をとらせると、すぐに意図を理解して、入れやすいように肩幅くらいに自ら両脚を開いて、

「どうぞ」

と言わんばかりの姿勢をとりました。

僕のほうとしては、嫌がるリーダーを無理矢理・・・というコンセブトからいくと、彼女がセックスを受け入れて、あまつさえ自ら積極的に楽しもうとしている様は不満以外のなにものでもありませんがまだ朝までたっぷり時間はあることですし、とりあえずここは流れにまかせることにしました。

交尾を待つ牝の動物さながらに、リーダーは紅色の媚肉もあらわに尻をつきだしています。

こんどの挿入は当たり前のようにスムーズです。

スムーズでありながら入ってみると妙に狭い感じなのがリーダーの体の魅力的なところでした。

「はあ、ああん、いい・・・」

ずっぽりと奥まではめてやると、リーダーは甘い声で悦びます。

インターバルで多少自我が戻ってきたのか、先程の獣の咆哮のような乱れ方とは違う、艶っぽい鼻声で、彼女のほうはともかく、僕のほうはそのほうが興奮するのでありがたい感じでした。

リーダーの両の乳房を背後から羽交い絞めにするようにつかんで、上体を起こさせます。

「さあ、行こうか」

そう声をかけて僕は向きを変え、右足を一歩踏み出します。

そして今度は左足を一歩、慎重に結合部分がはずれないように歩きます。

僕の意図はわかっていないようですが、彼女のほうも行動しようとしている内容は判ったようで文句も言わずに、背中側に両腕を差し出し僕の腰のあたりをつかみます。

僕の歩みにあわせて、立ちバックで結合したまま、よちよちという感じでバスルームまで歩いていきました。

バスルームに到着すると、洗面所に両手をつかせて体勢を安定させてから、大鏡の前で本格的なピストンをはじめました。

下を向こうとするリーダーの髪をつかみ、鏡のほうを向かせて、二人の結合しているシーンを見せつけながらのストロークです。

「あん、いやん、こんなの恥ずかしい」

そうは言いますが、言葉ほど恥ずかしがっている様子でもありません。

どうやら、この程度は今までにもけっこうしていることのようです。

「○○君もこういうの好きなの、ああっ、そこいい、あっ、あっ」

「いいっ、あん、あん、あ~~ん、あ~~ん」

彼女のほうは声の調子で性感がまた高まってきているのがわかりますが、慣れた感じの反応であるのが今ひとつ気に入らないところです。

もう一度上体を起こさせ、バスルームを離れようとします。

「あん、いやん、もうすこし・・、このままいかせて」

彼女のほうは少し不満そうでしたが、無理矢理ひきはがすようにして、また行進を再開します。

部屋に戻りベッドをつっきり、窓辺へ向かいます。

今度は僕の思惑どおりでした、途中から僕の意図に気づいた彼女はバスルームのときとは違って、あわてているようでした。

「いや、ちょっとまって、外から見えちゃう、お願い、ベットで、ベットで・・」

彼女があわててくれたり、拒否してくれたりするほうが、こちらは楽しいのです。

もちろん、やめるわけもありません。

とうとう素っ裸で合体したまま、全面が窓といっていい、その前に到達しました。

その高級シティーホテルは海辺に建っているのが売りのひとつでもあり、壁の全面が窓といっていいその前に立つと、一望の海が広がって、それは爽快な眺めでした。

しかし海よりも手前、眼下を見下ろすと、ホテル前は海浜パークのようになっており、街頭の灯りで、深夜とはいえ、まだちらほらと歩く人の姿も見えます。

僕のリザーブした部屋はかなり高層階だったので、暗い部屋の照明の元では、眼下のパークの人からはほとんど確認できないはずでした。

しかし、そんなことは、あわてている彼女には思いつかないのか、もしくは判っていても、街頭に照らされてこちらから見える通行人を見ていると、あちら側からも見えるはずだという思いに支配されてしまうようでした。

カーテンはすべて開けはなっていますから、全裸の彼女の姿は膝のあたりから上は窓ガラスに対面しており、部屋の明かりの反射でガラスに映る自分の裸身も彼女の恐怖感を倍加させています。

「さあ、窓に両手をついて、僕たちのセックスをみんなに見せてあげよう」

オヤジじみた手口ですが、プライドの高い彼女に対して、思った以上に効果的な責めだったようです。

「いや~、本当におねがい、見えてる、こんなのいや」

「あの人こっちを見ている、お願い、ベットで、お願いここはいや」

腰を引いて結合部をはずそうとしますが、今度は僕のほうが彼女の腰のあたりをがっちり抑えてそうはさせません。

「ほら、はやく手をついて」

「それとも、また縛られたいのかな」

「縛ってから、ここでやってもいいんだよ、どうせ同じなんだから早くしなさい」

「いや~、お願いやめて、見える、本当に見えてる」

それでも、彼女はいうことをききません。

まあ、そのほうが僕としては弄り甲斐があるというものなのですが。

「手をつけば、すぐに終わらせてあげるよ、高層階だし、さっさとすませれば誰も気づかないよ」

「抵抗してると、かえっていつまでもこうして全裸をみんなに晒し続けることになるんだよ」

「手をついて素直にやらせない限り、絶対ここから逃がさないよ」

僕の固い意志をきかされて彼女はついにあきらめました。

「お願い、早く、見られちゃう、本当にみられちゃうから早くして、お願い」

ついに。

プライドの高い女上司は素っ裸で外界に向かう窓に両手をつき、尻をつきだして屈服のポーズを示しました。

思いのほかの彼女の激しい反応と、ついには示した屈服のポーズに、僕のほうは有頂天になりガンガンと腰をつきいれていきました。

「ああん、いや、見えてる、おねがい、ああああああ・・」

彼女の羞恥に染まった喘ぎ声も僕の興奮を加速させます。

外界にむけて視界が開け放たれている窓の前でリーダーを犯す快感に僕のほうもいつしか酔っていました。

「ううう、見られてる、いや~、こんなのいや~、ううう・・・」

彼女のほうは半泣き状態になっています。

「ああん、あん、見えてる、うううっ、あん、あん」

そんな精神状態であっても、ローターやバイブで性感を高められ、失神するまで肉棒に蹂躙された後のインターバル、そうしておいての再度の肉棒のストロークは彼女に快感を与えずにはいないようで、泣き声と喘ぎ声がまじった、僕にとっては堪らないさえずりが続きました。

ついには僕のほうも急激に快感が高まってきました。

フィニッシュに向けてストロークのスピードをあげます、彼女の喘ぎとも泣き声ともつかない嬌声も半狂乱に近い感じになってきており、お互いに最後のときが近づいているのを感じます。

もうこれ以上は耐えられない。

僕は最後に一突き深くつきいれると、この日初めての射精をドクンドクンと彼女の中に放出していきました。

彼女のほうは、もうすでに中に出されることを覚悟していたのか、抵抗はしません。

「あっ、あっ、あああああああああああ」

とほとんど同時に果てて、ガクッと窓辺のアプローチに膝をつきました。

僕は満足して肉棒を抜き取り、放心状態の彼女をいざなってベッドへと向かいました。

彼女の内腿にはザーメンが流れだしていますが、それをそのままにベッドへ仰向けに寝かせます。

「意地悪。」

「見られちゃったかな」

彼女が心配そうにつぶやきます。

僕は彼女の髪をとかすように撫でながら、話していました。

「高層階だし、この程度の部屋の明かりだと、下からはほとんど見えないと思うよ」

こころなしか彼女のホッとしたような気配が伝わります。

「でも、僕たちみたいなカップルがけっこういるらしくて、それを覗こうとするやつもいるみたい」

「望遠鏡とか悪質なのになるとサーチライトみたいなので照らして望遠で撮影する奴とかもいるらしくて、チェックインのときにフロントの人が

「こちらで注意していますが何かあったら言ってください、警察に通報します」

とか言ってたな。」

「ほら海向きでこれだけ大きい全面の窓じゃない、やっぱりそういうこともあるみたいだよ」

「それじゃあ、今のも見られてたかもしれないね」

彼女の声が不安そうになります。

もちろん僕の言葉は口からでまかせですが、そんなこととは知らない彼女は本当に心配そうにしています。

僕はそんな彼女の様子を面白がって見ていましたが、これ以上おどかすのはやめにしました。

「いやライトとかで照らされれば別だけど、真夜中だし、この程度の灯りじゃ望遠鏡でも顔とかはわからないと思うし、そもそもこの部屋の様子に気づきもしないと思うよ」

彼女のほうも、それを聞いてやっと少しだけ安心したようでした。

しかし彼女の順応力の高さには驚くばかりです。

縛られて泣きわめき、ローターやバイブにあれだけの嫌悪感を示しておきながら、今となっては彼女にとってはセックスの一過程として精神的に消化されているような感じでした。

次から次へと繰り出される責めに、泣きながらプライドが砕けていくリーダーの姿を楽しみにしている僕にとっては、一瞬一瞬はプライドを砕いたような感じで満足に浸るのですが、彼女の立ち直りの早さはなんとも忌々しいことでした。

セックスの余韻に彼女がまどろんでいる横で、僕は次の責め具をとりだします。

黒のレザーっぽいそれは、先程のバイブ固定用のベルトサックに一見似ていますが、もう少し大掛かりなものでした。

リーダーはまた例のバイブ責めをされるのかと一瞬身構えましたが、ちょっとまた拘束させてもらうだけだと僕にきかされ、どうせ抵抗しても無駄だろうと素直に従いました。

再三にわたり肉棒を打ち込まれてしまった今、彼女にとって、多少のことは、もういいかという心境のようにも見うけられました。

それは先程の足枷を二つつなげたような構造をしていて、手首と太腿をそれぞれ輪で固定するような感じの合成皮革の拘束具で手足の自由を奪うのと同時に太腿と手首を密着させ、背中の後ろで両側の手足からきたベルトを固定するようになっており、簡単にM字開脚状態に固定してしまうものです。

リーダーのほうはあきらめたように従い、恥ずかしがりながらも、あきれたような感じで言いました。

「○○君、本当にこういうの好きなんだね。

私をこうするとそんなに興奮するの?」

まったく、その自己中心的な自信はどこから来るのかわかりませんが、まあそのうち、そんな余裕はどこかに消し飛んでしまうであろうことはわかっていましたので、好きに言わせておきました。

ここで僕はもう一度、洋服を着なおします。

眺めのいい生贄を肴に酒を飲むのですが、やっぱり服を着てでないとなんとなく落ち着きません。

また冷蔵庫からビールを出してきて、M字開脚に固定されて秘孔からあふれたザーメンを内腿にしたらせているリーダーの姿を肴に一杯やりはじめました。

何度かビールをコップに注ぎなおし、あらかた飲み終わって、ひとここちついたところで次の作業にはいることにしました。

テーブル横のイスをもってきて、M字開脚状態の彼女を、子供の小便を助けるような感じで持ち上げてイスの上にのせました。

「ちょっと、なにするの?」

という彼女の不安そうな抗議を無視して作業を続けました。

背もたれだけで肘掛のないイスなので、ちょうどよい感じです。

足首にも足枷をつけて、そこから延びるロープ後ろにひっぱりイスの背もたれに縛って、M字開脚をさらに誇張します。

背中のあたりの留め具をボンデージテープでグルグルとイスの背もたれに縛りつけると、予定どおりリーダーはM字開脚でイスの上に固定されたまま、首以外はまったく動かせない状態になってしまいました。

そうしておいてから、おもむろに僕はイスごと窓際に再度彼女を運んでいきました。

僕の意図に気づいて、さすがにリーダーが悲鳴をあげます。

「キャー、いや~、窓はいや、やめてお願い、そこはいや、お願いやめて・・・」

もうすでに最後は泣き声です。

僕の出まかせの覗き魔の話しを真に受けているようでした。

窓際にしっかりとイスを固定すると、ロープをとりだしてきてカーテンを留める紐の取手にロープの端を縛り、イスの背もたれの後ろを通して、反対側のカーテンの留め具に、もう一方のロープの端を縛りました。

これでロープがイスを支えるような形になり、彼女が暴れても、イスごと後ろに倒れる心配はありません。

僕の作業の間じゅうもリーダーは泣きながら

「こんなのひどい、お願い、やめて」

「絶対みられちゃう」

「お願いだから許して」

と懇願の叫びをあげづけていました。

作業を終えると僕は冷たくいいました。

「今日の覗き魔さんたちはラッキーだな、××社名うてのキャリアウーマンのSさんのM字開脚変態シーンなんて、そんなに見られるもんじゃない」

「まあ気がつく奴がいるかどうかはわからないけどね」

そう言ってから僕はもう一芝居うちます。

「あれっ?もうビールがないじゃん」

「しょうがないなあ、どこか近くのコンビニまで買いに行ってくるから、リーダーおとなしく待っていてくださいね」

僕の言葉の意味に気づいたリーダーは恐怖にひきつりました。

こんな状態で置き去りにされる・・

「キャー、だめ~、いや~~、お願いだから行かないで、早く、早くここから離して」

「ひどい、ひどすぎるよ~、○○君~」

そんなリーダーの叫びに満足の表情をうかべながら、僕はロッカーから用意しておいた蛍光色の薄いジャンパーを出して羽織り、災害避難用グッズの強力懐中電灯をとりだします。

窓に向いて、オマンコをおっ広げた状態で固定されている、キャリアの女上司にはそんな背後の様子はまったくわかっていませんでした。

彼女の叫び声を無視して、わざと大きくバタンと音をさせてドアをしめ、室外の通路にでました。

本当にビールが足りなくなったわけではありません。

ヒールもそれ以外の飲み物も十分に用意してありました。

ホテルの廊下を通ってエレベーターに向かい、1階まで降りると、正面玄関からホテルの外へと出ました。

ホテルの周りをぐるっと回るようにして、海側へとでます。

ボードウォークのちょっとした空間がそこには広がっていて、そこから先は隣の海浜公園とつながっています。

公園のほうにはカップルでしょうか、ポツポツと人影が見えます。

僕の立っているホテルの正面のあたりは昼間は水上バスの発着場になっていて人通りの多いところですが、夜も11時をまわったこの時間では、さすがに、ほとんど人の気配はありません。

僕はボードウォークの足許はもう海になっているヘリのあたりに立ってホテルを見上げました。

海へ落ちる危険防止のためか、あたりは街灯で思ったよりも明るく、蛍光色の目立つジャンパーを着ている僕の姿は、高層階の部屋の窓からもはっはきりと確認できるだろうと思いました。

もし彼女が僕の姿に気づけば、蛍光色のジャンパーに僕が着替えたことを知らない彼女ですから、ホテルを見あげる人影に怯えているであろうことは容易に想像がつきました。

僕の方は、ホテルの下のほうから階数をかぞえていきます。

もうこの時間です、照明はついていても、ほとんどの部屋はカーテンをしめています。

目指す、裸体のリーダーが晒されている部屋はすぐにわかりました。

さすがに様子まではわかりませんが、目をこらして見ると、わずかに彼女らしい人影が確認できるような気がします。

僕は慎重に周囲に人がいないか確認しました。

言い訳は考えてありますが、デバガメ容疑でつかまったりしては洒落になりません。

十分に安全を確認してから、僕は災害緊急用の強力懐中電灯をとりだしました。

単1電池を4本も入れた、赤いボディーのごっつい超強力なライトで、これなら高層階まで楽々と光が届くはずです。

慎重に狙いを定めてライトのスイッチをいれます、すぐに位置を調節して目標の窓をとらえました。

他の部屋にはまったくライトをあてませんでした。

約10秒ほどのサーチライトの照射でしたが、驚いたことに、光をあててやると、誰かと判別できるほどではないにしても、はっきりと裸の人間がそこにいるのがこちらからも確認できました。

夜でよかった、昼間だったら誰かが気づいて一騒ぎになっていたかもしれません。

たぶんストロボの光は向こうからは確認できないだろうとは思いながら、念のためにデジカメを向けてフラッシュをたきました。

もちろん暗くて遠いので撮影などできるわけもありませんが、彼女を怯えさせる役に少しはたつかもしれません。

あまり長い時間していて誰かに気づかれれば、それこそ不審者扱いされかねませんので、ライトを切ると早々に立ち去ることにしました。

ホテルのロビーでわざと少し時間をつぶし、暫くしてからそろそろいいだろうと、何ごともなかったかのように部屋に戻ると、僕の予想をはるかに超えて、リーダーは半狂乱状態になっていました。

「なにやってたの~、おそいわよ~、みられたかも、たぶん本当に見られた」

「どうしてくれるのよ~、ああん、どうしよう・・・」

M字開脚に固定されて股間を全開にしながら、わめき散らす彼女の後ろ姿を見ながら、僕はロッカーにジャンパーと懐中電灯を隠してから部屋の中へと進みます。

冷蔵庫から出した缶ビールをあけて、買ってきたように見せかけながら、立ち飲みしつつ彼女のわきまで近寄りました。

「なにビールなんて飲んでるのよ、早くここから降ろして、覗き魔に見られたかもしれないのよ」

別におろしてやらなくても良かったのですが、彼女の状態を見て効果は十分そうだったので、M字開脚姿のままベッドへと運んでやりました。

「どうしたの?」

僕がとぼけて聞くと、彼女は早口にまくしたてはじめました。

気がついたら誰か人が下に立って見あげていたこと。

サーチライトらしい光に照らされたこと、その直後にフラッシュらしい光を見たこと。

暗くてよくわからなかったけど、そのほかにも2~3人いたかもしれないように思うこと。

などなど。

たぶん人数については彼女の恐怖感が見させた思い込みでしょう。

地上には僕以外に誰もいなかつたことはよくわかっています。

いもしない人影を感じるほどの恐怖感というか、軽いパニック状態に彼女がおちいっていただろうことが、よくわかりました。

でも、もちろん彼女には、ジャンパーの男は僕で他に誰もいなかったことは黙っていました。

「気のせいじゃない、覗き魔なんて、本当にそんなにいるとは思えないけどなあ」

僕は疑わしそうに、彼女のほうへ視線を投げます。

「気のせいなんかじゃないもん、絶対、私を狙って光が・・・あ~んどうしよう」

「○○君のせいだよ、こんなの今だって死ぬほど恥かしいのに・・知らない人に・・」

泣き声というよりは怒っているような感じでまくしたててきます。

そろそろ引導を渡してやるか、心の中で一人こぢてから僕はゆっくりと話しはじめました。

「ああ、そうだとすると、その覗き魔は素人じゃないね」

「間違いなく写真撮られたよ」

「そういう奴は、絶対、そういうの専門の雑誌とかに写真売りつけてるから、近いうちにHな雑誌とかに写真載せられちゃうかもね、たぶん」

「そういう雑誌って、たいてい申し訳程度に目線とかはいれてるんだけど、知ってる人の目についたら一目で誰だかわかっちゃうような修正なんだよなあ。」

みるみるうちに彼女の顔から血の気が引いて、蒼白になっていくのがわかりました。

「それ本当?」

「そんなことになったら、どうしよう、もう終わりだよ」

「とにかく早く、これ外してよ、なんでこんな格好・・・、あ~んどうしよう」

僕はビールをあおりながら、冷たい目つきで、全裸のM字開脚で両腕も固定されて、裸の置物のようにベッドの上に置かれている彼女を見下ろしながら言いました。

「まあ、いいんじゃない」

「今日は僕の好きにさせてもらうと言ったよね、まさかセックスしたら帰してもらえると思ったわけではないでしょう?」

「今まで会社で散々バカにしてくれたり、こき使ってくれたり、生意気に怒鳴り散らしてくれたお礼を一生忘れられないくらいに今夜はさせてもらいますから」

「しかし、すごい格好ですね。

未婚女性が性器丸出しだなんて、それだけでもとんでもなく淫らっぽい格好なのに、そのうえに、そのボンデージ風の革の拘束具でしょう。

変態女そのものですよ」

「そんなハシタナイ格好をいつも職場で一緒の僕に見られるなんて、どんな気持ちなんですか?」

異常なシチュエーションの連続に、僕に対しては麻痺しかけていたリーダーの羞恥心が、その言葉でよみがえってきたのが彼女の表情でわかりました。

「ひどい、○○君がさせたのに、そんなひどい言い方。」

「お願い解いて、もう十分でしょう、もう帰らせて、いや~っ、もうこんな格好、解いてよ~っ」

そうです、彼女が抵抗してくれなくては僕の楽しみも半減というものです。

「そう言われてもねえ。

ねえリーダー、今夜はそのドスケベエな格好に慣れてもらうしか仕方ないと思いますよ」

「覗き魔のことなんか心配しなくても、朝になって明るくなったら、もう一度あの窓にその格好のままで飾ってあげますから」

「今度は明るいから外通る人みんなに見られちゃうでしょう、もう覗き魔の心配なんか無用ですよ」

今度は悲鳴ではなく、低く脅すような声がリーダーから僕に投げつけられました。

「そんなこと本気で言ってるんじゃないでしょうね」

「いい加減にしないと、本当に許さないわよ。

すぐにこれを解きなさい」

殺意にも似た怒りの視線が僕に固定されていました。

しかし、僕のほうも、この3ヶ月の死にたくなるような思いの復讐なのですから、そのくらいで怯んだりはしません。

「もちろん本気ですよ。

僕はあんたに死ぬほど恥かしい思いをさせたいんです。」

僕はまた、子供のオシ●コポーズでリーダーを持ち上げると、バスルームの鏡の前まで運びました。

「口の利き方に気をつけろと教えたはずですよ」

「どんなに偉そうな口きいても、鏡に映ってる自分の格好を見てみなさいよ、こんなオマンコ丸出しのすけべポーズで何を言ったって、怖くもなけりゃ、説得力もありませんよ」

まだ先刻までの蹂躙の名残りを留めている、性器の亀裂に右手の指を2本いれて快感を送り込みながら、もう片方の手で、リーダーの顎を持って、グイッとばかりに鏡のほうを向かせて、自分の哀れな姿を確認させます。

「これが今のお前の姿なんだよ、立場をわきまえて僕の言うことにはなんでも素直に従うんだな」

鏡に写る等身大の素っ裸、M字開脚で指をつっこまれている自分の姿、それと面と向かわせられて、さすがに何も言い返せなくなってしまい、リーダーは口惜しさに唇を噛んでいました。

「まだ自分の立場がよく理解できていないようだし、口の利き方もすぐに忘れてしまうし、困ったもんですね」

「無理にされたわけでもないでしょ、そんな格好にされるときはそれほど抵抗もしなかったじゃないですか」

「朝になって、みんなに見られる前に、その格好を他人に見られるのに慣らしておいたほうがいいようですね」

口惜しさに唇を噛みながらも、リーダーの視線はまだ怒りに燃えています。

どうやら、もう少し痛い目をみないとわからないようでした。

僕はもう一度リーダーをベッドに運びます。

いやはや、明日の朝になるころには重労働で腕がパンパンになりそうです。

リーダーをベッドの一番奥の隅に降ろすと、僕は部屋の電話器で電話をかけはじめました。

リーダーはどこになんの電話を掛けるのかといぶかしげにしています。

僕がかけたのはホテル内のサービス対応の電話でした。

「もしもし、××号室の○○ですが、ルームサービスを頼みたいんですが」

「ああそうですか軽食なら24時間できるんですね、それじゃあシャンパンとサンドイッチをお願いします。」

なぜ今頃ルームサービスを?という顔をしているリーダーに向かって、僕はにこやかに話します。

「あなたも小腹すいたり、咽かわいたりしたんじゃないですか?」

「ちょっと一服しましょう」

「なんだ」

という顔をしながら僕の真意を探るかのような表情を浮かべていたリーダーが、あるひとつの想定にいたったのがわかりました。

「・・・・・まさか、○○君」

僕はニヤリとします。

「まさか・・・って、ああ、もちろん、サービスの方に部屋の中まで運んでもらいますよ」

「よかったですね、ご開帳です。

やっとその姿になった甲斐があるというもんですよ」

「驚くだろうなボーイさん、それとも喜ぶかな?、チェックアウトの頃にはホテル従業員全員の噂になってたりなてこともあるかもしれませんね」

僕は楽しそうに言いますが、彼女のほうはそれどころではないようです。

「まさか本気で言っているんじゃないでしょうね」

「こんな格好のまま、本当にホテルの従業員に見せるつもり?」

「そんなことできるわけないじゃない。

大変なことになるわよ」

彼女のほうは否が応でも、単なる僕の脅しだと思い込みたいようです。

「なんでですか?本気に決まってるじゃないですか」

「大変なことになんかなりませんよ、相手は接客業のプロですからね、パブリックスペースならともかく、客が部屋でどんな変態的なプレイをしていようと騒いだり文句言ったりはしませんね、賭けてもいいですよ」

「なんなら助けを求めてもいいんですよ、さすがに助けを求めれば大騒ぎになるかもしれませんねえ」

「警察も来るでしょうし、貴方の望みどおり、たくさんの人にその姿を見てもらえますよ」

「でも貴方が後から部屋に来たのは見てる人がいると思うし、暴力の跡もないから、合意だと僕が主張したらどうかなあ、そんな手枷足枷を合意でもなけりゃ簡単につけられるものじゃありませんよ」

「いつも楽しんでる変態プレイがいきすぎたと主張したら、犯罪になるかなあ、実際にこれは合意で始めたんじゃなかったでしたっけ?」

「法廷にでるようなハメになったとしても、僕のほうが有利だと思うなあ」

リーダーは僕の言葉を怒りに燃える目つきで聞いていましたが、決意を固めたようでした。

「本当にボーイに見せる気なら、私も本気で助けを求めるわ、これ以上、君のいいなりになんて・・」

「そうですか、どうも本気のようですね、それは楽しみですねえ、それじゃあ大騒ぎだ。」

僕はそう言いながら、彼女をほうっておいてパソコンの編集にかかります。

こんどはちょっと時間がかかりましたが、ルームサービスなんて、すぐには来ないものです。

「さて、Sさん、本気で助けを求める気のようですから、どうしてこんな事になったのか、二人でもう一度おさらいをしてみましょうね」

そう言って僕は、また彼女の目の前でパソコンの画像を再生しました。

「お願いします、うまく説明できないのでスカートをまくってパンティーを見てください」

スカートをまくりあげてパンツ丸出しの画像にかぶさっている彼女のセリフです。

「オマンコよ、Sのオマンコを見てほしいんです」

・・・

「お願いです、パンティーを脱がせて、Sのオマンコを見てください」

今度の画像は陰毛も、おっぱいも丸出しです。

「いや~~ん、いじわる~、ああ~ん、はやく、はやくいれて、ふう~ん」

「ひい~っ、おねがい、Sは淫乱なの、はやくち○ぽをいれて」

「ち○ぽよ、ち○ぽをいれて、あああああん、はやくうううう」

これは強烈です、自分でまんぐり返しに大きく開いた両脚を両手で固定して男を誘っている画像です。

そしてその画像に盛大な男女の絡みの声が重なっていきます。

「あひい~っ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいっ、ひいいいいいいいいい」

「うっ、うっ、うっ、うっ、うあああああああああああ~~~~」

最後は今さっき撮ったばかりの、拘束具での大股開きの画像と、立ちバックのときの彼女のセリフの合成です。

「○○君もこういうの好きなの、ああっ、そこいい、あっ、あっ」

まあ最後のは画像とセリフが別々のものなので、ちょっとインチキかもしれませんが、目的のためには十分でしょう。

彼女の細淵メガネの奥の瞳を覗き込みながら僕は言いました。

「さあ判定が楽しみですね、合意でしょうか?レ●プでしょうか?」

「変態プレイを楽しんでたくせに、痴話喧嘩のはてに、冤罪でっちあげたと思われるんじゃないかな」

「皆さんに検証してもらいましょうね」

「そんなことする気ないくせに・・・」

つぶやきながらも彼女の肩ががっくりと落ちているのは、今や明らかでした。

「本当に見せる気なの?」

今度は怒りにまかせた口調ではなく、本当に不安そうな口調でした。

「あんたのその姿をボーイにですか?それともみんなにパソコンの証拠写真をかな?」

僕のからかうよう言葉には答えず、Sさんはじっと押し黙り、観念するように唇を噛んでいます。

どうやら今回の軍配は僕のほうにあがったようでした。

ルームサービスが到着するのには、それからまだ15分ほどかかりました。

彼女にとっては、長くつらい待ち時間であると同時に、決して訪れてほしくない瞬間のようでした。

「ピンポン」

高級ホテルには似つかわしくないアパートの玄関のようなチャイムが鳴りました。

さて、いよいよ見学者の登場というわけです。

ベツドの上のキャリアの女上司の顔色は見る間に蒼白になり、肩のあたりからガタガタと震えだしました。

「お願い、許して・・」

僕は彼女の懇願を無視して、ドアへと歩きます。

覗き穴からドアの外を確認すると、間違いなくルームサービスでした。

ドアのチェーンとロックをはずしてルームサービスを迎え入れます。

ルームサービスを運んできたのは、ボーイではなく若い女性のウエイトレスでした。

「シャンパンとサンドイッチをお持ちしました、ご注文に間違えはありませんでしょうか?」

まだ、Sリーダーの、助けを求めての叫びは気配もありません。

軟禁されていたと主張するのであれば、ドアを開けたとたんに叫ぶのでなくては信憑性がありません。

予想どおりでしたが、第一ラウンドは僕の勝ちです。

「ええ、これでいいです」

「それじゃあ、部屋の中まで運んでください」

特に言わなくても、ウエイトレスは部屋の中までワゴンを押して入りそうでしたが、わざわざ大きな声で僕は、その若いウエイトレスに言いました。

入口のドアの左手はバスルームになっており、ドアから部屋までは1mほどの幅の通路のようになっていて、通路を抜けたところの左手がベッドになっています。

しかもSさんはベッドの一番、手前奥に置かれていますから、部屋の中ほどまで進まなければウエイトレスからSリーダーの姿は見えません。

「あのテーブルの脇のあたりに置いてください」

「かしこまりました、テーブルの脇ですね」

僕の言葉に、ウエイトレスは丁寧にこたえてワゴンに手わかけます。

ワゴンを押す、それほど大きくもないタイヤの音が部屋中にガラガラと響きます。

「いや~~、だめ~、お願い、来ないで、そこでいいでしょ」

彼女の発声は救助を求める叫びではなく、ウエイトレスの入室を拒否する叫びでした。

見えないところからの突然のSリーダーの叫び声にウエイトレスがきょとんとした顔でこちらを見ます。

僕は彼女の悲鳴などなかったことのように、きょとんとしているサービスの女性に話しかけます。

「ああ気にしないで、そこまで運んでください」

「???はい」

怪訝そうにしながらもウエイトレスは再度ワゴンを転がします。

「だめ~っ、来ないでって言ったでしょ、来ないでよ、服着てないの!!!」

今度は絶叫にも近い大きな制止の声でした。

「ああごめん、そこでいいや、後は自分で運ぶから、同性だからいいかと思ったんだけどね」

「ちょっとお楽しみ中だったんでね、ほら、なんていうか」

僕が意味ありげにウインクすると。

それには応えずサービスの女性は言いました。

「それではお願いいたします、終わりましたらワゴンごとドアの外へとお出しいただくようにお願いいたします、それと、申し訳ございませんが、こちらにサインをいただけますでしょうか?」

部屋付けのレシートを出してサインを求めました。

僕がサインをするのを待ちながら、下を向きながらも若い彼女がクスッと小さく笑っているのを僕は見逃しませんでした。

さて、さぞ怒っているだろうとおもいながら、部屋の中へワゴンを運んでいくと、僕の予想とは違ってリーダーは疲れ果てたようにガックリと頭をたれていました。

僕はそんな彼女の様子にも良心の呵責を感じることはありません。

良心の呵責を感じるには、普段の彼女の立ち居振る舞いは、目に余るというより、僕たち契約社員の人権を無視しているというのに近い酷さだったからです。

ざまあみろという気持ちでした。

それはそうと、さすがに拘束具に固定された窮屈そうなその姿勢でずっといるのは辛そうな感じに見えました。

そろそろ外してやろうかな?などと考えながら囚人状態のSリーダーに話しかけます。

「ボーイじゃなくて、女の子だったから、そんなに怯えなくても平気だったのに」

「さて、せっかくルームサービスも来たから、一緒に乾杯でもしてサンドイッチでもつまもうか」

「といっても、そのすけべえな格好じゃ、手も動かせないんだね」

リーダーは力のない声で答えます。

「もういいでしょ」

「本気でさらし者にするつもりだったんだね、そこまでされるほど私ひどいことした?」

「お願いほどいてよ、私にどうしろっていうの」

もうかれてしまったのではないかと思っていたのに、大粒の涙をボロボロ流しながらの哀願でした。

やっとしおらしくなりました。

しめしめ、やっと僕の思い通りの展開です。

ここで初めて、彼女が僕に従うべき本当の命令をすることにしました。

「そこまで酷いこと?お前は本当にわかってないんだな、俺が何度辞めようと思ったことか」

「自分が俺たちに対して接してきた、やり方をもう一度よ~く思い出してみろよ」

「俺の立場で、やっと見つけた良い就職口を失うことの重さを考えてみろ、まあキャリアのSリーダーには想像もできないことかもしれませんがね」

「自殺まで考えたんだよ、でも辞める勇気がなくて、毎日あんたの奴●みたいな気持ちだったよ」

リーダーはポカンとした表情で僕の話を聞いていました。

この高慢女上司は本当に、自分の態度が僕たちにどんな思いをさせているかに気づいていなかったのでしょう。

僕からすれば、あきれかえってものが言えないという思いです。

僕は言葉を続けました、彼女への宣告です。

「どうしろって言うの?ですか」

「それじゃあ教えてあげましょう、僕たちと同じ扱いを受けて、同じ思いをしてもらいたいんですよ」

「つまり僕の奴●になってもらう、その枷をはずして晒し者にするのをやめて欲しければ、僕の奴●になると約束してもらいます。」

「まあどちらでもあまり変わらないかもしれませんがね」

リーダーが聞き返します。

「●隷?」

「どういう意味?」

僕はさも面倒くさそうに応えます。

「どんな意味もこんな意味もないよ、奴●は●隷」

「これから先、僕の言うことには職場だろうがプライベートだろうが絶対服従」

「そういうこと」

「何それ?」

Sリーダーは無意識に疑問の言葉が口をつきます。

「僕の言うことには絶対服従それだけだよ、例えば会社でも僕が命令したら、素っ裸になってセックスでもなんでもさせる。

そういうことですよ」

今度は僕の言葉のもつ意味を、はっきりと理解したようでした。

「そんなことできるわけないでしょ」

「なんで私があなたの奴●にならなきゃいけないわけ?」

「脅迫するんなら警察行くし、何言ってるんだか全然わからない」

「今の世の中で奴●だなんて頭おかしいんじゃない?」

またしても、いつの間にか普段の高慢な口調に戻っています。

「口の利き方・・・もういい加減に覚えたらどうだ」

僕はいらだたしそうに、彼女を持ち上げるとバスルームのドアの前あたりまで運び、そこに降ろしました。

そうしておいて、部屋の入口のドアを開けて、部屋の外つまりホテルの廊下を確認しました。

エレベーターホールまで続く通路は途中で120度ほどに緩く曲がった形状になっており、どこまでも見通せるわけではありませんが、パブリックスペースですから誰が通るかわかりません。

全裸で大股開きのまま置かれた状態で、部屋のドアを開けられて、誰かが通れば見られてしまうという恐怖にリーダーは声にならない悲鳴をあげていました。

でも、こんな生易しいことでは、この高慢な女上司を屈服させることはできないと僕は思いました。

もう一度、リーダーのところに戻り、もちあげてドアの外へとでようとします。

「何考えてるの、冗談でしょ、早くもどして」

恐怖に目を見開きながらも、リーダーは通路に聞こえるのを気にしてか、押し殺したような声で文句を言います。

僕は裸で秘部丸出しに拘束されたリーダーをドアのすぐ横に下ろすと、冷たい目で見下ろして言いました。

「奴●にならないんなら、お望み通り、晒し者にしてやるよ」

「そのうちにルームサービスのワゴン片付けにくるから、ワゴンのかわりに持って帰ってもらおう」

そう言って、リーダーがあまりのことに仰天しているうちにバタンとドアをしめてしまいました。

誰が通るかわからないホテルの廊下に素っ裸で放置されたリーダーの慌てふためく表情が観察できないのは残念ですが、ドア一枚とはいえ放置されることの彼女に与える恐怖は少なくないでしょう。

かなりの荒鐐治ですが、これくらいしないと僕に対する彼女の姿勢というか気持ちを変えることはできないと思いました。

もう深夜もいいところですから、実際には誰かが通る可能性はほとんどないように思いました。

また、明け方近くにならなければ、ルームサービスの器を取りに来ないことも、自分で泊まって確認済でした。

それでも僕のほうも、誰かが通って彼女に気づく(まあ通れば必ず気づくでしょうが)可能性にドキドキしていました。

そのときは、

「ちょっと秘め事の変態プレイがいきすぎた」

と誤魔化すつもりでしたが、実際に騒ぎになればどんなことになるかは、やはりわかりません。

サウナで砂時計を見つめるような気持ちで5分間を待ちました。

ドアの外で死ぬような気持ちで彼女が人が通らないことを願っているのと同じくらいに、僕のほうも、すぐにでもドアのところにいって彼女を回収したくなる気持ちをこらえていました。

やけに秒針が進むのが遅く感じられましたが、きっかり5分間を確認して、ドアを開けました。

無言で僕を見上げる彼女は、声を殺して泣いています。

「どうだ、少しは奴●になることを受け入れる気持ちになったか?」

彼女は黙って、じっと僕の目を見たまま、小さく頭を左右にふります。

さすがは、Sリーダーです。

この状況で首を横に振る気の強さは僕には信じられないものでした。

気持ち的に気圧されるのを気づかれないように、すぐにバタンとドアを閉めました。

心臓はドキドキと早鐘を打つようになっています。

誤算でした。

「くそっ、本当は人が通って見られるのを死ぬほど怖がっているはずなのに」

僕のほうが試されているようです。

人が通らないことを願いながら必死に5分間を待ちました。

ドアを開けて再チャレンジです。

内心

「これは何回やっても、彼女の心を折ることはできないかも」

と思いはじめていました。

彼女はまた黙って、僕の目を見つめています。

僕も無言でじっと見つめ返しました。

ふいに、彼女がふっと目をとじました。

閉じた目じりから涙があふれます。

そして、搾り出すように言いました。

「わかったわ、好きにして。

だからもう部屋にいれて」

僕の胸に安堵の波が広がりますが、彼女は気づかないようでした。

「本当に奴●になるんだな」

僕は念を押すように押しかぶせるように尋ねます。

Sリーダーはそれには答えず、黙って、こくりと首を縦に振りました。

僕は公共の場であるホテルの通路に、オールヌードに革の拘束具をつけて大股開きで座っている変態女の写真をデジカメに数枚収めると、満足して彼女を抱えて部屋の中のベッドまで運びいれました。

「本当に奴●になると約束するんだな」

「わかったわ、好きにしてって言ったでしょ、で、どうすればいいの」

彼女は吐き捨てるように言いました。

彼女にとっては無意識の言葉使いなのでしょうが、無意識に僕を見下していることをあらわしている、その口調が僕を苛立たせます。

「なんだその口の利き方は、奴●がご主人様に使う言葉じゃないな」

「奴●になることを認めた褒美に、今、その拘束具をはずしてやろうと思ったんだが、まだちょっと早かったようだな」

僕のその言葉に彼女が慌てて詫びます。

「ごめんなさい、そんなつもりじゃ・・・つい」

「つい・・何だ?つい契約社員を見下して・・か?」

「奴●は何でも言うことをきくし、何されても文句言わないんだよ、拘束具を外す前に、おしおきして教育しておく必要がありそうだな」

「ごめんなさい、気をつけますから、おしおきなんて許して、お願いもう許して」

また部屋の外に出されるとでも思ったのか、リーダーは必死に謝ります。

「だめだな、ご主人様がおしおきだと言ったら、おしおきなんだ、それじゃあ行こうか」

何度も彼女を運んで棒のようになってきつつある腕の痛みをこらえて、またバスルームへと運びます。

トイレや洗面所とバスタブを隔てているガラスドアを開け、彼女を抱えたままバスタブの中に入って立ちました。

また廊下に晒されると思ったのか、体を揺すって抵抗していた彼女は、部屋の外ではなくバスルームだとわかって、不安そうにしながらも少しは大人しくなりました。

「ちょっと狭いな」

そう言いながら、彼女をお湯のはいっていないバスタブの中にM字開脚固定のまま置きました。

彼女をそこに残したまま、。

洗面所に戻り、用意の道具を取って戻ります。

バスルームの明るい照明の下で股間をさらけだしている彼女の前に、僕も服を脱ぎ全裸になって座りました。

「何なの?」

不安そうに聞く彼女の質問には答えず、僕はシャワーの蛇口をひねりました。

冷たいままでもよかったのですが、一応はジェントルシップを発揮して湯温を調節してから、彼女の股間に向けてシャワーします。

「ねえ何なの?どうするつもり」

もちろん僕は答えません。

黙ってスプレー缶を取り出すと、彼女の股間に向けてスプレーをしました。

青白いクリーム状のシェービングクリームの泡が、彼女の陰毛に山のように吹き付けられます。

ミント系のひんやりとした刺激におののく彼女の前で、僕は髭剃り用の2枚刃のカミソリをとりだしました。

シック・インジェクターとかいうやつです。

それを見て、僕の意図を察した彼女が、もう聞き飽きてきた悲鳴をまたあげます。

「いや~~~っ、何考えてるの変態!」

「変なことしないで、やめて~~、ううううう・・・」

例によって最後は泣き声まじりです。

そんなことには僕は全くお構いなしに、おもむろに彼女のこんもりとした土手に密生する陰毛の生え際あたりに、カミソリの刃をあてました。

この瞬間を楽しみにしていたのです。

いつも偉そうにしている高慢女に赤っ恥をかかせてやる。

「奴●になると言ったくせに、その時だけの口先女なんだからな」

「そうやっていつまでも口の利き方が直らないのも、俺を見下した態度が直らないのも、偉そうにモシャモシャとマン毛をはやしているからにちがいないんだ」

「赤ん坊みたいなツルツルオマンコに戻って、謙虚さをとりもどすんだな」

真ん中から一直線にカミソリを滑らせました。

おろしたての2枚刃の切れ味はさすがで、密生した陰毛をものともせずに、抵抗もほとんど感じさせないくらいの軽やかさで

「ジョリ~~」

という感じで真っ直ぐに土手をはっていきました。

これは面白い虎刈りです。

土手の中央部に幅3cm程度の道路が開けて、その沿道にはあいかわらず黒い草むらが茂っています。

「いや~~~っ、やめて~~っ」

下半身を虎刈りにされた姿で、今となっては威厳もへったくれもなくなってしまつたリーダーが妙に女らしい悲鳴をあげ続けますが、僕のほうはまったく無視して作業を続けます。

「滅多に見られないザマだからな。

奴●になった証にツルツルになる前の虎刈り姿も写真に残しておいてやろう」

そう言いながらわざわざフラッシユをONにしてパシャパシヤとデジカメで撮影しました。

切れ味のいいカミソリはサクサクと簡単に陰毛を刈り取っていき、扱っている方は全く危険を感じませんが女性のムダ毛手入れのそれとは比べ物にならないくらいにゴツイくて黒いシックインジェクターは女性としての大事な部分に傷をつけられるのではないかという不安を彼女に与え続けているようです。

動かすと危険と感じたのか、腰を揺することもなく、僕のなすがままに刈り取られていきました。

「意外と尻のほうまで、びっしりと生やしてますねリーダー」

そう言って揶揄しながら、土手の生え際から菊の蕾のあたりまで一本残らず、ツルツルに剃りあげてやりました。

「尻毛の手入れまでしてもらうと、もう他人の気がしないでしょう」

紳士的な態度を忘れない僕は、カミソリ負けしてヒリヒリしては可哀相と思い、アフターシェーブローションまで塗ってあげます。

我ながら、なんて優しいんだろう。

ローションはわざわざ容易してきていたシャネルの

「エゴイスト」

という彼女にぴつたりの名前のものです。

少しだけ甘い香りをともなった、爽やかなローションの臭いと揮発性の感触に、Sさんは何を塗られたのかと不安そうに訊きます。

「何?何を塗ったの?」

彼女のあまりにも不安そうな表情が面白くて、僕は少しからかってやることにしました。

「中国から帰ってきた友達に譲ってもらったんだけど、今向こうで流行ってる超強力な媚薬らしいんだよ」

「膣内に直接塗ると、威力が強すぎて、オナニーのしすぎで腫れたりする女性が続出したんで、中国政府の通達で太腿とかお尻、恥丘とかにすりこんで使うように説明書に記載させられたんだって」

「まあこの手のものは、たいていは効果なんかないんだけど、口コミでも話題になってるくらいだからもしかしたら本当かもね、1時間か2時間で効果が出始めるらしいから、Sさん身をもって本当かどうか体験できますよ」

普段の聡明な彼女であれば、そんなヨタ話しのようなことは一笑にふしたのでしょうが、今夜は異様な体験ずくめで弱りきっているのか、真に受けて心配そうな顔をしています。

「そんなことしなくても好きにさせてあげてるじゃない。

お願いだから変なもの塗らないで」

そう言いながらも、赤ん坊のようにツルツルに剃り上げられた自分の股間を見ながら、怪しげな媚薬まで塗りこまれる屈辱にがっくりと首をたれて力なく、うなだれるのでした。

僕の方は彼女の言葉など、今となってはほとんど無視して、次へ次へと作業を進めていきます。

あの高慢な鼻っ柱を、二度と立ち直れないくらいにこっぴどく、へし折ってやるための用意はまだまだ終わりではないのです。

部屋に戻り、次なる手順の道具類をとり揃えると、バスルームへと向かいました。

Sリーダーは頭をたれれば赤ん坊のようにツルツルにされた自分の股間と嫌でもご対面してしまうせいか、横を向くようにしてうつむいて屈辱に耐えています。

僕は用意してきたオレンジ色の液体のはいったコップと、書初めに使うような太目の毛筆の筆を持って彼女のツルツルの股間の前に座り正対しました。

彼女はもう質問する気力もないようでしたが、またもやの怪しげな液体を目にして、恐ろしそうに小さく質問します。

「それは何?もう変なものは塗らないで」

「さあてね、何だと思いますか?さっきのと二つで効果倍増の媚薬かな?」

僕は薄笑いを浮かべながら陳腐な嘘で、彼女の不安をあおります。

オレンジ色の液体のはいったコップに筆をいれて、たっぷりとしみこませると

「びしゃっ」

という感じで彼女の恥丘のあたりに筆を置いて、恥丘から菊の蕾のあたりまで、もう乾いているさっきのローションの上にかぶせるように塗りこんでいきました。

手早く全体に塗り終えると、彼女の悲鳴を無視して陰唇のヒダを押し広げ、クリトリスも含めて陰部全体にも塗りこんでいきました。

性奴となることを受け入れさせられたSリーダーは、今夜のたび重なる責めで敏感になっている陰部を筆のやわらかい毛の感触で刺激を与えられて、嫌がりながらも快感を隠すことができないでいました。

特にクリトリスを筆がはっている間は、目の前に僕がいるのも忘れたかのように薄く目をつぶり、切ないア行の喘ぎ声を

「アアン、イヤン」

と間断なく上げ続けていました。

その淫らな様子は媚薬を塗られたという暗示効果も手伝っていたのかもしれませんでした。

すっかりと陰部を塗り上げると、僕は用意していた和紙の巻紙を彼女の開ききった陰部に押し当て、その上を丸めたハンドタオルで押さえるようにして、和紙にオレンジの液を吸い取らせていきます。

すっかりと作業を終えて、和紙を引き剥がすと、朱色の書道用墨汁によって、クリトリスの形も陰唇の形状もはっきりとわかるマン拓ができあがりました。

「ようし、できたぞ、Sのマン汁をたっぷり吸い込んだ、マン拓のできあがりだ」

「奴●になって、オマンコツルツルに剥き上げられた記念にはぴったりだな」

もうSリーダーはショックで悲鳴さえも上げられないようで、顔を背けますが、アゴをつかまれ和紙の方を向かされたうえで、奴●はご主人に絶対服従だと言い聞かされると、その無残な自分の肉絵をみつめ涙にくれていきました。

「さすがに、こんなものをとられてはSさんもおしまいじゃないんですか?」

「たとえこの後どんなことがあっても、Sさんが僕に、このマン拓を取られたという事実は消しようがありませんよ」

「例え僕を警察に突き出したとしても、奴●として僕にマン拓をとられたという事実は貴方の記憶に永遠に残るでしょうね」

「奴●にしかできない経験ですよ」

屈辱感と、毛筆から与えられた快感とがごちゃまぜになって、呆けたような視線で僕を見るともなく、見つめているリーダーの姿がそこにはありました。

「いいか?お前は奴●で、俺はご主人様だ。

答えるときは必ず

「はい、ご主人様」

と俺を呼ぶんだぞ」

「わかったか?わかったら返事をしろ」

「はい、ご主人様・・・うわ~ん」

感極まったのか子供のように大声で泣き始めました。

それでも僕は許しません。

「もう一度聞くぞ、お前はなんだ?」

彼女のひっつめにした髪の毛をつかみ、こちらを向かせて目を覗き込み質問します。

そこには高慢な女上司の威厳は陰も形もなく、怯えたような目で私を見返す奴●女がいるだけでした。

「うううう、私はご主人様の奴●です。

・・・うわ~ん、え~ん」

「いつでもどこでも、俺の命令はどんなことでも守ると約束するか?」

「はい、ご主人様、Sは奴●になると約束します」

ついに完全に堕ちました。

僕はこの日はじめて納得して、彼女に優しく話しかけました。

「ようし、やっとよくわかったようだな。」

「それじゃあ、それを外してやろう。

初めからそうして従順にすればよかったのになあ」

手枷足枷をはずしてもらって、やっと開放されたというのに、彼女は全身の力が抜けたかのようにバスタブの中にペタリと座りこんだままでした。

「ようし奴●になったご褒美にご主人様がお前を洗ってやろう」

「そこに立って、片足をバスタブのヘリに乗せて股を開きなさい」

「はい、ご主人様、あああ・・・・」

まだ自分の運命を租借しきれていないようですが、それでもいいつけを守り、犬が小便をするときのような惨めなポーズをとりました。

僕は彼女の股間にシャワーをあて、マン拓の名残りの墨汁をきれいに落としていきます。

陰部の亀裂のなかにも指をいれ、シャワーをあてながらきれいに落とし、続いてボディソープを使ってもう一度きれいに洗い流してやりました。

股間を洗い終わると、足をおろさせ、全身を手のひらでこするようにして洗ってやりました。

バスタオルできれいに水分をぬぐってやると、脱力している彼女に言いました。

「ちょっと、そのバスタブのヘリに腰掛けて待っていなさい」

僕が部屋に戻り、三脚付きのビデオカメラをとってバスルームに戻ると、彼女は言われたとおりに腰掛けてボウッとした感じで待っていました。

三脚付のビデオカメラを見ましたが、もう抗う気力もないのか、小さく自嘲するように左右に首をふりましたが、僕の作業を黙って見守っています。

僕はバスタブの中が写る位置にビデオカメラをセットすると、もう一度バスタブに戻りシャワーを浴びました。

アゴをしゃくって合図して、彼女を呼びます。

リーダーは私が目で股間を示し合図すると、すぐに理解してシャワーの雨の下に膝まづいてフェラチオをはじめました。

「よし、だいぶ、奴●の立場が理解できてきたようだな、それじゃあ今度は腕を洗ってくれ」

リーダーは従順に僕の腕を持ち、もう片方の手にボディソープをとって洗いはじめます。

彼女の態度は悪くありませんが、僕は教え諭すように言いました。

「いや、奴●の洗いかたはそうじゃないんだ。

お前のそのツルツルになった道具で洗ってくれ」

「普通はタワシ洗いっていうんだが、タワシの毛がないからな、でもそれはそれでツルツルして気持ちよさそうだ」

そう言いながら僕は、彼女に要領を身振り手振りで教えていきました。

「ああ・・、こんな恥かしいことまでしなければならないのね」

ガニ股で中腰になり、僕の腕を跨いで、僕の腕ではなく自分の腰のほうをグラインドさせてツルツルになった股間をすりつけるようにしてボディーソープで洗ってくれました。

「ようし、よくできたな」

「自分ではどんな格好かよく判らないと思うが、後でビデオを再生して一緒に見てみよう」

「お前が奴●になった記念ビデオにはぴったりだと思うぞ」

「美人女上司のガニ股、スマタ洗いだ」

もう僕の揶揄する言葉に反抗する気概もなく、Sさんはシャワーで僕の腕と自分の股間の泡を流していました。

僕は彼女の頭からピンとゴムをはずしてやり、ひっつめにしていた髪を下ろしてやり、細淵メガネもはずしてやって、今まで使っていた下側のシャワーではなく、頭上についているシャワーから勢いよくお湯を出して二人で頭から浴びました。

バスタブの中で彼女を座らせて上を向かせて、垂れ下がった黒髪をとりシャンプーしてやります。

頭皮の地肌もマッサージするように丁寧に洗って流してやってから、リンスを両手にたっぷりととって髪の根元から先まで丹念にすりこんで流してやりました。

少しだけ茶のまじった、彼女の艶やかな髪は、濡れて少しペタリとしていますが、いつものアップにしたのに比べてずっと女らしい感じで、メガネのない柔らかな目元の感じがそれを助長しています。

「ありかどう」

髪を流してもらった礼を彼女がいいます。

僕は鏡を指差して言います。

「この方がずっと女らしくて、素的じゃないか、なんでいつもこうしていないんだ?」

正直な感想でした。

いつものキャリアな雰囲気とは違う、鏡に映る姿に、はじめて少しだけ良心がチクリと痛みました。

「うん、メガネをはずしてるとよく見えないの、ごめんね」

彼女は恥かしそうに言うと、謝らなくてもよいことを謝ります。

まるで別人のようでした。

僕は弱気の虫を振り払うように、タオルで荒々しく全身の水滴をぬぐうと、バスローブを着込んでいいました。

「髪を乾かしたらベッドに来なさい、冷えているうちにシャンパンでも飲もう」

彼女はバスタオルで髪をぬぐいながらうなづきました。

「はい、ご主人様」

テーブルの上を片付けて、タオルできれいに拭いていると、思ったよりも早く、Sリーダーがバスルームから出てきました。

バスローブをはおい、タオルで襟足のあたりを拭くようにしながら歩いてきます。

細淵メガネはバスルームにおいてきたのか、はずしたままでした。

「ずいぶん早いじゃないか、髪を乾かしてから来なさいと言ったのに」

僕は怒っているわけではなく、無意識に彼女を気遣っているのを、声を出した瞬間に意識して後悔しました。

「ごめんなさい、ご主人様をお待たせしてはいけないと思って・・」

「まあいい、そこに掛けなさい」

髪をおろしてメガネをはずした、いつもと雰囲気の違う相手ではやりにくいのですが、心を鬼にしてシナリオ通りの行動を続けます。

「Sが奴●になつた記念にシャンパンで乾杯と思ったけれど、ちょっとその前に済ませておかなければならないことがあるんだ」

「それから、まず、そのバスローブは脱ぎなさい。

僕と二人でいる時には奴●には服は必要ないからね」

「はい、すみません、ご主人様、今脱ぎますから・・」

なんの文句も言わずに、言われたとおりにバスローブを脱ぎ、元通りの素っ裸に戻ります。

従順すぎて気味が悪いくらいです。

「よし、それじゃあ口約束ではなくて、Sが奴●になったことの契約をきちんと結ぼう」

そう言って、僕は先程のマン拓の和紙の巻いてあった部分をクルクルと開いてテーブルに広げました。

和紙にはあらかじめ契約文が記載してあります。

奴●契約書私、○○○○(Sのフルネーム)は今この時より××××(私のフルネーム)の性奴●となり、下記の事項を生涯、遵守することを誓います。

記1.性奴●として、××××をご主人として尊敬し、いつ何時も

「ご主人様」

とお呼びすること。

2.いついかなる時でも、ご主人様の命あるときは脱衣、口唇奉仕、本番セックスほかご主人様の命令に従いご奉仕すること。

3.ご主人様の命あるときは、例え公衆の面前であっても、拘束具その他、ご主人様の望む服装または全裸などの姿でお仕えすること。

4.奴●としての身分をわきまえ、ご主人様への口の利き方、態度に注意し、どのような命令にも即刻喜んで従うこと。

平成××年××月××日年月日の後には空白があり、その後ろに朱々としたSリーダーの女性器のマン拓が押されていました。

子供だましですが、愛液混じりの墨汁で記されたマン拓がついていることで、契約者にとっては法的な効力以上の圧迫感を与える契約書であるかもしれません。

「ここの年月日と、君の愛液混じりの朱色のマン拓との間の空間に直筆でサインをして欲しいんだ」

「これで君と僕の奴●契約が確定するということだね」

Sリーダーはネガネがないせいか、顔を近づけるようにして、文面を読んでいましたが、左端に赤々と押された自分の肉の印にいきつくと、ごくりとツバを飲んで、深く息を吸いこんでから、はっきりと言いました。

「はい、サインさせていただきます。

ご主人様」

気丈に言った後で数秒の沈黙があり、それでも堪えきれないのか閉じた口の奥で呻きました。

「・・あああ」

私から渡された筆ペンで、契約文と肉印のあいだの空間に達筆なサインをゆっくりと書き上げました。

○○○○(Sのフルネーム)自分の女性器の肉印の横に自筆のサインを書き込む気持ちはどんなものなのでしょう。

「ようし、いい覚悟だ。

よく出来たな」

見るまでもないそれを、もう一度わざとらしく読み返すように眺めてから僕は、それをサイドテーブルへと片付けました。

「次に、奴●になった証というか記念に、アクセサリーをお前にやろう」

そう言って僕がテーブルの上に置いたのは、赤い革のリングに銀色の金属の鋲を打ったようなものです。

デパートのペットコーナーで買ってきた、犬用の首輪でした。

ベルトで留めるようになっており、首輪の端についた小さなフックから散歩用の細い皮のロープがついています。

僕はロープのはしをもって、赤い首輪のほうは彼女に手渡します。

「似合いそうだな、嬉しいだろう?自分でつけてごらん」

奴●になると気持ちの中で整理をつけていても、実際に目の前に差し出されたペット用の首輪は彼女の心を動揺させるものだつたのでしょう。

無意識にでしょうが、目の端に涙をため、唇を噛んでいます。

それでも意を決したように、自らの首にその赤い奴●の証を巻きつけていきました。

「ありがとうございます。

ご主人様。

・・・うううっ」

「ごめんなさい、泣いたりして」

涙に鼻をつまらせた声で謝りました。

「よしっ、今度こそ口先だけではなく、本当に俺の奴●になるというお前の決意がよくわかった」

「それでは二人の新しい関係にシャンパンで乾杯しよう」

僕はルームサービスのワゴンから、ワインクーラーにはいったシャンパンと、二つのシャンパングラス、サンドイッチにかけられたラップを外して、テーブルの上にうつしました。

グラスにシャンパンをついでやり

「それじゃあ乾杯しよう」

といいグラスを持ち上げると、彼女がポッと頬を染めているのがわかりました。

「どうした、頬が赤いぞ、どうかしたのか?」

「ごめんなさい。

もうご主人様の前で裸でいることには慣れたのですが、裸のままでシャンパンを飲むのが、なんだかとても恥かしくなってしまって・・・」

そんなものなのでしょうか?まあ、彼女の恥らう様子は僕にとっては、楽しい酒の肴というものなので、よしとすることにしました。

サンドイッチをつまんで彼女にもすすめます。

また真っ赤になり恥かしそうにサンドイッチを食べる彼女を見ながら話しかけました。

「しかし不思議なものだな、僕のほうもSのオールヌードに慣れてきたようだよ」

「ついさっきまではオフィスでお高くとまっていたSが、こうやってオールヌードで一緒にサンドイッチを食べてるってのも不思議な感じだけどな」

「今日こそ自分でわかったけど、俺は本物のサドらしいな、最初はお前をこらしめてやろうと思っただけだったんだけどな」

「上司であるお前を服従させて、普段のお前なら絶対にしないような恥かしいことをさせるってのがいいんだよな」

「心の底からゾクゾクするよ、俺のを突っ込んでピストンして出たり入ったりしてるのを見ながら、普段の偉そうなお前と、目の前、腹の下で素っ裸で股を開ききっているお前の姿をだぶらせているんだ」

「たった半日前とはこんなにも違うことになってしまったが、お前のほうはどんな気持ちなんだ」

「怒らないから正直なところを言ってみろ」

「口惜しくて殺してやりたいと思っているのか?それとも恥かしくて死にたい?本当はもっとかわいがって欲しいとか?」

「まあプライドの高いお前のことだろうから、無能な俺にこんな風に扱われるのはよっぽど口惜しいんだろうな」

首輪につながるロープをゆすり、返事をうながすと、彼女がポツリ、ポツリと話しはじめました。

「正直なところ、今でもすごく口惜しいし、もちろん恥かしいんだけど、さっきあそこ剃られて変な薬ぬられたときになんだか、

「もういいかあ、ここまでされちゃったら、もうどうでもいいや」

みたいな気持ちになっちゃって・・・」

「そこに、あの・・・墨のやつでしょ、なんだかどこかの線が切れたのかな、どうでもよくなっちゃったみたい」

一瞬、つまるような感じでしたが、なにかを決心したように目をあげ、僕の目を見ながら話しを続けました。

「あのバイブ・・、あれひどいよね、なんていうんだろう、もうイク寸前までいかされるんだけど、なんていうかそのままじゃイケないのよね・・・、なに言ってるんだろう私・・」

「イキたいのにイケなくておかしくなっちゃうかと思った。

ひどいとか言ったけど、あの後いれてもらったとき最高にかんじちゃって、もうウワーンて飛んでいっちゃうっていうのかな、あんなの今までで初めて」

「本当はもっといつまででも突いてて欲しかったの、窓際でされたときも嫌だっていってたけど、本当はすごい感じてた。

エッチなやつだと思ってるでしょ、エッチだよねえ私、貴方のいうとおり淫乱かも」

「本当は前から、私ってすごくエッチかもって思ってたんだ」

「今まで誰にもバレないようにって思ってたんだけど、・・・あのバイブ、あれでなんかはじけちゃったかも」

「さっき、あの誓約書の墨のやつとられながら、ああもういいか、この人には私が淫乱かもって、みんなバレてるって、なんだか、そんな風に思って・・・、いいよご主人さまって呼ばせてって」

「私エッチなの、今も、もっとセックスしてほしいの、貴方になら正直にそう言えるし」

「何言ってるんだろう私・・・、おかしいよね」

「縛られるの嫌だし、廊下や、窓際とかあんなの酷い、毛を剃られたりとか、変態!!って思ってるんだけど、なんていうかこれで抱いてもらえる・・みたいな、っていうかな、これを耐えなければ抱いてもらえないんなら耐えられる・・みたいな」

「私も本物のマゾかもね、嫌なんだけど・・・感じる気もする、すごく恥かしいんだけどなんだかゾクゾクするみたいな・・」

思わぬカミングアウトですが、悪い気はしません。

「それじゃあ、こんな目にあっても、今も俺にハメて欲しいと思って濡らしてるのか?」

「うん、奥まで入れて、頭のなかが真っ白になるまで突きまくってほしいの」

「さっきからずっと、いれて欲しくて、なんてエッチなんだろうね私」

「エッチなことを言う自分にも、なんだか感じてるのかも・・・」

「そうかあSはそんな淫乱女だったんだな、それならオフィスでも素っ裸でいて、みんなに順番につっこんでもらえばよかったじゃないか」

「ああん、意地悪、そんなことできないよ、ご主人さまにはみんなバレたから、お願いできるの・・・」

「ご主人様にはSがエッチなエッチな女だって知られてるからだよ」

なんだか、あまりの変身ぶりに気味が悪い気もしますが、まんざらでもありません。

本当はまだまだSMチックな責めを続ける用意があったのですが、いい気分になって、彼女の淫乱な願いを叶えてやることにしました。

「それでは、その首輪のとおり犬になって僕の足許に来て、そのままの姿勢で唇で奉仕しなさい」

「僕は、上司であるお前が僕の前に膝まづいて、僕のチンポを咥えるところが一番興奮するんだ、今日はもう何度目かな僕のチンポを咥えるのは?もう口が僕のチンポの大きさも形も覚えたんじゃないか?」

「うまくフェラチオができたら望みどおりハメてやろう」

僕の言葉に、リーダーはイスからタイル貼りの床へと裸の尻を落とすと、四つんばいになり一歩、二歩とまさに犬のように這って、僕の足許へと来ました。

僕がイスに浅く座りなおしてやると、犬の姿勢の彼女の口がちょうどフェラチオの位置にきます。

犬の体勢のまま、手も添えずに頬と唇を使って僕の性器を誘導し、すっぽりと口に含むと、舌先でねっとりとした愛撫を肉棒に与え始めました。

もうすでにリーダーの膣内に一回発射したあとですが、バイアグラのせいか、それとも高慢な女上司を犬のようにはわせて口唇奉仕させる優越感からか、僕の股間のものはパンパンというくらいに張り詰め硬く怒張しています。

その様子から、舌先などの小細工はいらないと察したのでしょう、Sさんは、顔の形が変わるくらいに、すっぽりと僕の肉棒を深く咥えると、ねっとりとしたストスロークを繰り返していきます。

肉棒を咥えているせいで、普段は小さく閉じられている唇が大きく開いていて、頬をふくらませているリーダーの表情は、いつもの毅然としたキツい雰囲気とは違って、なんとなく間が抜けたような感じにも見えますが、普段は誰にも見せない、少し不細工ともいえるそんな表情にかえって僕の興奮は高まります。

僕の勃起したチンポが彼女の口から抜かれるたびに薄い唇の端が心なしかまくれあがるような感じになり、グツと腰をいれて口の中に押し戻すときには唇の端も少しだけ口の中へと押し戻されるような感じになります。

うっとりとした目つきで無心に口唇奉仕を続けるリーダーは、奉仕しているとか、命令されたから、はたまた自分が楽しんでいる・・そんな思惑をこえて、何も考えずに本能のまま、ただ無心にその行為に没頭しているように見えました。

Sリーダーは牝と化したかのように僕の肉棒を、これでもかと唇でしごきあげてきます。

赤い首輪を巻かれて、素っ裸で乳房を揺らしながら、手も添えずに上半身全体を前後させるようにして、唇を支点にして行われる、その行為の視覚効果と、ぬめりと温かく柔らかい感触に、すぐにも絶頂感へと導かれそうでした。

ほどいた髪がたびたびハラリと落ちて顔にかかり、時々それを片手で掻きあげるようにする仕草も、被虐感を醸します。

そのまま、なし崩しに射精へと導かれそうになり、僕は慌てて腰を引き、淫靡な口唇から肉棒を引き抜きました。

「Sが俺のチンポをあんまり美味しそうにしゃぶるから、もう少しでだしてしまいそうだったよ」

「これから俺のザーメンを飲んでもらうけど、部下のザーメンを飲まされるのはどんな気分だい?」

「はい、ご主人さまの精子でしたら喜んで飲ませていただきます」

「うむ、奴●らしい、よく出来た返事だな。

だいぶお前も奴●としての立場がわかってきたようだ」

「だけど、忠誠心はそれとして、本当のところのお前のプライドとか本心というのか、今はそういうのがききたいんだ」

「いつもアゴで使っている部下のチンポを、犬のように四つんばいの姿でしゃぶらせられた挙句に、口の中に出されて、最後にはそれを飲み下さなければならないってことについての、リーダーとしての感想はどうなんだ」

「怒らないから、正直に言ってみなさい」

「そんな・・・・」

さすがに口ごもりながら、返事をしないことへの僕の反応を怖れてか反射的にあやまります。

「すみませんご主人様」

「M君に飲まされたのが、初めての経験だったの」

「好きな人にもしたことないのに、口惜しくて、情けなくて、うまく言葉にできないくらい屈辱的な気持ちだったわ」

「今もザーメンまで飲まされたら、明日からどんな顔をして・・って、そういう気持ちには変わりはないけど、口惜しいとか情けないとか、そういう気持ちは今はしていないの」

「なんていうか、普段は絶対しない、絶対に人には見せられない、そういうことを貴方に無理矢理させられるのに、どこかで悦んでいる私がいるのかも」

「昨日までは下品なことを言う人を蔑んでいて、自分は絶対に口にしないと思っていたんだけど」

「本当は卑猥な言葉を思いっきり言ってみたいという潜在意識とかがあったのかもしれないって、そう今は思ってる」

僕は女の性欲の深さを見たような気がしました。

「恥かしい」

という気持ちは性感の裏返しなのでしょう。

性的なものを感じているからこそ恥かしいし、それを口にしたり行動したりすることで、自分がエッチな女だとバレてしまうのを本能的に恐れて、恥かしいからしない・・そういうことなのかもしれません。

それとは裏腹に、女性の性感は男のそれよりもずっと強いといいます、高慢でキツくて隙などなさそうに見えたリーダーも心の奥底では思いっきり

「オマンコ」

とか

「チンポをはめて」

というような卑猥な言葉を叫びながら、淫らな行為にふけることを、無意識のうちに欲求していたのかもしれませんでした。

彼女も、もうそのつもりでいることが、かえってちょっと物足りない気もしましたが、そろそろ飲んでもらうことにしました。

「よし、それじゃあ、お望みどおり飲ませてやるよ」

「しかし、そうやって首輪もつけたことだし、その前に犬としての躾もさせてもらおうかな」

僕はペットショツプで買っておいた、餌用の白い皿を床に置きました。

犬にエサを与えるときに使う丸いドーナツ状の、プラスチックの皿です。

そこに飲み残しのシャンパンをドボドボと注ぐと、彼女にそれを飲むように命じました。

お皿を持ち上げてあおろうとする彼女を制して、当然の注文をつけます。

「そうじゃなくて、床に皿を置いたまま、手を使わずに、口だけで犬がするように飲むんだよ」

「ご主人様のザーメンを飲んで有頂天になるといけないからな、惨めな犬の立場をちゃんと理解してからにしよう」

もう抗う気力もないSさんですが、やはり一片のプライドはどこかに残っているのか無意識に唇を噛みます。

しかし、反抗しても仕方のないことは、もう十二分にわかっていて、そろそろと頭を下げてエサ皿に顔を近づけていきました。

「ああ、だめ、やっぱり惨めだわ、これでよろしいですか、ご主人様」

慣れないせいか、うまくできないようで

「ズズズ」

と無作法な音を立てながらすすりますが、ときどき鼻にはいるのかむせかえって止まったりしながら、なんとかシャンパンを飲み干しました。

「ようし、よくできたな、それでは最後に皿をきれいに舐めて、後片付けをしなさい」

容赦のない要求に、あきらめたように皿をペロペロと舐めて掃除しますが、鼻にはいったシヤンパンのせいか惨めさの為からなのか、音をたてずにボロボロと涙を流していました。

「ここまでやってきて、いまさら、それくらいのことで涙を流すこともないだろう」

「まあいい、よくできたから、ご褒美にザーメンを飲ませてあげよう、さあもう一度咥えなさい」

おずおずと言葉に従い、顔をあげて、再度それを口に咥えるリーダーの頭を僕は両手で抑えるようにします。

「さあ、それじゃあ、僕のほうも気持ち良くさせてもらおう」

そう言うと、彼女の頭を振っての奉仕を待たず、頭を両手で抑えておいて、ガンガンと腰を振って怒張を出し入れしました。

彼女は全く自由にならず、僕のペースで突き入れられる肉棒の暴挙に対応ができないようで、咽に当たるのが苦しいのか、さきほどの涙の名残りのせいなのか目を潤ませて、泣き顔で必死に耐えています。

頭を鷲づかみにして、Sリーダーの丹精な顔立ちに、肉棒をつきたてていくのはレ●プにも似た、暴力的な快感で一気に僕のボルテージは高まっていきます。

彼女は犬の体勢から、苦しさに耐え切れないのか、両手を僕の太腿に当てて、引き離そうとするかのように爪をたてますが、僕の方はそんな彼女の抵抗を無視して、がっしりと頭を押さえつけ、最後のダッシユへと向かいました。

ついには、こみあげる絶頂感に耐えきれずに、彼女の頭をがっしりと押さえつけたまま、咽の奥まで達するのではないかというくらいに深々と突きいれた瞬間に、どくどくっという感じで、リーダーの口の中へと白濁したザーメンを発射していきました。

唾液でぬめ光る肉棒をSさんの口から引き抜いた瞬間に、ザーメンはたいした量ではなかったと思うのですが、彼女がむせかえって、吐き出しそうになるのを制止しました。

「一滴もこぼすなよ!手で押さえて、全部飲み込むんだ」

私の制止の間にもポカリと開いた口の端から白いザーメンが唾液とないまぜになって、こぼれそうになるのを、慌てて彼女が手の平ですくうようにして、口を押さえてとどめました。

彼女が命令どおり僕のザーメンを飲み干すか見届けようとしていた僕の瞳と、彼女の瞳が正面からぶつかりあうように一瞬見つめあった後、こちらをじっと見つめたままゴクゴクと飲み干していきました。

目で僕の意志を確認して、観念して従ったのがわかりました。

「よし、よく飲んだな。

どうだ、僕のザーメンを飲まされた感想は?どんな味がした?」

「はい、ちょっと苦くて、少しだけ塩っぱくて、そしてやっぱり精子の匂い・・、あの・・うがいをしてもいいですか?ご主人様」

素っ裸で床にひれ伏したままのSリーダーが答えました。

「なにっ!うがいだと!ご主人さまのザーメンが気に入らないっていうのか?言葉つきだけ丁寧なら許されるなんて甘えてるんじゃない!そんなことは許さないぞ」

僕は大袈裟に怒って見せます、もちろんうがいなどさせるわけもありません。

高慢な女リーダーには、しっかりと部下のザーメンの匂いを脳裏にこびりつかせてやらなければならないのですから。

口内に充満するイカ臭いザーメンの香りが、しだいに口内から鼻腔に抜けて、彼女には忘れられない匂いになるでしょう。

「さて、約束だからな、今度はお前のお願いどおりに、オマンコにハメてやらなきゃならないんだけど、お前が無理矢理フェラチオで発射させるものだから、さすがの僕もすぐには回復しそうもないじゃないか」

「仕方がないから、俺のがもう一度元気になるまでの間、お前の一番好きそうなウォーミングアップをもう一度させてやろう」

彼女にはすっかりお馴染みになった、先程使った手枷用のボンデージテープとバイブレーター固定用ベルトを僕が持ってくると、表情を変えまいと努力しながらも、怯えた表情は隠しようもありません。

懸命に怯えているのを隠すように彼女が言いました。

「縛らなくても、なんでもご主人様の言うとおりにしますから、普通に愛していただけませんでしょうか・・・」

気持ちの中では、何でも僕の言いなりになろうと心には決めたのでしょうが、当然のことですが調教されつくした奴●女ではありませんから、拘束具に対する本能的な拒否感は遺憾ともしがたいようです。

「まあそう遠慮するな、ほら後ろを向いて」

彼女の肩に手をかけて、床にひざまづいたままで後ろを向かせて、背中のあたりで両手首をボンデージテープでとめました。

バイブ固定用の革バンドを取り出すと、彼女の狼狽が頂点に達しているのを感じながら言いました。

「どうやらこれが一番のお気に入りみたいだからね。

さっきは失神するほどに気をやったみたいじゃないか」

「イキそうでイケないのがいいんだろ。

さっきは放ったらかしにして悪かったから、今度は君が

「はめて、はめて」

とわめきだすまで、ずっと横についていて見ててあげるよ」

そういいながら、先程の小ぶりのバイブレーターよりは少し大きめのバイブをとりだしました。

その威力は先程いやというほど味わっている彼女です、従順に見せながらも、なんとかやめて欲しいと思っている心のうちは手に取るようにわかりました。

まだまだ彼女にとっては快感へと導いてくれるという感覚よりも、耐えられないほどに自分をおかしくしてしまう器具の固定に対する恐怖心のほうが強いようでした。

僕のほうは、そんな彼女の様子を観察しながらも、心の中では

「なあに、そのうち病み付きになって、これを自分からねだるようになるさ」

などと考えています。

「あん、それを入れっぱなしにされると、おかしくなっちゃうっていうか、耐えられなくなっちゃうの。

苦しくて・・・」

「お願いですから、普通にしてくださいませんかご主人様、好きなだけハメてくださっていいですから」

「別にお前に許可されなくても、奴●にハメるときは好きなだけハメさせてもらうよ」

「でもまあ本当に遠慮することはない、あんなに感じて乱れまくったんだ、本当はこれが入れてほしいんだろう」

「お前はアマノジャクだからな、本当はバイブでこねくりまわされて、いい気持ちになりたいのに、わざと嫌がったフリをしてるんだろう」

「イケなくて苦しいっていうけど、ピンクローターでクリさすってるだけでも、あんなに何回もイケるんだから、慣れないだけで、慣れればピストンがなくても、振動だけで、すぐに何回もイケるようにそのうちになるよ」

拒否すれば拒否するほど、僕が意地になることをようやっと彼女も理解しはじめていました。

どうあっても、絶頂の手前まで自分を追い込んでおいて頭がへんになるほどにじらされてしまう、その器具をもう一度受け入れざるを得ないことに気づいて、抵抗をあきらめたようです。

そして恐怖心に支配されながらも、心の奥隅には、その器具の与えてくれる快感への好奇心も兆しはじめていたのかもしれません。

「わかったわ、でも最後はご主人様ので思いっきりイカせて欲しいので、そんなに大きいのではなくて、さっきの小さめのにしていただけませんか?それから・・・、その前にお手洗いに行かせてほしいのですけど・・」

これでよくグループリーダーが務まるものです、まったく下手くそすぎる交渉術としかいいようがありません。

こんな頼み方で僕が本当に、バイブを替えてくれると思っているのでしょうか。

「よかった、小さいのだとイケそうもないから」

くらい言ったほうがまだしも小さい物に替えてもらえる可能性があるというものです。

「なんだか俺のが租チンだから、でかいバイブで楽しんじゃうと俺のじゃイケないって言ってるように聞こえるがなあ」

「まあそれは許してやろう、Sは本当にエッチだからなあ、まあ俺に遠慮しないで、そのでっかいので十分に楽しみなよ」

「お手洗い?トイレに行って何をするんだ?」

僕はお決まりのようにわざとらしく聞き返しました。

「えっ・・・・、何って・・・・」

思いがけない訊き返しに彼女が絶句します。

まだまだ僕のことが理解しきれていなかったようですが、一瞬黙りこくったあと僕の意図を察して諦めたように口を開きました。

「・・・・」

「・・オシ●コがしたいの」

「いやん、恥かしい」

快楽に際限がないのと同じくらいに、ここまでしてきても羞恥心にもなかなか諦めは訪れないようでした。

「オシ●コ?ああなんだ、今度は小便するところがご主人様に見てもらいたいのか、つくづくSはすけべえな奴●だな」

「よしわかった、臭いのは嫌いだが、ほかならぬ奴●のお願いだからな」

「せつかく初めてご主人様に小便するところ見てもらえるんだから、普通じゃお前も不満だろう。」

「お気に入りの、そんな首輪もつけてることだし、犬のように片足をあげて小便するところをビデオにとってあげるよ」

言った瞬間に尿意を僕に伝えたことを後悔したでしょうが、もはや後の祭りというものです。

奴●として従順になると心に決めたつもりでいても、マン拓まで取られていても、それでもこれはこれで彼女にとっては耐え難い屈辱であり、到底素直に受け入れることはできない恥辱であったようです。

「お願い、ここまでしてるじゃない、これからもちゃんと奴●として貴方の言うことをきくから・・・」

「もう許してよ、そこまで女にさせるのはひどすぎるよ、こんな風にして脅して・・卑怯だわ」

鼻をズルズルとすすりながら、ヒック、ヒックと大きな声で、今夜何度目でしょうか盛大に泣き崩れはじめました。

僕にとっても、ここが最後の正念場のように思えました。

彼女は頭では僕に屈服して諦めたように自分でも思っているのでしょうが、自分でも気づいていない自分の中に最後に残ったプライドのようなものが、何かにつけて、僕の新しい更なる不当な要求に出会うと反応して、拒否反応を誘発するのです。

心の奥底の無意識のところまで屈服させて完璧な奴●女に仕上げてやりたい、そう心底思いました。

もとより、今夜ここに臨む以前に心は鬼になることに固く決めていたのです。

「なんだしたくないんならいいんだよ、言うこときくからとか、恩着せがましいんだよ」

「卑怯で悪かったな、卑怯な男のすることはどんなか、まだよく思い知っていないみたいだな、まあいいが」

そういうと僕はバイブ固定具をつけるかわりに、彼女の両足首まで手首と同じようにボンデージテープでぐるぐる巻きにしてしまいました。

「まったく、下出にでればつけあがりやがって、ぎゃあぎゃあうるさいんだよ」

手足の自由を奪われて抵抗できないリーダーに穴あきボールのついた口枷(SM道具でボールギャグ)というらしいを口に咥えさせて、頭のうしろでバンドで止めました。

これで息はできても喋ることはできなくなりました。

小ざかしいことをほざいた報いというものです。

猿轡は彼女のプライドを砕くのにはいい道具かもしれませんでした。

どうやらSリーダーは自分の容姿にもそれなりに自信を持っているらしいことは僕も気づいていました。

ハッとするほどの美人というわけではありませんが、整った少し気の強そうな顔立ちは確かに男心をくすぐる部分もあります。

ボールギャグを咥えて、だらしなく口をあけた猿轡では自慢の顔立ちも、惨め以外のなにものでもありません。

仕上げに鼻フックをひっかけてやりました。

これもSM道具で2本のゴムが先についたフックを鼻の穴にひっかけて、そこから延びるバンドを頭の上を通して後頭部までひっぱり、口枷のベルトについた、それ用の穴にひっかけてつないでやるとできあがりです。

鼻腔をブタのように天に向けて広げた、美人も台無しのブタ顔ができあがりました。

鏡をもってきて、その不細工な顔を映して見せてやると、ますます噎せ返るように泣き続けるのでした。

暴漢に縛られた人質のようになってしまったSリーダーをお姫様抱っこのようにして抱えて、僕はまたまたバスルームへと運びました。

バスタブを跨いで自分もバスタブの中に入り、慎重にSリーダーをバスタブの中に置きました。

バスタブの外に出て見下ろすと、Sリーダーは全裸拘束、鼻フック、猿轡の惨めな姿で、バスタブの底に横向きに寝そべるようにして置かれている感じになりました。

手足の自由がきかないので、もちろん立ち上がることはできず、できるのは屈伸運動のように身をよじらせることだけです。

鼻フック、口枷のせいで表情は読み取れませんが、泣きはらした目の表情と、無駄とわかっていながらクネクネと体を動かして抵抗してしまうその姿が、これから何をされるのだろうという、Sリーダーの怯えを雄弁に物語っていました。

バスタブの底で悲しげに身をくねらせているSリーダーを見下ろしながら、なぜか可哀相だという気持ちは全く持っていませんでした。

AVやエロ雑誌で見ることはあっても、実際にSMチックに拘束された女を自由にするなどという機会が自分の人生の中で訪れるとは、ほんの2週間前までは考えもしなかったことです。

ましてや、それがソープやSMクラブの商売女ではなくて、こんなことがなければ、そんな格好を男に見せることなど一生なかったかもしれない普通の女、実際には普通の女どころか国立大出の普段はお高くとまっている、男に弱味のひとつさえも見せなそうな自分の上司なのです。

あまりにも酷いそんな行為を自分が冷酷に続けていられることに自分自身で驚きながらも、普段の立場を逆転して徹底的にSリーダーを貶め、調教していくことに頭の芯が痺れるほどの興奮を感じていたのです。

冷たくバスタブの底を見下ろしながら、ぼんやりと、これは奴●というより家畜と持ち主という感じだななどと考えていました。

「どうしてお前は素直に言うことが聞けないんだ?」

「逆立ちしろとか、二階から飛び降りろと言ってるわけじゃないんだ、片足あげて小便するくらい子供にだってできるだろう」

「女にそんなことをさせるのは卑怯だだって?それは俺に恥かしいところを見せたくないっていうお前の思いあがりじゃないのか?」

「奴●になると約束しておきながら、いまだに俺を見下しているんだよお前は。」

「どうだ、犬のように小便してみせる気になったか?」

そう訊かれても、ボールギャグを噛まされたSリーダーは返事の言葉を発することができません。

それでも気丈に首を左右に振るのでした。

どうしてそこまで犬しょん姿を見せるのを拒否するのかわかりません。

内心では、彼女が屈服して、片足を上げるだろうとタカをくくっていた僕のいらたぢは頂点に達しました。

「そうか、なんでそんなに小便するのを見せるのが嫌なのかわからないなあ」

「まあ、いつもお前ばかりに何でもやらせても気の毒だしな。

よし、それじゃあ、ご主人様が見本をみせてやろう」

僕はバスローブの前をはだけると、今では彼女も見慣れたであろうイチモツをとりだし、右手で支えてバスタブの底に横たわるSリーダーに向けました。

さすがに彼女も、僕の意図を察したようで、ボールギャグのためにうまく発声できない口から

「う~う~」

というような悲鳴をあげ、無駄な抵抗と知りながらも、なんとか逃げ出そうとするかのように身をくねらせるのでした。

「何度も言うようだけど本当にお前はバカだなあ、なんでこれくらいのことができないんだよ、簡単じゃないか」

ビールやシャンパンを大量に摂取した僕の膀胱はすでに満タンです。

全裸に拘束され、鼻フックに鼻腔をおっ広げられ、穴の開いたプラスチックボールを咥えながら、阿呆のようなブタ面を歪めてバスタブの底で恐怖におののいている家畜に向かって、気持ちよく放尿を始めました。

必死になって背を向けているSさんの背中のあたりから、立派に張った安産型のお尻へ、それからムッチリとした太腿を通過して、ふくらはぎのあたりまで小便を放っていきました。

じょぼ、じょほ、じょぼあまりのことに呆然自失となったのか、放尿を受けるまでは、もがき回っていたリーダーは今ではじっと、小便をかけられるがままになっています。

その様子を見て、僕は標的を変える事にしてして、彼女の顔にイチモツの先を向け、まだ勢いよく出つづけている小便を、横後ろ向きになっている耳や頬のあたりから、柔らかな黒髪にも遠慮なく振りかけていきました。

さすがに今度は、必死になって体を揺すり、首を捻って逃れようとしますが、狭いバスタブの底に両手両脚を拘束された状態で置かれているのですから、いくらも逃げられるものではありません。

結局は僕の思いのままに滝のような小便をたっぷりと顔面全体に浴びるハメになってしまったのでした。

ボールギャグにもたつぷりとかけてやりましたから、口を閉じられない彼女は否が応でも僕の小便の味も知ることになったでしょう。

「こんなことになるなら、素直に言うとおりにしておけば良かったと思ってるだろ、いつも気づくのが遅いんだよお前は」

「どうする、そうやって小便まみれのまま、朝までそこにいるか?その感じだと、いい具合に俺の小便味に漬けあがるかもしれないな」

「それとも、改めてもう一度、今後はどんなことでも、すぐにご主人様の言いつけどおりにすると約束するか?」

「もし、ご主人様のいいなりにならせてくださいと、額をそこの小便のたまった床にすりつけてお願いするんなら、シャワーで流して、その猿轡もとってやろう」

「どうだ、お願いするか?」

今では顔のなかでは、それだけが自由な状態の目をいっぱいに見開き、僕の目を見つめていましたが、ついにはおずおずと体をよじって首をたれ、バスタブの床の小便が水溜りのようになっている所に、ひたいをすりつけるようにしていきました。

ザアザアと勢いよくシャワーのノズルから噴出されるお湯を全身に浴びながら、Sリーダーは全身にふりかけられた汚物を洗い流すのと一緒に、最後のひとかけらのプライドさえも勢いのいいシャワーに流されているかのような風情でした。

彼女の服従の土下座に満足した僕は、バスタブの淵に腰掛けて、横たわったままの彼女にひとわたりシャワーをかけて洗い流してやってから、彼女の体勢を立て直してやり、今ではバスタブの中に体育座りのようになった女の頭から、相手の意志とは無関係に好き勝手にシャワーをかけて楽しんでいました。

自分でやっておいてなんですが、やはり汚物をきれいに洗い流していくのは気持ちのいいものです。

「余計なことを喋らないと約束するなら、そのボールギャグ・・猿轡をはずしてやってもいいけど、はずして欲しいかい?」

Sリーダーは僕の優しげな問いかけに、また何か邪悪な計略が隠されているのではないかとでもいうように、僕の目の色を伺っているような感じをつかの間見せながらも、うんうんと頷くのでした。

僕のほうは、ちょっとやりすきだかと少し手を緩めただけで、特に計略などありません。

頭の後ろのところでボールギャグを固定しているバンドの留め金をはずして、久しぶりに高慢女上司の口を自由にしてやりました。

シャワーをかけ続けていると、彼女は天を向き、お湯の全てを口で受け止めようとするかのようにして、口をゆすいでいるようでした。

ゴボゴボというくらいにシャワーを口いっぱいにうけとめ、ガラガラとうがいをするようにして吐き出しては、また口でシャワーを受け止める、あきないくらいにそれを繰り返しています。

「お願いするなら、シャンプーやボディソープもしてやるが、俺の手で洗われるのは嫌かな」

質問が終わるか終わらないかのうちに猛然と首を左右にふります。

「洗って欲しいんだな?」

今度は不必要なくらいに何度も首を縦に振るのでした。

淡く果実のような香りのするボディーソープを手のひらにとって、全身を撫でるように洗っていました。

乳房やお尻などは揉みこむように、ツルツルに剃り上げられた秘芯も割って蕾も弄ぶなどしながら洗っていきますが、彼女は全く抵抗せず、永久脱毛したと思われる脇の下なども自ら広げるようにして協力します。

一点も残すところなく、どんなに楽しんでもいいから、隅から隅まできれいに洗ってもらいたいと思っているのが判ります。

その様子は洗っても洗っても汚れが落ちないと思っているかのように執拗なものでした。

最後に残ったプライドが汚れとともにシャワーに流されてしまったのとは対照的に、どんなに洗っても、僕のオシ●コを全身に浴びてしまったという屈辱感は一生ぬぐえない記憶となって彼女の心に残るであろうことは間違いのない事のようでした。

天を仰ぎ、垂れ下がった黒髪にシャンプーをたっぷりとまぶして洗い、リンスもして流してやると、そこで手枷、足枷となっていたボンデージテープも剥がして、首輪も外してやりました。

彼女はしばらくの間、自由になった両手で、一生懸命に体を洗い続けていましたが、

「後でもう一度つけてもらうからな」

と僕がいうと、革の首輪も洗面台で丁寧に洗っていました。

バスタオルを放ってやって、彼女が全身を拭き終わるのを待っていると、Sさんは自分で洗面所のドライヤーを取るとスイッチをいれ髪を乾かしはじめました。

「まさか、そのまま、髪を乾かすのが終わるまで、俺をここで待たせておくつもりじゃないだろうな」

僕の言葉に、はっと緊張してドライヤーを持つ手が止まり固まります。

「奴●が髪をとかす必要なんてないんだよ、その前にして見せることがあるんじゃないのか?」

「せっかく俺が手本を見せてやったんだ、それともまだ片足あげて小便して見せるのは嫌なのか?」

彼女の表情が一瞬にしてひきつります。

それはそうでしょう、いくら屈辱的だからと言って犬の小用をしてみせるのを拒否すれば、そのかわりに自分の体がトイレの便器のかわりにされてしまうのです。

考える余地もないはずなのに、なぜか彼女は躊躇するようにしていて、そうしておずおずと口を開きました。

「ご主人様のお言いつけなら、これからはいつでもそうしてみせます」

「でもごめんなさい、今はでそうもないので・・・・」

なんだかんだと言って、逃れようと言い訳しているのを知り、僕の方はまた一瞬カッと頭に血がのぼりかけます。

その雰囲気を瞬時に読み取ったのか、彼女は慌てたように言い足すのでした。

「ごめんなさい、嘘じゃないの、あの・・・、さっき、してしまったので出そうもないんです」

「何?、どういうことだ」

「さっきご主人様におしおきされているときに、一緒にバスタブのなかにしてしまったんです」

「ごめんなさい、これからはちゃんとしてみせますから許してください・・・本当にごめんなさい」

どうやら本当のようでした。

「なんだ、国立大出のキャリア女のくせに、お漏らししてたのか、しょうがないな」

「僕の許しもなく、勝手にオシ●コしてしまうなんて本当なら許さないところだが、正直に謝ったから今日のところは許してやろう」

そう言ってSリーダーのほうを見ると、本当にホッとしているのがありありとわかりました。

そんな彼女ですが、続く僕の言葉を聞いて、またすぐに暗い表情に戻らざるをえないのでした。

「それは許してやるが、そのかわり、この次はうんこするところも見せてもらうからな」

「それもトイレじゃなくて洗面器かなんかに、後ろに尻を突き出して、自分の手で尻の穴を開いて、ひりだすところをビデオに撮ってやるから、したくなつたら必ず僕に言うんだぞ」

「・・・・・・・・」

それを聞いてSリーダーはあまりのことにショックで言葉がでないようでした。

おおい被せるように僕は続けます。

「まさか嫌なんじゃないだろうな、今さっき、ご主人のいうことをきかないとどうなるか身をもってわかったはずだが」

「もし嫌なら、それでもいい。

いうことを聞かない奴●のその顔に今度は俺のでパックをしてやるよ」

「ちょっと臭いかもしらなんが、栄養豊富だから顔がつるつるになるかもしれないぞ」

Sリーダーは呆然と僕の言葉を聞いていましたが、睨むように返事を待っている僕の目に行き当たり、すくみあがりました。

「返事をしなよ、どういう風にお願いすれば僕が満足するかもう知ってるよね」

「まず、お漏らししたことを謝るんだ、自分はお漏らし女だってはっきり言うんだぞ、それから犬のようにオシ●コするのが好きだから見て欲しい、臭いかもしれないけどうんこするところも見てほしいって、そうお願いするんだな」

「いやならいいよ、それなら黄金パックだ。どうした返事は」

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