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エッチな体験談~今日のおかず~


図書館で知り合った絵が上手な女○高生とのエッチな思い出話

関連体験談 :学生図書館泥酔キス
※長文

別にえっちぃ出来事は出てこないかもしれませんが書かせてください。

僕は大学生で最近女○高生の子と知り合いました。

その日僕は課題のレポートのため、

参考書を求め図書館に行きました。

細かい字ばかりでげっぷの出そうなぶ厚い参考書をいくつか手に取り、

一人用の机でレポートをやろうとしたんですが生憎全て使われてまして

一般のテーブルで取り組みました。

それで黙々とレポートを書いていると隣に女○高生が座って来たんですよ。

チラッと見ると長髪の少し茶髪がかった今風な綺麗な子でした。

こんな子が彼女になったらなーと思いながらもレポートを再開しました。

参考書ほとんど丸写しでしたがレポートを書き終えて

しばらくボケッとしていました。

彼女の方を見てみると、

彼女も参考書らしきものを見ながらノートに何やら書いてました。

宿題でもしてんのかなーと思いその本を見てみるとそれは

人体デッサンと漫画の描き方講座?見たいな本でした。
しかもノートを見てみると漫画のコツみたいなものを書き出した

マル秘ノートみたいで絵がべらぼうに上手でした。

実は僕はとある美大に通っている身でして、2年通っている僕よりも

遥かに上手で正直ショックでした。

まあ、それほどたいした腕ではないんですが。

が、それよりもこんな子でも漫画とかに興味あるんだなーと思い

ちょっと意外な感じがしました。

人は見かけによらないものですね。

僕も絵を描いている端くれとして

ちょっと彼女に小声で話しかけてみました。

「絵上手いですね。」

と言うと、彼女はちょっとビックリしたみたいで、ノートをちょっと

隠しましたが遠慮がちに笑いながら小さくお辞儀しました。

美大生で自分も絵を描いている事や、漫画の事など話したんですが

やっぱり漫画を描いているのを見られるとオタク系とかと

思われるのが嫌なのでしょうか。

彼女は遠慮がちに笑うだけで

何だか僕が邪魔そうでした。

しょうがなく僕は少し落ち込みながらも最後に「がんばって下さい。」

と言って図書館を出ました。

それから何日か経ってまた図書館へ行きました。

別に彼女目当てで行った訳ではなくて、小説を読みに行ったんですが

そこでまた彼女に会いました。

僕のこと覚えているか不安でしたが

目が合った時彼女からお辞儀をしてきてくれました。

またもや遠慮がちにですが。

嬉しかったんでまた話しかけてみたんですが反応は薄く会話は

直ぐに途切れました。

仕方なく小説のコーナーに行ったんですが、

どうやら彼女も小説を読みにきたみたいで無言ながらも一緒に

読みたい本を探して無言ながらも隣どおしで読み始めました。

今までに感じたことのない変な雰囲気でした。

ていうか気まずさ100%でした。

こんなに絡みづらい子は初めてでしたが、でも本当に可愛い子でして

彼女となんとか仲良くなれないかと思いました。

それからも僕は図書館に通って彼女に会いました。

会う度、弾まない会話を展開させましたが

がんばって話しかけました。

そのせいか最近になってようやく

彼女と仲良くなってきました。

彼女との仲が深まった決め手は彼女の名前でした。

最近やっている某ヒーロー番組の主役と同じ名前で、

僕はその番組が結構好きだったのでその事について彼女に話してみたら

彼女もその番組が大好きだって事ですっかり意気投合したのが

決め手でした。

今まで沈んだ会話ばかりでしたが、初めて会話が盛り上がり、

満面の笑顔で彼女が笑ってくれたのが本当に嬉しかったです。

もっと普通の会話から仲良くなっていくと思いましたが、

こんな会話から仲が深まっていくとは予想外でして

やっぱり一味違う子だなと思いました。

それからの僕は毎日(平日だけですが)図書館へ通いました。

彼女もほぼ毎日来てくれて二人で図書館の外のベンチで

喋っていました。

会話の内容はほとんど漫画の話しでしたがもう全然OKでした。

こんなに可愛い子と親密になれて、さらには毎日会っていい雰囲気の中

彼女と喋れる事がとても幸せでした。

もしかするとこのまま行けば、彼女と付き合うことが出来るかもしれない。

そんな淡い妄想を膨らませていましたが現実そうもいきませんね。

いつからか彼女との会話が途中で途切れる事が多くなり、

ぎこちない雰囲気が流れるようになりました。

彼女が一生懸命喋っていると急に思い出したように彼女は

元気がなくなり、あまり長く話さないようになり、

そうなると僕だけが一方的に喋っているみたいで

気まずい気分になりました。

なんで彼女が喋らなくなったのかわかりませんでした。

もともとはつらつとした感じの子ではなかったんですが、

それでも前までは本当に楽しそうに喋ってくれてたので、

何か僕に原因があるのではないかと思いましたが

全く思いつきませんでした。

もしかして僕に愛想を尽かしてしまったのでは

ないかと思うと少し落ち込んできました。

とにかく、こんな関係が続くのは嫌だったんで

彼女に思い切って聞いてみる事にしました。

しかし、僕が切り出す前に彼女の話から展開してきました。

その日いつも通り彼女とベンチで喋っていました。

彼女になぜ喋らなくなったのか尋ねようとタイミングを計っていましたが、

なんだかその日は会話が結構弾んでいたものですから

なかなか言い出せませんでした。

しかし、暫らく話していると彼女は少し俯いて黙り込みました。

僕が「どうしたの?」と言うと彼女は不安そうな声で、

「あの、私と喋っていて楽しいですか?」と聞いてきました。

僕は「?」って感じだったんでどういう意味か聞いてみました。

彼女は、あたしは口下手だし漫画のことしか喋れない、

Nさん(僕の名前です)があたしのことを暗い子だとか思っているのでは

ないか気になっていたと言いました。

僕はそんな事は思っていない、Hちゃん(彼女の名前)と喋っていて

楽しいし、別に暗い子なんて思っていないよと言いました。

彼女は本当ですかと聞いてきたんで、

僕は本当です、それにHちゃんのことが嫌いだったら毎日会いになんか

来ないでしょと返しました。

彼女は、「あ、そっか、そうですよね。よかった・・・。」と、

笑いながら言いました。

その後僕らは少し喋ってその日は別れました。

僕は彼女が喋らなくなった理由が分かって、これでまた今まで通り

楽しく喋れると思うと安心しました。

しかし、翌日彼女は図書館に来ませんでした。

やっぱり僕と喋るのが気まずくて嫌なのかとガックリしました。

一応毎日図書館に通いましたが、彼女と会ったのは一週間後ぐらいでした。

久々に会ってみた彼女はめちゃくちゃブルーでした。

僕の目には彼女に纏わりつく負のオーラがはっきり見えました。

もう本当にそのくらい彼女は落ち込んでいました。

とりあえず彼女をベンチに座らせてどうしたのか聞いてみました。

彼女は死にそうな瞳でぽつりと言いました。

「あたし学校へ行くのが辛いんです。」

もしかしてイジメに遭ってるの?と聞くと彼女は横に首を振りました。

じゃあ何が辛いの?と言うと、彼女は静かに喋りだしました。

「あたし友達がいないんです。いないって言っても、本当に親身な友達がいないっていう意味で、うわべだけの付き合いの友達しかいないんです。」

彼女は話を続けました。

「あたしこの前Nさんに口下手で漫画の事しか喋れないって言ったでしょ?テレビは全然見なくなったし、流行物とかにも興味ないからうまく人の会話に入れないし、入ってもあたしが気まずい雰囲気にしちゃうから喋れないんです。だから自分から一線引いちゃって・・・。」

彼女をチラッと見ると悲しそうに笑っていました。

「前はこんなんじゃなかったんですよ。中○生の時は普通に喋れたし、仲の良い子は沢山いました。けど中○生って上中下ってランクがあるでしょ?可愛い女子、かっこいい男子は上で、オタクとかマニアっぽく見られる人は下って感じで。」

僕の当時はそんなのなかったんですが何となくイメージできました。

「あたしはその時中の上らへんにいたんですよ。

だからそれなりの毎日が

送れたし結構充実してました。

でもね、ある日友達と話してて

ふと気づいたんですよ。

会話の内容のほとんどがあいつキモイとか、

ウザイとか、そんな話ばっかりだって。

それにちょうどその時あたしのいたグループで仲間はずれに

なった子がいたんですよ。

その子はすごくわがままだったんでみんなでシカトしたり、

その子になるべく関わらない様になったんですが、その時から会話の

話題はほとんどその子の事で、あいつウザイとか、消えて欲しいとか、

どうやってあの子から逃れようかとかそんな話ばっかりで。

だからその子は自分が嫌われている事に気づいて自分からグループを

離れていったんです。

それでその時思ったんですよ。

あたしもいつかこうなるんじゃないかって。

あたしがマンガ好きな事

みんなに知れてないから、もしその事がばれたら今度はあたしが

オタクとかキモイとか陰口言われてグループから外されるんじゃないかって。

そう思うとすごく不安で、あまり喋らなくなったんですよ。

悪口言うのも嫌になったし、他の事も喋れなくなったし。

その頃から人付き合いが下手になっていったんです。

高校生になったらそれも変わるかなって思ったけど、相手のことが

気になっちゃって相変わらず喋れないし、人といると疲れるだけだし。

ほんと、毎日が辛いです・・・。」

彼女は一通り喋ると、「すみません、こんな話引きますよね。」と言って

謝って来ました。

僕は慌てて、「や、そんなことないよ。」と

返しましたが、ぶっちゃけ思いっきり引いてました。

まさかこういう子だったなんて思ってもいませんでした。

これからも会い続けるのには気が引けてましたが、

でもこのまま関係を終わらせたら、

尚更彼女は喋らなくなるだろうなと思いました。

もしかしたら彼女と付き合えるかもなどと、あほな事しか考えていなかった

自分が情けなく思えました。

そして僕はふと決意しました。

「じゃあ、僕と友達になってよ。」

暫らくの沈黙の後僕がそう言うと、

彼女が「え?」っていう顔で僕を見ました。

「前にも言ったけどHちゃんといると楽しいし、

もっとHちゃんと仲良くなりたいからさ。

それに嫌なことがあったらオレに構わず言ってよ。

ちゃんと聞くから。」

そう言うと彼女は照れながらも

「ありがとうございます。

」と言って顔を綻ばせていました。

耳が赤くなっていて可愛かったです。

当初は付き合う目的で親密になろうとしましたが、

路線変更で彼女の大事な友達になることに予定を変更しました。

今の彼女には恋人とかよりも頼りになる友達をつくる方が大事なんじゃ

ないかと思いましたもので。

まあ、これはこれでいいかなと。

彼女と友達になってからも毎日図書館(のベンチ)で会いました。

彼女は毎日、僕に悩み事を吐き出しました。

僕は彼女に勇気付ける言葉が見つからなくて聞いてあげることぐらいしか

出来ませんでしたが、それでも彼女は、

「聞いてくれるだけでも気持ちがすごく楽になる。」

「ずっと本音の言える友達が欲しかった。」

「Nさんと会うとまた明日がんばろうっていう気になれる。」

などと笑顔で言ってくれました。

彼女と親密になってまだ短いですが、

以前よりも彼女は笑顔でいることが多くなりました。

特に友達宣言してからは、笑顔が絶えなくなったし、

携帯の番号を交換した時も、彼女がすごく嬉しそうにニコニコしていて

感情がモロに出ていたものだから、こっちも照れ臭くて

ニコニコ笑ってしまいました。

それから休みの日も彼女と会うようになりました。

一緒に買い物したり、映画を観に行ったりしましたが、

さすが漫画に精通しているといいますか、

買い物は画材や本(主に漫画や小説)、映画は某人気ロボットアニメ

などを観に、あまり女の子と一緒に行かないような所へ行きました。

まあ、それはそれで楽しかったから良かったんですけどね。

Hちゃんとの友情は確実にめきめき上がっていましたが、

僕の方は彼女にどんどん惹かれていく一方でした。

今まで付き合っきた女性(二人)とは正反対にあたる子でしたし、

僕が生きてきた中で一番可愛いく、一番魅力的な子でもありました。

二十歳になってようやく初恋か?ってほど彼女が気になりました。

ですが、彼女にとって僕は友達という存在であり、

それ以上の存在には多分なりえないだろうなと思いました。

もし告白したとしても、それでふられて、また以前のような

ギクシャクした関係に戻るのは怖かったですし、

今の関係に十分満足している自分がいました。

なのでこのまま初恋にして初失恋ってことで、ほろ苦い思い出の

1ページにしまい込むことにしました。

映画観に行った帰り道、俯きながら恥ずかしそうに、

「あたし、Nさんと出会えて本当に良かったです。」

と言ってくれた彼女がなんとも可愛くて、嬉しくて。

でもちょっと寂しく感じている自分がいて。

毎日彼女と遊ぶようになって友達関係は以前のままですが、

Hちゃんとはかなり仲良しになりました。

互いに好きなバンドグループ限定でいい唄をお勧めしあったり、

重力や引力について真面目に語り合ったり、

霊や宇宙人は本当にいるかなど、話のプレバリューも増えました。

(でもなぜか語ることはマニアック。)

それからマック・ロッテリア・モスバーガーのどれが一番うまい店か

食べまわったりしました。

結果的にテリヤキバーガーはロッテ、

ポテトはマック、店の雰囲気はモスがいいなどと、

部門別の評価に変わっていましたが。

次はマイベストラーメン屋を決める予定です。

あと一緒にカラオケに通う様になりました。

彼女の方から誘ってきて

くれたんですが、僕はすごく音痴で最初はちょっと拒んだんですが、

彼女から誘ってくれたのは初めてだったんで渋々OKしました。

彼女は意外なことに唄を歌うことが好きみたいで、

お気に入りの曲を入れて結構ノリノリで歌っていました。

すごくイキイキしていてキャラが変わっていました。

僕は少々呆気にとられてましたが、

これはこれでかわいいからよし!!としました。

でも、こんな彼女は見たことない。

彼女は歌い上げ、余裕で高得点を出していました。

そしてこなくてもいいのに僕の番がきました。

彼女が「期待してますよ。」

みたいな顔つきので僕を見つめていましたが、

本当、勘弁して欲しかったです。

僕は精一杯歌いました。

精一杯歌いましたが案の定、

全くあっていない音程とやたら裏返る歌声に笑われてしまいました。

彼女は「ジャ○アンだ!」「こんな身近に生息してたんだ!」と言って、

御腹がよじれるほど笑っていました。

こんな彼女は見たことない。

僕が歌い終わっても彼女は、

「ごめんなさい」、「すいません」と言いながら笑い転げていました。

ここまで音痴だと逆に惚れ惚れしちゃいますねと、

真剣な顔つきで言われましたが、そうですか、としか言い様がありませんでした。

そんなこんなで僕の音痴を直すため、週に一回はカラオケに

通うことになり、彼女と一緒に歌い続けました。

彼女はすごく楽しそうに教えてくれましたが

僕はとてもしんどかったです。

こんな感じでほぼ毎日会っては遊んでました。

会っているうちにふと気づいたんですが、

彼女は一度気の許した人には素の明るい自分が出せるみたいなんです。

本人が中○生の時は明るい子だったと言っていたんで、

それはそれで当然なんですが、それを高校で出せないかと

言ってみたんです。

僕と話しているみたいにやってみれば

絶対嫌われることはないから大丈夫だよと。

しかし、どうも彼女にはそうなる勇気がないみたいで、

「怖くて出来ない。」と落ち込んでしまいます。

そりゃあ、そんな簡単に出来たらこんなに

悩んでるわけないでしょって事になるんですけどね。

Hちゃんと毎日会って充実した日々を過ごしてきた僕ですが、

日に日に募る彼女への想いがどうしても抑えきれず、

思い切って告白してみようと決心しました。

しかしもし断られたら

その後の関係がどうなってしまうのかと思うと、

とてつもなく不安で行動に移せませんでした。

それで1人で悩んでいてもしょうがないと思ったので、

僕の親友っていうか腐れ縁的な関係のMに相談してみました。

ちなみにMは女の子です。

僕は昔から親密な関係になるのは男子よりも女子の方が比較的に

多く、何となく女子の方が楽に会話出来ます。

でも悲しいことに、そこからは絶対に恋愛には発展しませんでしたが。

Mは僕とは違う大学に通っており、

メールや電話はしょっちゅうしていましたが、

ここ数ヶ月はお互い忙しくて会っていませんでした。

なので、相談事のついでに久々に会ってみようとMに電話してみました。

「もっしもーし、ただいまテストと課題の嵐で死ぬ寸前のMでーす。」

と、やたらとハスキーな声のMが出てきました。

僕はとりあえずシカトして、久々に会えないかと尋ねてみました。

するとMはわざとらしく「チッ。反応なしかよっ。」と言い、

課題手伝ってくれるなら会ってもいいよと返してきました。

僕はそれもシカトして、「じゃあ、今週の土曜にうちに来て。」と言うと、

「えー、それじゃー意味ないよ、課題今週の金曜までなんだから。」と、

不満たらたらな返事が返ってきました。

「Nはテストとかないの?」と聞かれましたが、

死にたくなるほどはないよと返すと

「うわっ、N君うざっ、うざ男じゃん、うざ美大生、うざ美君。」

と八つ当たり(?)されました。

とりあえずMと土曜日に会う約束を取り付けましたが、

「めんどくさいからNがうちに来てよ。あとマックのハッピーセット買ってきて!今のおもちゃがおじゃ○丸でね、それの子鬼トリオのおもちゃが超カワイーの。だからそれたのんできてね。絶対買ってきてよ。買ってこなかったらうちに入れないから。」

ってことになりましたとさ。

土曜日、マックのハッピーセットを買ってMのアパートに行きました。

チャイムを押すとMはすぐ出てきて、

「マックは?」と笑顔で言ってきました。

久々に会ったのに第一声がそれでした。

僕の手に持ってるマックの紙袋を見つけると

「やったー、Nちゃん大ちゅき!ありがとねー。」

と、ルンルン気分なMでしたが、

半分しか形のないハンバーガーを見ると怒りだしました。

久々にMと会って色々と世間話をしていましたが、

今日はただ遊びに来たわけじゃないので早速本題に入りました。

僕はHちゃんの性格や、知り合ってから好きになった成り行きまで

簡単に説明しました。

するとMは不審な眼で、

「Nってさ、女○高生とか趣味だったの?実は○リコン?」

と言ってきました。

僕は即否定しましたが、

案外そうかもしれないと心の中では否定しきれませんでした。

この子に相談したのは間違いだったかな。

とりあえず彼女にとって僕はどんな存在に位置しているのか、

告白しても大丈夫かMに伺ってみると、

「まあ、とりあえずは友達の位置にいるんじゃない?Nが友達になって

くれって言ったんだから。告白はまあ、やってみれば?」

マックのおもちゃをいじりながら、淡々と言われました。

僕はもう少し考えて喋ってくれよと怒ると

「だって、あたしと正反対に位置する子であんまりわかんないんだもん。

てかさー、仮にその子がNのこと好きだったとしても

Nが友達って銘打っちゃったから、その子も友達としてしか

あんたと付き合えないんじゃないの?

そのネガティブ子ちゃんから告白なんかしてくるわけないし

Nが行動を起こさない限り関係が発展するわけないじゃん!ばかじゃん!

ふられた後の関係が嫌だったら好きにならなければいいじゃん!

誰だってふられた後の関係は気まずいに決まってるでしょ!

そんな後のことなんか考えてないでさっさと告っちゃえ!

告ってふられろ、このネガティブ男め!」

逆ギレされました。

ネガティブ子ちゃんと振られろは余計でしたけど、

彼女の言っていることは確かに的を射ていたんで素直に認めました。

その後来週末までに告白することを無理やり誓わせられましたが、

Mなりに応援してくれているのかと思うと嬉しかったです。

やっぱりこの子に相談して良かった。

Mはその後も僕の前の彼女の時もそうだったとか、

あたしだったら速攻で告白するとか僕が帰るまで

エンドレスに喋っていました。

帰り際にMが、振られたらあたしが貰ってあげるよと言ってきたんで、

僕は丁重に断ったんですが、Mは怒って部屋を追い出されるかたちで

退出しました。

最後に告白する勇気が出た礼を言って

その日はサヨナラしました。

Hちゃんに告白を決意し、場所とムードの力を借りないと告白できない

僕は、毎年ある花火大会の日に想いを伝えることにしました。

Mと会った翌日、早速Hちゃんと会って花火を一緒に見ようと誘ってみました。

すると彼女は喜んでOKしてくれましたが、人が混雑している所は

苦手なので、なるべく人が少ない所で見たいとの要望がありました。

僕はしまったと思いました。

当初、花火が大きく見える人気の場所で見ようと思っていまして、

当然そこは人で混雑しており、毎年場所取り合戦の修羅場が繰り広げられています。

そんな場所では彼女は嫌がるだろうし、これじゃあ場所とムードの

パワーを借りることがない!と内心焦っていると

彼女がうちで一緒に見ませんか?と、とんでも発言をしてきました。

実は僕達はまだ一度もお互いの家に行ったことがなく、

家族構成とか基本的なことは紹介していませんでした。

とても彼女の家、その他もろもろに興味はありましたが、

彼女の家だと親もいるだろうし、緊張して告白どころでは

なくなるんじゃないかと、どうしようか迷っていましたが、

「あたしの部屋のベランダからよく花火が見えるんです。

それに親がちょうど旅行でいないし気まずいことはないと思いますよ」

と、彼女が付け足してきました。

何だこの漫画みたいなおいしい展開はと思いましたが、

彼女の家で一緒に花火が見れる最高のシチュエーションが用意されている

ならば当然断る理由もなく、今度は僕が喜んでOKしました。

そして花火大会当日、彼女と待ち合わせしてHちゃん宅へ向かいました。

向かう途中、仲良く手を繋いだカップルと何度かすれ違い、

彼女の手を握ってみようかと思いましたが、結局彼女の手を握ることが

出来ず、何も出来ないまま彼女の家に着いたチキンな僕でした。

おじゃましますと言って家に上がらせてもらい、彼女の部屋に向かいました。

ここがHちゃんの家かと思うと、よくわかんないけど感動しました。

Mの家に初めて入れてもらった時は、特に感動とかしなかったのになー。

Mちゃんごめんね。

とりあえず花火の時間まで、まだ余裕があったので適当に雑談していました。

暫らくすると彼女が御腹減りませんかと聞いてきたんで、

減った!と無駄に元気に答えると、簡単なものならご飯つくれますけど

食べますか?と頬を赤くしながら聞いてきました。

僕はもちろん喜んでお願いしました。

手伝うことはないかと尋ねてみましたが、特にないから大丈夫です、

Nさんは部屋で適当にくつろいでいて下さいと言って彼女は

部屋を出て行きました。

何だか今日の彼女は積極的で、彼女も何かしら期待しているのではないか

と思うとたまらない気持ちでいっぱいでした。

これなら告白は成功するんじゃないかと1人舞い上がっていましたが、

ドアがノックされてふと我に返りました。

返事をするとドアが開きました。

するとHちゃんかと思いきや

全く知らない女性が現れ、数秒二人で「誰コイツ?」って感じで

ポカーンと見詰め合っていました。

どう切り出そうか迷っていると彼女がはっと思い出したように

「あの、もしかしてNさんですか?」と尋ねてきました。

僕が「はいそうです。」と答えると、彼女はぱあっと笑顔になり

「うわー、やったーNさんだ。ずっと会いたかったんですよ!」と

嬉しそうに部屋に入ってきました。

すると僕の目の前に座り

「初めまして、あたしHの妹のYっていいます。」

と自己紹介してきました。

「妹さん?」僕は驚いて聞き返すと

彼女はニッコリ頷き返しました。

確かに彼女は顔立ちやルックスがHちゃんに似ていて、

さすがHちゃんの妹、かなりかわいい子でした。

これが美人姉妹ってやつか・・・。

ていうか妹いるなら言っておいてよ。

とりあえず自己紹介もすんだんで何故僕に会いたかったのか

聞いてみました。

「お姉ちゃんNさんに友達がいないってこと相談していたと

思うんですけど、あたしも以前からお姉ちゃんの相談に

乗って上げてたんです。

お姉ちゃん毎日がつらい、ほんとの友達が

ほしいっていつも言ってました。

相談受ける度に私が大丈夫だよって

励ましてたんですけど、Nさんも初めてお姉ちゃんの悩み事聞いたとき

こんな感じだったでしょ?」

僕は大きく頷きました。

「それでいつの日だったかな、あたしが自分の部屋でくつろいでいでたら、

お姉ちゃんがいきなりあたしの部屋に飛び込んで泣きながら

抱きついてきたんですよ。

あたしもすごくビックリして

どうしたの?学校でやなことされたの?って聞いたんですよ。

そしたらお姉ちゃん顔中ぐしゃぐしゃにして泣きながら、

『友達ができたよー』って。」

妹さんはその時のHちゃんの泣き顔を真似しました。

「その後お姉ちゃん、わーんって大声で泣き続けたんですよ。

あたしお姉ちゃんが泣き止むまでずっと背中さすってあげました。

よしよし、よかったねって。

何か姉と妹の立場逆ですよね。

で、その日からお姉ちゃんだんだん元気になっていって、

いつからか、喋ることはずっとNさんのことだけ。

今日は映画見に行ったとか、一緒にカラオケに行ったとか、

永遠に喋るんですよ?友達っていうより彼氏自慢って感じ。

それで思ったんですよ、お姉ちゃんをここまで変えさせたNさんって

どんな人なのかなーって。

だから会ってみたいなって思ったんです。」

何だか照れ臭くて笑っちゃいました。

Hちゃんがそんなに喜んでいたとは

思いもしませんでしたし。

彼氏自慢・・・。

それで妹さんに僕と会ってみてどんな印象を持ったのか聞いてみました。

そしたら「頼りなさそう!」と元気よく答えられました。

ちょっとへこみました。

その後、色々喋っていましたが、妹さんも友達と花火を見る約束をしている

とのことだったので、区切りの良いところで話をやめてさよならしました。

別れ際に妹さんが、今度はあたしと一緒に遊んで下さいと言って部屋を

出て行きました。

数分後、Hちゃんが夕食を持って部屋に入ってきました。

チャーハンを持ってHちゃんが戻ってきました。

「すいません、余った材料で作ったんですけど簡単すぎたかな・・・。」

いえいえそんな滅相もない、僕は喜んでチャーハンを食べました。

パラついてないけどうまいよー。

「そういえば妹さんに会ったよ。」

チャーハンを口いっぱいに頬張りながら言いました。

するとHちゃん「え?Yちゃんいたんですか?」とビックリしてました。

どうやらHちゃんも妹さんが家にいた事を知らなかったようで

やられたって顔をしてました。

「何か、変なこといってませんでした?」

大泣きエピソードのことが頭に浮かびましたが、

これを言ったらかわいそうだなと思ったのでてけとーに

誤魔化し話を進めました。

「妹さん結構しっかりしてるね。」

「ああ、そうなんですよね。Yちゃん中○生なんですけど

高校生のあたしよりとてもしっかりしてるんですよ。

生徒会の役員やってるし、部活の部長も務めてたし。

それにスポーツも勉強もできて友達も沢山いて・・・・

非の打ち所がないんですよ。

ほんとにあたしの妹なの?っていうくらい。

何かYちゃんのほうが姉って感じ・・・、立場が逆ですよね。」

それ妹さんも言ってたな。

「時々Yちゃんに嫉妬しちゃうんですけどね。

血の繋がった姉妹なのに何でこうまで違ってるのかなって。

でもこんなこと思うのって罰当たりかな。

Yちゃんにはいつも

相談に乗ってもらっていたし、もしYちゃんがあたしの妹じゃなかったら

今頃あたしどうなっていたかわかんない・・・。」

暫らく話に夢中でしたが、気づけば花火を打ち上げる時間になり、

家の外から花火のドーンという大きな音が聞こえたので

ベランダに出てみました。

Hちゃんの家は周りの家よりも一際高く、最上階にあるHちゃんの

部屋から建物や木々に隠れることなく、花火がとてもよく見えました。

「綺麗ですね・・・。」

Hちゃんのうっとりした表情にドキッとしました。

そうだ、告白しなきゃ・・・・・。

僕たちは一言二言、言葉を交わしながら、次々打ち上げられる花火を

眺めていました。

今までにないほどのとてもいい雰囲気で、

彼女に想いを伝えるならいましかないと思いました。

僕は告白する最後の覚悟を決め、Hちゃんに気づかれない様に軽く

深呼吸をして気持ちを落ち着かせました。

・・・・よし。

「あのさ、Hちゃん。」

「はい。」

「あの、実は・・・・」

「・・・はい」

「好き」って言葉がもうそこまできてるのに、

緊張のせいか喉につっかえてなかなか出てきません。

「その実は・・・・・」やばい、本当に出てこない・・・。

「Hちゃんのことが・・・・」がんばれ!がんばれオレ!

「好きです。」

「へ?」

「あたし、Nさんのことが好きです。あたしと、付き合ってください。」

「・・・・。」

まさかの展開で彼女から告白されちゃいました。

予想だにしなかったことなのでぽかーんって感じでした。

「え?もしかして、告白じゃなかったですか?」

彼女は顔を真っ赤にして尋ねてきました。

「いや、はい、告白です。」

「あ、そう、ですよね。良かった・・・。」

「・・・・・。」

「あの、よろしくお願いします。」

「あ、や、うん、こちらこそ・・・。」

僕も顔が真っ赤でした。

状況が良く理解できませんでしたが、

死ぬほど嬉しかったのは覚えてます。

もう彼女をがばっと抱きしめて押し倒したい衝動に駆られましたが、

そこは抑えて「とりあえず花火を見ましょうか」ってことになりました。

告白した後、お互い気恥ずかしくて言葉は交わしませんでしたが、

とてもいい雰囲気でした。

普段チキンな僕でもその時はノリにまかせて

軽くキスをこなせる様な気がしました。

ていうかしちゃいました。

「ごめん、キスしていい?」いきなりこんな発言するものだから、

Hちゃんかなり驚いていました。

でも、彼女もこの雰囲気に

押されていたのか、恥ずかしそうに俯きながら

「はい、あたしもしたいです。」とOKしてくれました。

お互い向き合い、彼女は少し顔を上げ、目を瞑ってキスを待ちました。

その時の彼女の表情ときたらとてつもなく色っぽくて

心臓が早鐘を打ちました。

そして彼女の肩をそっと抱き、ゆっくり唇を重ねました。

2、3秒の短い間でしたが僕には十分長い間キスをした感じがしました。

唇を離すと、彼女はそっと目を開け、唇に手を当て感触を確かめていました。

僕と目が合うと、彼女は恥ずかしそうに微笑み、

「キス・・・しちゃいましたね。」と嬉しそうに呟きました。

その仕草がとてつもなくかわいくて、思わずガバッと抱いてしまいました。

抱いた後、はっと我に返って直ぐ離しました。

しまった、やり過ぎたかも・・・。

「ごめん、ほんっとにごめん!!」僕は直ぐ謝りました。

呆気にとられた彼女はポカーンと固まっていましたが、

「ふふっ」と小さく微笑み、静かに寄り掛かってきました。

うわっ、今日のHちゃん何か違う。

僕もさっきみたいに強く抱きしめず、優しく包むようにして抱き返すと、

彼女からふうっと甘いため息が漏れました。

ああ、めっちゃかわいい・・・。

もう花火とかお構いなしに二人で抱き合ってました。

こんなに幸せになった気分は久しぶりで、

明日死んでも悔いはなしって感じでした。

いや、ごめんなさい、まだ死にたくないです。

最後に抱きながらもう一度キスをし、ゆっくりと体を離しました。

彼女は胸元でぎゅっと手を握り、深く深呼吸をしました。

大丈夫?僕がそう聞くと彼女は微笑み、「うん。」と頷きました。

ああ、本気でかわいい・・・。

その後、二人寄り添いあって花火を見ていたんですが、

突然、「ただいまー。」と声がして、

ビックリした僕らは急いで体を離しました。

ドアがノックされ、現れたのはまたも妹さんでした。

えー帰ってくるのはえー。

「おじゃましまーす。お姉ちゃんうまくやってるー?」

妹さん意味深ににやり。

Hちゃんは何事もなかったように取り繕って

「もう、うまくやるって何よ」と、ちょっと怒った感じで返しました。

さっきまでの甘いムードが妹さんの乱入で、

楽しい花火鑑賞会に変更されたわけですが、

これはこれで楽しかったです。

いやしかし、かなり焦った・・・。

花火も最後の一発が打ち上げられました。

ラストに相応しい大迫力の花火を作ってくれた職人さんに、

敬意を表し三人でパチパチと拍手、外からも歓喜の声が

ちらほら聞こえました。

今年も無事花火大会の幕を閉じることができました。

まあ、次の日もありましたが。

「Nさんこれからどうするんですか?」妹さんがふと聞いてきました。

Hちゃんとはもっと一緒にいたかったけど、妹さんが介入した今、

二人だけになるってことは困難に思えたので

「あんまり長居するのも悪いから帰るよ。」と、

退散することにしました。

が、ここで妹さんが一言ぽつり、

「泊まってけばいいのに・・・・。」えー!!?

「あたしもっとNさんと話したいし、お姉ちゃんもその方がいいでしょ?」

「え?!!あ、えっ・・・。」慌てるお姉ちゃん。

「それに今親いないし、いいでしょNさん?泊まってってください。」

こんなおいしい状況に置かれた男子なら迷わず泊まっていくと思うんですが、

さすがにそこまで心の準備が出来ていなかったので帰ることにしました。

泊まることを期待していたのか、Hちゃんが少し残念そうな顔をしたので、

明日も花火を一緒に見る約束をし、帰宅してから電話で明日の予定のついでに

謝っておきました。

しかし妹さんよ、以前から僕の事を聞いていたといっても、

今日初めて会ったんだから少しは警戒しようよ。

僕も一応オトコですよ?

最近の中○生は皆こんな感じなんでしょうか。

時代は変わっていくのね・・・。

まだ二十歳なのに着実と時代遅れのオッサン化している僕でした。

「また来てくださいね。」妹さんは元気よく手を振り、

Hちゃんも控えめに手を振って僕を見送ってくれました。

帰り道早速Mに電話して告白の報告をしました。

「もしもしM?やったよ!付き合うことになりましたよ!」

「マジで?やったじゃん、おめでとー。Nもやればできんじゃん。」

「ありがとう、あー本当に嬉しいよ・・・。

もう幸せで胸いっぱい。

この気持ちMにわかるかなー?わかんないだろうなー、

この幸せいっぱいのあたたかーい気持ちが。

それっ、幸せのおそそわけ!」

「・・・は?」

「どう、届いた?」

「何か・・・・うまくいったはいったでムカつくな・・・・。」

花火大会の告白で晴れて付き合うことになったわけですけど、

関係的には以前とそれほど変わりませんでした。

デートも図書館へ行ったり、買い物したり、

僕にはつらいカラオケに行ったりと、以前と同じように遊びました。

変わったといえば手を握るようになったことぐらいです。

恋人同士なんだから手を握ることぐらい当たり前だと思うんですけど、

初めて手を繋いだとき、彼女はえらく緊張していたみたいで

少々錯乱状態に陥ってました。

ウフフフフみたいな。

今では彼女も慣れて、余裕で手を握れるようになりましたが、

彼女曰く「キスよりも恥ずかしい。

」とのことでした。

キスの方が数千倍恥ずかしいと思うけどなあ。

あと夏休みだったこともあり,

海やら縁日やら遠征したり色々な体験をしたんですが、

全て書き上げる気力がないので勝手ながらも

思い出深いエピソードを二つだけ書くことにします。

〜海編〜

「海に行きましょう!」となぜか妹さんに催促され、

僕とHちゃん、妹さんの三人で海へ行きました。

水着姿の姉妹はべらぼうにかわいくて、すれ違う男みんなチラ見してました。

「何か視線感じる。」とHちゃんは恥ずかしそうに身を縮め、

女の子って大変だなーと思いましたが、妹さんはあまり気にしてない様子で、

「Nさんどう、あたしセクスィー?」と小ぶりな胸を寄せて

グラビアアイドルみたいな挑発的なポーズをとってきました。

勘弁して下さい・・・かわいすぎだよ妹さん。

目の保養もできたところで、さっそく海に入りましたが、姉妹二人は

浅瀬の所で浮き輪にもたれて、深い所に行こうとしません。

実は姉妹揃って泳げないらしく、二人に泳ぎ方を教えることになりましたが、

練習の成果は得られず結局泳げませんでした。

でも浮き輪につかまって脚をバタつかせている姿が何とも微笑ましく、

別に泳げなくてもいいんじゃないかと思いました。

その後二人の浮き輪を引っ張ってあっちこっち泳がさられました。

「Nさんあっち行って!」「違う違う、あっちあっち!」

「どっち?」「Nさんもっと速く、速く泳いで!」

「あ、魚、魚がいる!Nさん追っかけて!」「え、どこ?」

「すぐそこ!あ、逃げちゃう逃げちゃう!」

きゃーきゃー姉妹で楽しそうにはしゃいでいましたが、

僕は二人の注文どおり泳ぐのに精一杯でした。

くたくたになるまで泳がされ、限界にきた僕は休憩を取りました。

砂浜で死人のように倒れていると、

Hちゃんがジュースを何本か持って隣に座ってきました。

「Nさん生きてますか、飲み物買ってきましたよ。」

ああ、さすがMy彼女、ここに女神様が降臨されましたよ・・・。

僕はジュースを飲みながら1人ぷかぷか浮いている妹さんを眺め、

Hちゃんは隣でせっせと砂を掘っていました。

「あ、Nさん、水、海水が出てきた!」

1人勝手に盛り上がってる彼女に「君はお子ちゃまですか。」と問うと、

「17歳のおこちゃまです。」と恥ずかしそうに答え、

湧き出た海水をパシャパシャかけてきました。

こんにゃろ、かわいくて反撃できねえ。

楽しい一時があっという間に過ぎ、気づけば帰りの電車の中でした。

妹さんは遊び疲れたせいか、Hちゃんにもたれ掛かって

いつの間にか寝てしまいました。

Hちゃんはタオルケットを出し、妹さんにかけてあげました。

「やっぱりHちゃんがお姉ちゃんだね。」と言うと、彼女はにっこり笑い、

妹さんが起きないようゆっくり席を立ち、僕の隣に座りました。

「ずっと三人一緒だったから、最後ぐらい二人だけの思い出がほしいです。」

そう言うと彼女は僕の手を握り、そっと唇を重ねてきました。

「何か、大胆になったね。」と言うと、

「Nさんのせいでこんな風になっちゃったんですよ。」と

恥ずかしそうに微笑み、もう一度キスをしました。

そして彼女も僕にもたれ掛かり、静かに眠りに就きました。

駅に着くまでの間、僕は妹さんの寝顔をぼんやり眺めながら、

Hちゃんとそっくりな部分を探していました。

〜初めてのお泊り編〜

ここ数日のHちゃんはやたらと元気で、いつも控えめな彼女とは

あきらかに雰囲気が違っていました。

何かあったのかなと思いましたが、

元気なところ以外は普段の彼女と一緒だったので、

口には出さずにいました。

そんな彼女がうちに来たのは夜の11時頃で、それは突然の訪問でした。

「・・・どしたの、こんな遅い時間に。」

「泊まりにきました。」にっこり笑う彼女。

「へ?泊まり?」

「おじゃましまーす。」彼女は僕を押しのけて部屋に上がりこみました。

「30分も歩いたからくたくたですよ。ああ、クーラーが涼しい。」

彼女は小さなリュックを放り投げ、ベッドにちょこんと座りました。

「ちょっ、何、何なの、お泊りって?」

「あ、シャワー浴びてもいいですか?汗かいちゃってベトベトなんです。」

彼女は僕の話を無視して風呂場に行ってしまいました。

・・・本当に何なの?

とりあえず座って待つこと数十分。

「Nさーん、タオルどこー?」

「洗濯機の隣の棚ー。」

「あっ、ありましたー。」

さらに待つこと数分。

「Nさーんドライヤーはー?」

「えーと・・・。」

「あ、あった、ありましたー。」

「・・・。」

「ふう、さっぱりした。」

風呂から上がった彼女は、キャミソールにショートパンツの姿でした。

「どうぞ。」彼女に麦茶を出すと、

「わあ、ありがとうございます。」と言って、ぐびっと一気に飲み干しました。

「で、どうしたの?いきなり泊まりに来たなんて。」

彼女はテーブルにコップを置き、近くにあったクッションを取り寄せました。

「・・・急にNさんに会いたくなったんです。」

「急に?」

「はい、急にです。」

「や、意味わかんないんだけど。」

「じゃあ、そろそろ寝ましょうか?」

「は?」僕は彼女に引っ張られ、ベッドに向かいました。

「ちょ、ちょっと待って。

本当に意味がわかんないよ。

いきなりうちに来て、泊まらせてくれで、シャワー浴びて、もう寝るって、

全然状況がつかめないんだけど、何かあったの?」

「別に何もありませんよ。」

「何もないなら、普通こんな遅くに来ないでしょ。」

「理由がないと来ちゃだめなんですか?」

「別に、だめじゃないけどさ。」

「ならいいじゃないですか。ほら、横になってください。」

彼女は強引に僕を押し倒し、

ベッドから身を乗り出して照明を消しました。

「ねえ、最近様子が変だったけど、それと関係あるの?」

「・・・おやすみなさい。」

彼女は僕に背を向けて横になりました。

その後も話しかけましたが、彼女は一言も喋ってくれませんでした。

とりあえず黙っていること数十分。

薄暗い部屋の中、

彼女は静かに起き上がり僕の顔を見据えていました。

「どうしたの?」

「・・・襲ってくれないんですね。」

「え!!?」

彼女は僕の上に跨り、唇を重ねてきました。

唇を離すと、

彼女は僕の髪を優しく撫でまわし、耳元で小さく囁きました。

「襲ってくれないなら、あたしが襲っちゃいます。」

こんな台詞を彼女が口にするなんて信じられませんでした。

僕が動揺して固まっていると、彼女がおでこにそっとキスをしました。

「愛してます、死にそうなくらい・・・。」

彼女はちゅっちゅと小さな音を立てて僕の頬にキスをし、

次第に彼女のキスは頬から唇へと伝って行きました。

「好き・・大好き・・・。」彼女は舌先で唇をちろちろと舐め、

少しずつ舌をねじ込ませてきました。

彼女はぎこちないながらも

丁寧に口の中をかき回し、僕の口まわりは彼女の唾液でベドベドになりました。

彼女は唇を離すと、僕の手を握りキャミソールの上から胸を触らせてきました。

僕はどうすることも出来ず、彼女の胸に手を当てて固まってしまいしたが、

それを見兼ねた彼女は、僕の手を持ち自分の胸をゆっくり揉ませました。

彼女は息を弾ませながら、もう片方の僕の手をとり、

両手で胸を揉ませてきました。

僕が遠慮がちに胸を触っていると、

「もっとちゃんと触ってください。」と、

僕の手に胸を強く押し当ててきました。

僕は戸惑いながらも、少し力を入れて円を描くように揉みだすと、

彼女はピクリと反応し、さらに息が荒くなりました。

「ん・・・んっ・・・」と、甘い息を漏らす彼女に、だんだん興奮してきた僕は、

キャミソールの中に手を突っ込み、ブラの上から揉みだしました。

彼女は「いやっ・・・。」と体を強張らせましたが、

今度は僕が押し倒し、彼女の上に覆い被さりました。

キャミソールとブラを胸の上までたくし上げ、彼女の胸を露出させました。

それほど大きさはありませんでしたが、形の整った綺麗な胸をしていました。

僕はキスをしながらゆっくり胸を揉みだしました。

乳首をきゅっと摘むと「あんっ!」と甲高い声を出し、

こねくり回すように撫で続けると、彼女の乳首は硬く勃起しました。

キスをやめ、乳首をチロッと一舐めすると「やああんっ!」とさっきよりも

大きな声を上げ、ビクッと体を反応させました。

レロレロと舌先で乳首を転がし、ちゅうっと強めに吸い上げました。

彼女は喘ぎ声を出さないように必死で耐えていましたが、

空いている手でもう片方の胸を揉みだすと、我慢できずに

小さく喘ぎ声を漏らしました。

胸を愛撫しながら、ショートパンツに手を掛けると、

彼女は強く股を閉ざし侵入を拒みました。

僕は胸の愛撫と一緒に太ももを優しく撫で回し、

何度も唇にキスをしました。

既に僕の気持ちには動揺も困惑もありませんでした。

もう彼女とヤリたい一心それだけでして、

頭の中はSEX!SEX!!SEX!!!の一色に染まっていました。

はい、アホですね。

(彼女の胸はCカップぐらいだと思います。)

根気よく愛撫を続けていると、

力いっぱい閉じていた脚の力は次第に弱まっていき、

僕は撫でながら太ももの付け根まで手を進行させました。

ショートパンツの上から軽く割れ目をなぞり、

中に手を入れて直に触れてみると、

彼女のアソコは愛液でヌルヌルに濡れていました。

クリトリスに愛液を塗りつけ、円を描くように撫でまわすと、

彼女は腰をくねらせ、「っん・・っん・・」と小さく喘ぎました。

さらに愛撫を続けると、彼女のアソコからどんどん愛液が溢れ出し、

くちゅくちゅと音が鳴りました。

「はあ・・はあ・・・Nさん・・・キスっ、キスして・・・。」

彼女は消え入りそうな声でキスを懇願しました。

唇を重ねると、

彼女は僕の背中に腕をまわし、体をぎゅっと密着させました。

「っん・・ああ・・・Nさん・・・・。」

激しいキスに暫らく夢中でしたが、僕はふと気がつきました。

「・・・からだ」

「・・・え?」

唇を離し、僕は彼女を抱えて一緒に起き上がりました。

「身体、震えてるよ。」

「・・・・。」

「どうしたの、怖いの?」

「怖くありません・・・。」

「無理してない?」

「無理なんかしてません・・・・。」

「・・・・・。」

少しの間、沈黙が流れました。

「・・・ねえ、やっぱり何かおかしいよ、Hちゃんらしくない。」

「別におかしくなんかありませんよ。いつもと同じです。」

「じゃあ、何でこんなに震えてるの?嫌なことでもあった?」

「・・・別に、何も・・・。」

「・・・Hちゃん、本当のこと言ってよ。本当は何かあったんでしょ。」

「だから何もないって言ってるじゃないですか、もう、どうだっていいでしょ?あたしはNさんと・・・SEXがしたいだけです・・・。」

そう言うと、彼女は僕に抱きつき唇を重ねてきましたが、僕は彼女を離しました。

「よくないよ。Hちゃんが辛そうにしているのに、おれだけ気持ちよくなるなんてこと、出来るわけがないじゃん・・・。」

「・・・何で、何で抱いてくれないんですか?

あたしの身体ってそんなに魅力ないですか?」

「Hちゃん・・・?」

「あたし達付き合ってるんですよね?何か拒む理由でもあるんですか?」

「ないよ。

ないけど、このまま抱いちゃってHちゃんは本当にいいの?

おれは嫌だよ、Hちゃんとの大切な想い出になるのに、

こんな気持ちのまま抱きたくないよ。」

「だから何もないって、さっきから言ってるじゃないですか!

Nさんこそ、あたしに何か隠し事をしているんじゃないですか?」

「おれは隠し事なんかしてないよ・・・。」

「うそ!本当はあたしの他に好きな人がいるんでしょ!!」

「そんなのいないよ。

おれはHちゃんが一番好きなんだよ?」

「だったら、一緒にいたあの人は誰なんですか?!!」

「あの人?」

「あたしのこと飽きちゃったんですか?!嫌いになったんですか?!!」

「ちょっと、Hちゃん落ち着いて。

言っていることがよくわかんないよ・・・。」

「お願いです、あたしのこと嫌いにならないで下さい!!

嫌なところがあるのならちゃんと直します、

Nさんを困らせるようなことは絶対しません。

だから、これからもNさんの彼女でいさせて下さい!!

Nさんに嫌われたら、あたし、どうしたらいいか・・・・・・。」

彼女は声を上げて泣き出しました。

僕は彼女を抱きしめ、泣き止むのをひたすら待ちました。

背中をポンポンとたたいたり、優しく撫でてやること数分、

ようやく彼女が泣き止んできました。

鼻をグスグスさせていたので

ティッシュを渡してやると、彼女は思いっ切り鼻をかみました。

ちーん。

「どう、少しは落ち着いた?」

彼女は鼻をかみながらコクコクと頷き、

肩をヒクつかせながらも以下の様な事をぽつぽつと話し始めました。

数日前、僕と見知らぬ女性が仲良さそうに

話しているところを喫茶店で目撃してしまった事。

それはまるでカップルかのようなラブラブぶりで、

僕が浮気をしているのだと思った事。

(かなりショックだったそうです。)

最近になって明るくなったのは僕の気を引くためであり、

振られたくない一心で必死に振舞っていたが、

いつ別れ話が来るのかとても怖くて、

不安に思う日々が続いていた事。

そして今日泊まりに来たのは、

僕の本当の気持ちを確かめるためであり、

もし別れるのであれば最後の思い出として、

無理にでも抱いてもらおうとしていたとの事でした。

(実際にはもう抱いちゃってますが・・・。)

一通り話した彼女は涙声になっていました。

僕は彼女の話を聞いて、その女性のことを思い浮かべました。

その女性とはMのことです。

もちろん浮気なんかしていません。

あの日偶然Mと会い、立ち話もなんだから喫茶店に入りましょうかってことで、

ラブラブな雰囲気とは程遠いアホな雰囲気でした。

「Nちゃ〜ん、あたしにも遂に彼氏が出来ちゃいました〜。

同じサークルの先輩でね、めっちゃモテる人でね、

笑うとやいばがニコって・・・・超かわいいの〜!」

自慢ばなしかコラアアッ!!って感じでした。

「・・・Hちゃんよく聞いて。あいつはおれの腐れ縁的なヤツでさ、恋愛感情とかそういうのは全くないんだ。だから浮気なんかしてないよ。」

「・・・・本当ですか?」

「本当。」

「本当の本当?」

「本当の本当。」

「絶対?」

「絶対。」

「命かけられますか?」

・・・・・疑い深いな。

「かけます。」

「じゃあ、えっと・・・・」

彼女は何か言葉を探していましたが、

僕は彼女の手をそっと握り優しく言いました。

「ごめんねHちゃん、つらい思いをさせちゃって。

おれはHちゃんのことが大好きだから・・・・。」

「・・・・あたしも、Nさんが大好きです。

ずっと、ずっと、一緒にいてください・・・・。」

彼女はわっと泣き出しました。

僕はさっきと同じように彼女を抱き寄せ、

彼女が泣き止むまで背中を優しくさすってあげました。

携帯を取り寄せ、時間を確認すると既に2時を過ぎ、

僕たちは静かに抱き合っていました。

「これからどうする?寝ちゃう?」

彼女は横に首を振りました。

「続きを・・・最後までしたいです。」

「・・・いいの?無理してない?」

「大丈夫です。

あたし、もっとNさんを好きになりたいです。」

彼女は僕の首に腕を絡ませ唇を重ねました。

「たくさん、たくさん愛してください・・・。」

「うん、Hちゃんもたくさん愛してね。」

ちゅっと軽くキスをし、彼女を押し倒しました。

いつの間にか二人とも裸になっていて、

彼女のアソコはぐっしょりするほど濡れ、

そろそろ入れてみようと思ったら・・・・

コンドームがない!!

しまった!いきなりの訪問だし、

SEXなんてまだまだ先の事だと思っていたから

避妊具なんか用意してねえよ!!

あぁ、おれのバカ・・・・。

「どうしたんですか。」

「えっ、あ、いや・・その・・・。」

やばい、ここにきてやめようなんて言ったら、

きっとHちゃん失望するだろうな。

でも言わないとだよなー。

あー・・・。

「・・・・実は、避妊具用意してなくてさ、

だから、その・・やるのはまた今度ってことで。

・・・・・・・ごめん。」

ははっと笑ってみたり。

・・・ああ、情けない・・・。

そんな僕をよそに、彼女は自分のリュックを取り寄せ、中をゴソゴソ。

何?荷造り?ひょっとして帰っちゃう?

「これ・・・。」

手渡されたのは、なんとコンドーム!

え、何で持ってるの?

Hちゃんがこれを買うところなんか全く想像つかないんだけど。

「Yちゃんの部屋から盗ってきました。」

えー!妹さんが持ってたの?!あの子中○生でしょ?

妹さん経験者?すごいよ中○生!

てか、Hちゃんは何で妹さんがコンドーム持ってるの知ってんの?

すげーやこの姉妹!!

まあ理由はどうあれ、Hちゃんが用意してきた事に僕は感動しました。

感極まって彼女をぎゅうっと抱きしめましたが、

「あの、苦しいです。」と、最後までダメダメな僕でした。

とりあえずゴムをつけ、彼女のアソコにあてがいました。

「我慢できなかったら言ってね。」

「はい、大丈夫です。」

ゆっくり、ゆっくりと挿入し、根元まで入れることが出来ました。

処女とやるなんて初めての経験でしたから慎重に腰を動かしましたが、

彼女は痛がる気配を見せません。

痛がるどころか小さく喘いでいました。

「あれ、痛くない?」

「はい・・・気持ちいいです・・・。」

「え、気持ちいいの?」

「・・・・・。」

「・・・もしかして、したことある?」

「・・・・・はい。」

「うっそぉぉ・・・」

めちゃくちゃショックでした。

好きな子の初めてを奪うことが出来たと思ったら、

実は経験済みでしたーって、あんまりだよ・・・。

「Nさん、動いて・・・。」

「え?ああ、ごめん。」

彼女の言葉で我に返った僕は止めていた腰を動かしました。

「あっ・・あっ・・・。」

彼女はピストンする度に声を漏らし、

何度も何度も唇を重ねました。

「Nさんっ、Nさんっ、好きです。

大好きです。」

「おれも好きだよ。

大好きだよ。」

「ああ、うれしいです。

もっと好きになって下さい・・・。」

「ああ、Hちゃん・・もうイキそう・・・。」

「いいですよ。イッてもいいですよ。たくさん気持ちよくなって下さい・・・。」

僕は彼女を抱きしめ、激しく腰を振りました。

「くっ・・あっ・・・だめっ・・好きっ・・・ああっ!!」

「あっ、イクっ!ああっ!!」

僕は彼女を固く抱きしめ、さらに腰を打ちつけて精子を搾り出しました。

お互い肩をならし、彼女の横に倒れこみました。

「Nさん・・・・。」

「・・・ん?」

「好き・・・。」

「おれも好きだよ。

大好き。」

「あたしも大好きです。

Nさんだけです。」

キスをしながら何度も「好き」と言い合い、

いつの間にか深い眠りに就いていました。

これで初めてのお泊り編は終わりです。

めっさ疲れた。

なんかHちゃんが非処女だったことに

落胆の声がちらほら聞こえますが、

僕も相当ショックでしたよ。

実は、中3の頃に付き合っていた男がいて、

そいつと初体験を済ませ、何度かしちゃったそうです。

そりゃもう嫉妬しましたよ。

Hちゃんの処女を奪った野郎にめちゃくちゃ嫉妬しました。

でも彼女から、「Nさんに初めてをあげたかったな。」と、

素敵な爆弾が投下され、その言葉だけで心が清められました。

単純な僕でごめんなさい。

あと、Hちゃん姉妹を魔性の女っぽく見られているみたいですが、

決してそんなことはありませんのであしからず。

処女話で盛り下がっちゃったみたいなので、近況の報告をしてみようと思います。

萌えれるかどうかは微妙なところですが、大目に見てやってください。

〜友達〜

Hちゃんに友達ができました!

うわべだけの友達じゃなくてマジの友達です!もちろん女の子です。

その子とは性格も趣味も正反対で、接点が全くないらしいのですが、

なぜか彼女とはとても気が合い、悩み事も言い合える仲だといっていました。

が、その子は少しヤンキーがはいっているそうです。

結構悪いうわさも立っていたみたいで、

最初はそんな子といて大丈夫かとても不安でした。

しかし、その子は誰ともつるまないタイプで、

学校では一匹狼みたいな存在でいつも1人ぼっちだったそうです。

Hちゃんは、どうやって仲良くなったのかよく分からないと言っていましたが、

どことなく波長が合ったんだろうと思いました。

似たもの同士って感じがしますし。

学校もサボりがちだったそうですが、Hちゃんの必死の説得で

好きな教科(美術と体育)だけは必ず出るようになったそうです。

少しずつ更正させるとHちゃんは闘志を燃やしていました。

か、かっこいい!

何はともあれ、Hちゃんに友達が出来て本当に嬉しかったです。

友達がいないことに悩んでいたのは痛いほど分かっていましたから、

初めて聞かされたとき本当に嬉しくて、不覚にも涙が滲みました。

本当はこの事をもっと早く報告したかったのですが、

忙しい&初体験編で書き込むことが出来ず、かなりムズムズしていました。

〜M襲来〜

うちのアパートでHちゃんと遊んでいたら、Mが襲来しました。

Hちゃんは緊張していて言葉数少なく気まずそうにしていましたが、

ここでMの魔の手が・・・・・。

「え?なになに?この子がHちゃん?うっそ、超かわいいじゃん!」

「こりゃNにはもったいないね。

Hちゃん、あたしがオトコ紹介してあげるから

もっとかっこいい野郎と付き合いなさい!」

「Hちゃんマジかわいいね・・・。

襲っちゃっていい?うへへへ、観念しやがれっ!」

きゃーとか言って二人で身体を触りあっていました。

主にMが。

でもHちゃんが楽しそうに笑っていてホッとしました。

その夜、Mに電話をしました。

「今日はありがとね。

Hちゃんすごく楽しそうだった。

・・・あの、それでさ、できればこれからも彼女と一緒に遊んでくれないかな?」

「うんいいよ。

Hちゃんいい子だし全然オッケーだよ。

あたしもHちゃんと仲良くなりたいなーって思っていたし。」

「ほんとに?うわーありがとね。

お前と友達やっててよかったって心の底から思うよ。」

「おっとー、だからって惚れんなよ!」

「・・・はあ。」

Mは誰とでも仲良くなれるところが長所なんです。

その後、MとHちゃんは二人だけで遊ぶようになり結構早く仲良くなりました。

Hちゃんに友達が出来たのはMのおかげかもしれないです。

感謝感謝。

〜エッチとHちゃん〜

Hちゃんはエッチ大好きです。

最近気がつきました。

僕から誘った回数よりも、彼女から誘ってきた回数の方が遥かに多いし、

休みの日は何度も求めてきます。

しかも感じやすい体質みたいで簡単にイッちゃいます。

乳首いじっているだけでも軽くイッちゃうほどです。

でも、愛のあるSEXじゃないとダメっぽいです。

どういう意味かというと、彼女がイクときは必ず僕が、

「愛している」とか「好き」と言葉をかけているときで、または、

心が通い合ってるなーと感じられるときしかイッてくれないからです。

普通にやっててもイキますが、本当に満足するのは

「好き」と言葉を掛け合っているときだけみたいです。

えっちが好きなのは以外でしたが、SEX嫌イナ男ハイナイ。

無論あたすも!なので、求めてきたら喜んで襲っています。

でも、HちゃんとのSEXは

本当に愛し合っているんだなと実感できるから好きなんです。

身体も気持ちいいですが、心もすごく満たされます。

だから好きなんです。

今日はここまでにします。

最近の彼女は本当に変わりました。

以前よりもぐっと明るくなり、笑顔も絶えません。

出会った頃の謙虚過ぎるHちゃんが嘘のようです。

変わってきている自分にHちゃん自身も喜んでいますが、

僕は彼女以上に喜んでいます。

よく分からないけど神様に感謝したい気分です。

神さんありがと。

Hちゃんが大好きです。

いきなりでなんですが、相談に乗ってもらえないでしょうか。

最近、妹さんに避けられています。

彼女と頻繁に会っていたわけではありませんが、

Hちゃんと三人でよく遊んでいたし、彼女の家に遊びに行った時も、

妹さんはしっかりと挨拶をしてくれました。

しかし、最近では遊ぶことがなくなり、妹さんにメールをしても

一言、二言の短いメールが返ってくるだけで、

露骨に避けられている感じがします。

これってやっぱり嫌われちゃったのでしょうか。

嫌われたにしても、理由や思い当たる節が全くありません。

Hちゃんも妹さんにどことなく聞いてくれたらしいですが、

妹さんは素気ない返事をするだけで、まともに話をしてくれないとの事でした。

「すぐ仲直りできますよ。元気出してください。」と、

Hちゃんは言ってくれましたが、

妹さんとは仲が良かっただけに、相当へこんでいます。

妹さんと仲直りするにはどうしたらいいでしょうか。

アドバイスを一つお願いします。

みなさんレスありがとうございます。

そしてごめんなさい。

前の投稿では幸せだとかほざいていたくせに、

急に相談なんか持ち込んでしまいました。

妹さんが僕の事を好きって言うのは、あまり考えていませんでした。

妹さんには彼氏がいるらしいし、付き合いも長いとHちゃんが言っていました。

なので、好きというのは多分ないと思います。

とりあえずここは様子見が一番でしょうか。

あーたしかにうざったく思われてるかも。

よくよく考えてみれば、妹さん受験生だし

こんなときにイチャつかれたら誰だってムカつきますよね。

しばらくそっとしておくことにします。

でもちょっと気まずい

うおー!挨拶どころかシカトされたよ!!

すげーショック!!ということで100ゲット!!

うれしくねーよなんか・・・

続き読みたい人まだいるかなー。

以前「図書館で会った子」という名前でスレッドを立たせてもらった者です。

前スレで妹さんとの仲が悪くなって困っていると相談を持ちかけましたが、

どうにかして妹さんと和解(?)することが出来ました。

前のような仲のいい関係に戻れてホッとしています。

相談に乗ってくれた皆さん本当にありがとうございました。

前の終わり方がスッキリしない終わり方だったので一応報告させてもらいました。

Hちゃんとは相変わらず仲良くやってます。

たくさんのレスありがとうございます。

期待に答え、とりあえず妹さんと和解した事について書いてみようと思います。

報告だけしてトンズラかまそうとしていたのは内緒。

大学の授業が終わりアパートに戻ると、

うちの部屋のドアにもたれかかっている女○高生風な子がいました。

Hちゃんかと思いましたが、Hちゃんよりも背が低く、制服も違っていました。

困惑してたたずんでいるとその子は僕のことに気がつき、僕の方に顔を向けました。

僕は驚きました。

「・・・Yちゃん?」

「お久しぶりですNさん。」

ここの体験談で相談して以来、妹さんと会わなくなったandメールもしなくなり、

すっかり疎遠状態になっていました。

なので、久しぶりの彼女とのご対面に、

緊張のボルテージが一気にギューン!と上がりました。

ギューンとね。

「どうしたの?何か、おれに、用事でも?」

動揺しまくりで声が震えました。

おれカッコワル。

「・・・大事な、大事な話があるんです。」

「大事な話?大事な話って?」

「ここじゃあ、ちょっと・・・。」

「あ、そうだね。

ちょっと待ってて、すぐ鍵開けるから。」

「あの、近くの公園で・・・。」

「・・・・・。」ダメダメだおれー。

公園へ向かうまでの間、僕たちは一言も言葉を交わさず、

気まずい気分をたっぷり堪能しました。

大事な話ってなんだろうか・・・。

「あんたマジキモイからメールとかよこさないでくれる?」

とか言われたら一生立ち直れませんよ?覚悟はよろしくて?

公園に着くと、妹さんは僕から少し離れ距離を置きました。

「Nさんはそこにいて下さい。動いちゃダメですよ。」

彼女はキョロキョロと辺りを見渡し、小さく深呼吸をしていました。

僕は妹さんをじっと見つめました。

これから何が始まるんだか・・・。

彼女は顔を上げ僕と視線を合わせました。

ドキッ。

「あたしNさんが好きです。」

「・・・・・・・・・・え?」

「あたしNさんのことが好きなんです。」

えっ、なんつった?おじいちゃん耳が遠くてよく聞こえなかったよ。

「好きって、何、人として?年上として?えっ、ちょっ、ナニ、待って!えっ?」

「愛してるって意味です・・・。」

「・・・・・・・・・。」

嫌われているとずっと思っていたのに、実は好きでしたって・・・何それ。

「本気で、言ってるの?」

「本気です。」

「でも、彼氏いるんでしょ。」

「別れました。」

「別れた?」

「Nさんの方が、ずっと好きだったから・・・。」

「・・・・・。」

絶句でした。

「いや、でも、おれ、君のお姉ちゃんと付き合ってるんだよ?

好きって言われても・・・・。」

「分かってます。

Nさんはお姉ちゃんの彼氏だもん、好きになっていいわけがない・・・。

でも好きになっちゃったんです。

どうしようもないくらい好きなんです。

お姉ちゃんに負けないくらいずっと・・・。」

「・・・・・・。」

「でも、お姉ちゃんからNさんをとるなんてこと絶対したくない。

お姉ちゃんの幸せを壊したくないし、お姉ちゃんのつらい顔はもう見たくない。

でも、Nさんのことは好き・・・。」

「・・・・・・・。」

「Nさん、あたしのこと振ってください。」

「振る・・・?」

「あたしが今から本当の告白をしますから、Nさんにそれを断ってほしいんです。」

「・・・・・・。」

「もう、こんな気持ち耐えられないんです。

叶わない恋だって分かりきってるのに、

それでも諦めきれない自分がいて・・・。

だから・・・・」

彼女の声が震えました。

「Nさんの口から・・・好きな人がいるって。

とても大切な人がいるから、

だからあたしとは付き合えないって。

Nさんにそう言ってほしいんです。

そしたら、Nさんのこと、諦めることが、出来るから・・・・。」

妹さんの頬を涙がつたいました。

彼女は声を漏らさないように必死に下唇を噛み、

震える身体を手で抑えました。

ああ、この子の気持ちは本物なんだ。

僕はその彼女の想いを全て否定してやらなければいけないのか。

胸がすごく苦しくなりました。

本当に胸が張り裂けそうな、そんな苦しみでした。

でも、彼女のためにも言ってあげないと・・・・・。

僕は小さく頷きました。

「分かった・・・・。」

彼女は涙をぬぐい、精一杯の笑顔をつくりました。

「いいですか、本気で断ってくださいね。ちょっとの事じゃぁ、Nさんのこと諦められないと思うから・・・。」

僕はもう一度頷きました。

うん。

妹さんはもう一度涙をぬぐい、目を閉じました。

そして彼女は目を開け、僕に言いました。

「あたし、Nさんのことがずっと前から好きでした。

初めて会ったあの日からずっとです。

一目惚れしちゃったんです。

その日からずっとNさんのことが頭から離れない。

家に居るときも、学校にいるときも、友達と遊んでいるときも、

ずっと、ずっとです。

Nさんを忘れたことなんか一日もありません。

Nさんとデートしたり、キスしたり・・・エッチしたり、

そんなこと毎日考えちゃいます。

そのぐらい好きなんです。

大好き・・・。

こんなに人を好きになったのは初めて。

好き過ぎておかしくなりそうなんです。

Nさんに愛してもらいたい。

ずっと一緒にいてもらいたい。

Nさんと付き合いたい。

Nさんの彼女になりたい・・・・。」

・・・・・・・・・Hちゃん。

「あたしと、付き合ってください。」

「・・・・おれ、好きな人がいるんだ。

だから、君とは、付き合えない。」

「あたしは、その人なんかよりも、ずっとNさんのことを愛しています。」

「そうかもしれないけど、君とは付き合えない・・・。」

「あたしは、その人よりも、Nさんを幸せにしてあげられます。」

「それでも、出来ない・・・・。」

「・・・・・・・そんな言い方じゃ、あたしの気持ちは変わりませんよ。」

「・・・・・・・。」

・・・・・・・・・Hちゃん。

「・・・・・おれも、こんなに人を好きになったのは初めてなんだ。その子のことが好きで、好きで、どうしようもないくらい大好きで。好きって言葉じゃ表現しきれないほど好き。」

「・・・・・・。」

「もう、その子じゃないとだめみたいなんだ。

彼女といるとすごくホッとするし、キスをすると気持ちがすごく震える。

抱き合うと涙が出そうになる。

他の子じゃ、こんな風に感じることが出来ないと思う。

だから、彼女を離したくないし、離れたくもない。

ずっと一緒にいたい。

他の子じゃだめなんだ。

Hちゃんじゃないと・・・・。

Yちゃんじゃだめなんだ。」

「・・・・・・・・・。」

「だから、Yちゃんとは付き合えない・・・・。」

「ごめん」って言いそうになったけど、ぐっと堪えて呑み込みました。

「・・・・・・・分かりました。

よかった、これでNさんのこと・・・・諦められます。」

妹さんは笑いました。

「お姉ちゃんには敵わないな。」

その後彼女は盛大に泣いて、泣いて。

道行く人に不審な眼で見られても、それでも泣いて。

僕は彼女の傍にいてあげて。

でも、彼女には一切触れなくて。

今、優しくしてあげてはだめなんだと思って。

彼女の気持ちが落ち着いてきて。

ブランコにゆられて・・・。

「・・・・はあ、すごくスッキリしました。こんなに泣いたの久しぶり。」

「・・・・・・。」

「失恋ってこんなに辛かったっけ。・・・でも全然嫌な気分じゃないです。」

「そっか・・・。」

「でも、当分はブルーな気持ちで過ごすと思います。」

「そう・・・。」

彼女は立ち上がりました。

「じゃあ、帰ります・・・・。」

「あのさ。」

僕も立ち上がりました。

「これからは、友達としてやっていけるよね?」

「はい。今は無理だけど、絶対なれます。」

「・・・笑ってバイバイしよっか。」

僕は手をひらひらと振り、ぎこちない笑顔をつくりました。

「またね。」

妹さんもにっこり笑い、何も言わず公園を出て行きました。

彼女の姿が見えなくなった後、僕は泣きながらアパートに戻りました。

ちょっ、あんた、こっち見ないでよ。

恥ずかしいだろ。

次の日、Hちゃんがうちのアパートに来ました。

彼女はやたらと機嫌がよく、僕の顔のいたるところにキスを浴びせました。

そのまま僕をベッドに押し倒し、唇にちゅっとキスをしました。

「なに、どうしたの?」

「あたしもNさんじゃないとだめです。」

「え?」

「あたしもNさん以外のヒトは考えられません。」

あっ!と思いました。

妹さん昨日のこと言っちゃったの!!?

「Yちゃんから聞きましたよ。Nさんがあたしのこと、どうしようもないくらい好きだって。ずっと一緒にいたいって。」

「・・・・・・・・・・・・。」

「あたしも好きです。死にそうなくらい大好きです。ずっと一緒にいたいです。」

「・・・・・・・・・・・・。」

Hちゃん・・・・・・。

「Nさん、涙が・・・・。」

僕は彼女を抱きしめました。

「ごめんね、おれ、Hちゃんが好きだよ。大好きだよ。うそじゃ、ないから。」

「大丈夫ですよ。Nさんの気持ち、ちゃんと伝わってますよ。」

彼女は僕の涙をぺろっと舐めました。

止めようと思っても涙は止まってくれませんでした。

どうやら妹さんは僕と仲直りすることが出来たと言ったようです。

機嫌がよかったのはこれもあったみたい。

それからの僕と妹さんは、以前のような親しい関係に戻りつつあります。

この前、Hちゃんの家に遊びに行ったとき、妹さんが笑顔で、

「いらっしゃいNさん。ゆっくりしていってね。」と言ってくれました。

強い子だなって思いました。

まだギクシャクしたところはあるけれど、

大丈夫、うまくやっていけます。

いつか妹さんに大切な人ができますように。

本当のことを言えば、妹さんに告白されたとき、

その場から逃げ出したかったんですよ。

代わってくれる人がいるなら、僕は喜んで代わりました。

だってあのとき、僕は彼女のことを好きになりかけていましたから。

妹さんの告白でHちゃんへの想いが嘘のように薄れていったんです。

今までHちゃんを本当に愛していたのかっていうぐらい簡単に。

妹さんのことで頭がいっぱいになりました。

「おれはHちゃんが好きなんだ、Yちゃんじゃない」って必死に思いました。

そう思っていないと本当に妹さんを好きになりそうだったからです。

独りになった後すごくこわくなりました。

妹さんを振ったときの言葉は、本当に僕の本心なのかって。

咄嗟に出てきた嘘をそれらしく言っただけじゃないのかって。

本当はHちゃんを愛していないんじゃないかって。

何度も自分に問いかけました。

でも次の日、Hちゃんと会って、

彼女に抱きしめられ、僕は泣きました。

「ああ、やっぱりこの子が大好きだ。離したくない。」

心からそう思えたからです。

そう思えたことがとても嬉しくて、涙が止まりませんでした。

Hちゃんが愛おしくてたまりませんでした。

もしYちゃんと付き合うことになったとしても、

うまくやっていけると思います。

幸せになれると思います。

でも、やっぱりHちゃんじゃないとだめなんです。

一緒にいるだけで幸せって、そう感じたのはHちゃんが初めてだったから。

自分の気持ち全てをさらけ出してみました。

なんだかスッキリ爽快です。

少し恥ずかしいけど。

Mって微妙ながらも皆さんには人気なのでしょうか。

今回は番外編ってことでMのことについて書いてみます。

最近彼氏とケンカしたらしく、その八つ当たりの矛先が僕に向けられています。

何か嫌なことがある度に、

「お酒飲むわよ。」と問答無用で僕の部屋に上がりこみます。

いつもの事だから慣れているんですけどね。

根気よく彼女の愚痴を聞いては、うんうんと頷き、

空になったコップにお酒の注いでやる。

完全にやけ酒状態です。

しかもこの子、酔うとキス魔になるの。

誰でも構わずってわけじゃなく、一応相手を選んでいるみたいですが、

僕は彼女のキスの許容範囲内にいるらしく、

飲む→チュっ→飲む→チュっのループ&ループです。

しかし僕も彼女がいる身。

Hちゃんと付き合うようになってからMのキスを一度も許していません。

付き合う前まではMのキスを快く受け入れていましたけどね。

これ、男の悲しい性。

でも最近、キスを拒むと代わりに拳が飛んでくるようになりました。

「ちょっと、何かわしてんのよ!殴るよ!!」

もう殴ってますよ!ちょっ、やめてっ、顔抓んないで、蹴らないで!

ドメスティックバイオレンス!ドッキュン、ドッキュン!

そして、一通り暴れ終わると今度は、

気持ち悪い→トイレ→気持ち悪い→トイレのエンドレスです。

それも落ち着くと眠りに就き、起きたときには綺麗さっぱり記憶が消えています。

でもこのやけ酒は、彼女の気持ちの切り替えの儀式みたいなもので、

大抵のことであれば、このやけ酒でいつもの元気なMに戻れます。

恐ろしく切り替えの早い子です。

そして羨ましい。

「おっし、もう大丈夫。じゃあねN。Hちゃんと仲良くやんなよ!」

「お前もな・・・・・。」

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